2023年7月16日(日)
(八ヶ岳山荘↑)
その先にある赤岳山荘への道も満車の文字↓
寝ずに来たため眠さは半端なく、ここで仮眠を取るつもりだったが、既に出発する人もおり、結局は出発準備をした(結果正解だったが)。
3時40分 美濃戸口登山口より出発。
ここに停めたかったな。
5時52分 テントが見えて来た。
現在地は[赤岩の頭]と呼ばれる場所。
硫黄岳はこの先で間違いなかった。
もちろん地図アプリや、ガーミンでも随時チェックしている。
次のケルンでグローブを装着。
一部指が出てるので、スマホや細かい動作に便利だが、指先が冷たくなるほど寒かった。
突風のような風が時折吹き、体が持っていかれるが、この辺りは広いので滑落の心配はない。
8時20分 山小屋が見えて来た↓
この後、こんなのが沢山ある。
9時06分 横岳に到着。
中身はウィルキンソン(最高だ)。
次の峰に進む。
9時30分 三叉峰(さんしゃほう)に到着。
(ここはやや直登の岩場で苦労した)。
苦労した箇所を振り返る↓
(あの岩場を左裏から通ってきた)
まだまだ稜線は続く。
今のところ周辺に問題ないとの事。
急登を登りきるも、まだ最後にひと踏ん張り↓
10時56分 赤岳頂上山荘に到着。
このまま行って見る。
このくらいの登りはもう慣れた↓
赤岳山頂は見えたが、何だか人が多そう↓
結構伸びるので今更ながらびっくり。
(ストラップが入った)
向こうに見えるのはサンメドウズスキー場かな?
スキー場から見上げていたのは赤岳だったのか。
周囲の景色を眺めながら、最後のゼリー飲料(これもアミノバイタル)を頂いた。
下山も体力を使うのでバテないように。。。
今回の山行はここまで。
一度は行ってみたい八ヶ岳。
これまで高山は事前準備が必要なため敬遠しがちだったが、登山用品を一新し、近場の山で足慣らしも出来たので、今回は意を決し八ヶ岳にチャレンジ。
八ヶ岳はいくつかの山々の総称であり、その中でも最高峰とされる[赤岳]を目指す。
最初は美濃戸口と呼ばれる登山口から、赤岳のみをピストンする考えだったが、せっかくなので[硫黄岳]>[横岳]>[赤岳]と縦走する事とした。
左側からスタートし、北側ルートを歩き、稜線に出たら南に下り、南側ルートで戻ってくる。
(いわゆる時計回り)
前日の土曜日は早めに就寝するも、登山の事が気になりほとんど寝れず、0時には自宅を出発。
R20をメインで走るも、登山口の駐車場が満車の可能性もあるため、勝沼より中央道に乗る。
3時には八ヶ岳山荘駐車場に到着するも、沿道のクルマの列を見て愕然。
ダメだったか。。。
他のクルマも引き返しており、皆さん沿道に停めていた。
(八ヶ岳山荘↑)
その先にある赤岳山荘への道も満車の文字↓
仕方がないので、しばらく下った先の沿道にクルマを停め、少しお腹を満たす。
あらかじめガーミンに投入しておいた登山ルートだが、スタート地点はここから1時間先の[美濃戸登山口]にしてある。
寝ずに来たため眠さは半端なく、ここで仮眠を取るつもりだったが、既に出発する人もおり、結局は出発準備をした(結果正解だったが)。
3時40分 美濃戸口登山口より出発。
この先の美濃戸登山口と似てるのでややこしい。
暗闇の中ヘッドライトを点け、黙々と林道を歩いて行く。
眠気で頭がボーっとしていたが、ウォーミングアップと気持ちを切り替え歩みを進めると、空が少し明るくなってきた。
4時22分 赤岳山荘に到着。
ここに停めたかったな。
他の駐車場もあるが、こちらも満車。
バイクで来ている人もいた。
バイクで来ている人もいた。
ようやく[美濃戸登山口]に入り、少し進むと[北沢]と[南沢]の分岐。
[赤岳鉱泉]や[硫黄岳]を経由する北沢を選択。
しばらく、なだらかな林道が続く。
しばらく、なだらかな林道が続く。
5時03分 堰堤(えんてい)広場に到着。
ここから先は登山道となる。
北沢に沿って歩く。
後で分かったが、[北沢]の方がなだらかで歩きやすく、下山も苦にならなそう。
水量のある沢は涼しく、川底が赤くなっている。
ここから先は登山道となる。
北沢に沿って歩く。
後で分かったが、[北沢]の方がなだらかで歩きやすく、下山も苦にならなそう。
水量のある沢は涼しく、川底が赤くなっている。
この先にある赤岳鉱泉の成分だろうか。
5時52分 テントが見えて来た。
更に歩くとあちこちにテントが現れ、赤岳鉱泉に着いたのが分かった。
5時56分 赤岳鉱泉に到着。
とても立派な山小屋。
5時56分 赤岳鉱泉に到着。
とても立派な山小屋。
今回、山小屋泊も考えたが予約は取れないだろうと思い、下山してから健康ランドに泊まる。
腰を降ろし、ゼリー飲料と水分を補給。
腰を降ろし、ゼリー飲料と水分を補給。
タオルを1本使うほど汗だくだったが、じっとしていれば涼しく、ダウンを着ている人もいた。
ここでトイレを借りるが、宿泊者以外は小屋の端にあるトイレを利用する。
男性トイレは行列が出来ており、15分ほど待ったあとようやく入れた。
既に多くの方が[硫黄岳]や[行者小屋]へ向け出発していたので、自分もそろそろ腰を上げる。
6時27分 赤岳鉱泉を出発。
トイレで時間を取ってしまった。
さっきまでの道のりと打って変わり、斜度もあり登山道っぽくなる。
中盤になるとやや登りもキツくなるが、腹式呼吸でゆっくりペースを保ち黙々と歩いた。
トイレで時間を取ってしまった。
さっきまでの道のりと打って変わり、斜度もあり登山道っぽくなる。
中盤になるとやや登りもキツくなるが、腹式呼吸でゆっくりペースを保ち黙々と歩いた。
昨夜はアメが降ったのか、木々から落ちる雨粒が顔に当たるが、周囲が真っ白なのもありちょっと怪しげな天気。
ザックにはレインカバーを付け、自分はそのまま様子見とした。
ザックにはレインカバーを付け、自分はそのまま様子見とした。
7時35分 稜線っぽい所に出る。
現在地は[赤岩の頭]と呼ばれる場所。
硫黄岳はまだこの先。
こっちかなぁ。
真っ白でルートがよく見えない。
少し歩くとケルンかある。
こっちかなぁ。
真っ白でルートがよく見えない。
少し歩くとケルンかある。
硫黄岳はこの先で間違いなかった。
しかし、谷から吹く冷たい横風で体が冷える。
半袖では厳しくなってきたので、上着を1枚羽織り、ここから先はメットも装着。
あれが硫黄岳かな。
半袖では厳しくなってきたので、上着を1枚羽織り、ここから先はメットも装着。
あれが硫黄岳かな。
まるで天気の悪い富士山頂を思い出す。
途中で道が分からなかったが、何となく進むと、ややガレたルートとなる。
(写真中央を突き進む)
息を切らせつつも、8時には硫黄岳に到着。
周囲に何もなく、そして丘のように広い。
次に目指すのは[横岳]
周囲に何もなく、そして丘のように広い。
次に目指すのは[横岳]
こう真っ白だと、行き先表示やケルンが頼り。
もちろん地図アプリや、ガーミンでも随時チェックしている。
次のケルンでグローブを装着。
一部指が出てるので、スマホや細かい動作に便利だが、指先が冷たくなるほど寒かった。
突風のような風が時折吹き、体が持っていかれるが、この辺りは広いので滑落の心配はない。
8時20分 山小屋が見えて来た↓
横風を避けるような位置に作られていたのは[硫黄岳山荘]。
山荘の中には入らず、ここで腰を降ろし休憩。
ちょうど風は当たらなかった。
今回、バテさ防止のためアミノバイタルを飲む。
出発前にも飲んだが、効いてるのかなぁ?
ゼリー飲料も2つ目を消費。
すぐ近くには高山植物。
こんな所でも咲く生命力がスゴい。
横岳に向け出発するも、また突風に煽られる。
出発前にも飲んだが、効いてるのかなぁ?
ゼリー飲料も2つ目を消費。
すぐ近くには高山植物。
こんな所でも咲く生命力がスゴい。
横岳に向け出発するも、また突風に煽られる。
危険はないが、向かい風じゃなく良かった。
(煽られている様子↑)
硫黄岳から硫黄岳山荘までは長い下りだったが、横岳までは登り調子。
横に伸びる鎖場から、その先はハシゴもある↓
この後、こんなのが沢山ある。
9時06分 横岳に到着。
ここで自撮り棒を使ってみた。
腰を降ろし休憩する。
今回、炭酸用の水筒を持参。
中身はウィルキンソン(最高だ)。
10分ほど休憩し、痩せ細った尾根を進む。
高度感のある場所を下る↓
左右は崖だが、周囲が真っ白で下まで見えにくく、あまり恐怖感はない。
9時20分 無名峰に到着。
次の峰に進む。
9時30分 三叉峰(さんしゃほう)に到着。
この上に峰があり、記念に撮影。
赤岳方面を望む↓
まだ真っ白。
ここから、ひと癖あるルートになる。
岩場の登り降りが連続する。
また互いに行き交うため、登り待ちなどもあり、なかなかペース通りに進めない。
岩場ではルートが不明瞭な箇所もあり、前を行く人がいたので何となく分かった。
(ここはやや直登の岩場で苦労した)。
苦労した箇所を振り返る↓
(あの岩場を左裏から通ってきた)
まだまだ稜線は続く。
登って来る人を待つことで休憩にもなる↓
(ここも降りるのに苦労した)
振り返るとこんな感じ↓
逆ルートも大変そう。。。
これは[りんどう]かな。
日が当たらないので閉じている。
ハシゴの登り待ち渋滞↓
10分弱は待ったかな。
赤岳方面は少し視界が開けてきた。
そして、ようやく次のポイントに到着する。
そして、ようやく次のポイントに到着する。
10時16分 地蔵ノ頭に到着。
やっと、ここまで来れた。
やっと、ここまで来れた。
行者小屋から直登で来れる地蔵ノ頭。
最初はこのルートで登る考えだった。
その先には山小屋も見えている。
10時21分 赤岳展望荘に到着。
もう赤岳も近い。。。
と思いきや、このあとまだ一踏ん張りあった。
(ヤマザキのコンテナ↑)
休憩するか迷ったが、あと少しのため突き進む。
赤岳はまだ雲の中↓
そして、最後の急登へ。。。
ここは落石しないよう気を使う場所。
ほぼ45度に近いような急登。
下ってくる登山者もいるため、メットを装着していると安心。
先に行くエキスパート風な方々は、長野県警の山岳パトロール隊員↓
今のところ周辺に問題ないとの事。
急登を登りきるも、まだ最後にひと踏ん張り↓
そして。。。
10時56分 赤岳頂上山荘に到着。
この先に見えるのが赤岳山頂↓
このまま行って見る。
このくらいの登りはもう慣れた↓
赤岳山頂は見えたが、何だか人が多そう↓
時間はちょうど11時。
山頂での記念撮影待ちの列に並ぶ。
今のうちに自撮り棒を準備。
結構伸びるので今更ながらびっくり。
笑顔もほころぶ。
11時06分 ようやく赤岳山頂に到着。
(ストラップが入った)
ここまで長かった。。。
あまりスペースがない場所に腰を下ろし、ぺしゃんこになったおにぎりを頂く。
あまりスペースがない場所に腰を下ろし、ぺしゃんこになったおにぎりを頂く。
他の人も同じのよう。
向こうに見えるのはサンメドウズスキー場かな?
スキー場から見上げていたのは赤岳だったのか。
周囲の景色を眺めながら、最後のゼリー飲料(これもアミノバイタル)を頂いた。
下山も体力を使うのでバテないように。。。
今回の山行はここまで。
下りに関しては別で綴ります。ーDankeー