■メイン写真
日本岩からの大展望を堪能する
■今回のコース
五番関登山口前(クルマ1台をデポ)⇒清浄大橋(もう1台を駐車)→お助け水→
洞辻茶屋→陀羅尼助茶屋→鐘掛岩→西ノ覗→山上ヶ岳→日本岩→洞辻茶屋→
長い鎖場→今宿跡→鍋冠行者堂→五番関→五番関登山口前(クルマ回収)⇒
清浄大橋(クルマ回収)⇒天の川温泉
先週に引き続き、少しコースを変えて、山上ヶ岳に行ってきた。
今回は岳友たちと一緒なので、わいわいしゃべりながら楽しく歩けた。
清浄大橋の女人結界門をくぐって登山スタート。
平地は35度になったこの日だが、ここの気温は24度。涼しい!!
それでも、登っていると汗が噴き出す。
次々と、山伏装束の人たちが下山してくる。
「ようお参り」の挨拶も、こう人がたくさんいると疲れてくるが、
欠かさず対応。
休日は、空いている茶屋もある。洞辻茶屋では法螺貝も並ぶ。
陀羅尼助茶屋も営業しており、今まで疑問だったことを店の方に聞いてみた。
一部のガイド本で、この茶屋の名称が「陀羅助茶屋」となっているのだが、
「陀羅助茶屋」、「陀羅尼助茶屋」のどちらが正しい名称なのか。
即答、「陀羅尼助茶屋」であった。
地名って大事だ。地元の人に実際に取材するのが一番だ。
もちろん、記念?に、陀羅尼助丸を1封、購入。
油こぼしの桟道の上にある、小鐘掛の鎖場を登る。
鐘掛岩からの眺め。この日は少しガスが出ていたが、それがまた
修験道の神秘的な雰囲気を高めてくれている。
西ノ覗が見えてきた。
西ノ覗から、岩の下を覗く、S山岳部長のIM川さん。
高度感はハンパじゃない。落ちないでね~
吉野山系の山上宿坊、勢揃いのシーン。
左から竹林院宿坊、東南院宿坊、喜蔵院宿坊、桜本坊宿坊。
宿坊周辺は、シシウドの花が真っ盛りである。
大峰山寺に到着。
今日、同行されたY田氏は錫杖を持参。焼き印を押してもらえた。
山上ヶ岳の山頂。一等三角点がある湧出岩。
ノブちゃん、Y田氏、T知さんの3名は、今回、初登頂を果たした。おめでとー!
日本岩に寄ってから、下山ルートを通って洞辻茶屋に戻る。
洞辻茶屋からは、奥駈道を下る。
ブナ、カエデが非常に美しい尾根である。
ふと振り返ると、山上ヶ岳がテーブルマウンテンのように望めた。
ほどなく、長い鎖場に差し掛かるが、それほどの難所でもなく、
一度も鎖に触れることなく下降できる。
雨で岩が濡れたりしたら、重宝するに違いない。
今宿跡。勝負塚山へのアクセスは、ここから。
古い遭難碑。
さらに150mほど進んだところにある160丁石。
鍋冠行者堂。
役行者がここで大蛇に襲われたとき、鍋を頭に被って難を逃れ、
この蛇を退治したとの伝説が残る。
なお、鍋冠の読み方であるが、「なべかつぎ」との誤読が非常に多いが、
正しくは「なべかづき」である。古文をちょっとかじったことがある人なら
お分かりのことだろうが、鍋を担いだのではなく、被いた(かづいた)のだから。
古文を知らない人でも、もともと「お伽草子」の一編で、
童話として知られる「鉢かづき姫」で、「かづく」の語が出てくるので
おなじみだろう。
鍋冠行者堂から少し進むと、奥駈道と横駈の分岐がある。
今回はワイルドな横駈をとる。
ずっとトラバースの道で、固定ロープが1カ所、鎖場が1カ所ある。
予想よりかなり早く、五番関に到着。
下山して、クルマを回収してから洞川温泉センターに向かったが、
駐車場は満車で、ゲートから入場待ちのクルマの列ができていた。
さらに、大型の観光バスも駐車しており、異常な混雑ぶりが見て取れたので、
天の川温泉に転進。
天の川温泉もかなり混んでいたが、それでも待たずに入浴できた。
ちなみに、ここは9月1日から改装のため、半年ほど閉まる。
最後に橿原市立かしはら万葉ホールの5階にあるレストラン「ほうらんや」で
奈良の食材を使った肉料理に舌鼓。
偶然にも、この日は三輪の「おんぱら祭奉納花火大会」の日。
窓の外には大輪の花火がばんばん打ち上っていた。
日本岩からの大展望を堪能する
■今回のコース
五番関登山口前(クルマ1台をデポ)⇒清浄大橋(もう1台を駐車)→お助け水→
洞辻茶屋→陀羅尼助茶屋→鐘掛岩→西ノ覗→山上ヶ岳→日本岩→洞辻茶屋→
長い鎖場→今宿跡→鍋冠行者堂→五番関→五番関登山口前(クルマ回収)⇒
清浄大橋(クルマ回収)⇒天の川温泉
先週に引き続き、少しコースを変えて、山上ヶ岳に行ってきた。
今回は岳友たちと一緒なので、わいわいしゃべりながら楽しく歩けた。
清浄大橋の女人結界門をくぐって登山スタート。
平地は35度になったこの日だが、ここの気温は24度。涼しい!!
それでも、登っていると汗が噴き出す。
次々と、山伏装束の人たちが下山してくる。
「ようお参り」の挨拶も、こう人がたくさんいると疲れてくるが、
欠かさず対応。
休日は、空いている茶屋もある。洞辻茶屋では法螺貝も並ぶ。
陀羅尼助茶屋も営業しており、今まで疑問だったことを店の方に聞いてみた。
一部のガイド本で、この茶屋の名称が「陀羅助茶屋」となっているのだが、
「陀羅助茶屋」、「陀羅尼助茶屋」のどちらが正しい名称なのか。
即答、「陀羅尼助茶屋」であった。
地名って大事だ。地元の人に実際に取材するのが一番だ。
もちろん、記念?に、陀羅尼助丸を1封、購入。
油こぼしの桟道の上にある、小鐘掛の鎖場を登る。
鐘掛岩からの眺め。この日は少しガスが出ていたが、それがまた
修験道の神秘的な雰囲気を高めてくれている。
西ノ覗が見えてきた。
西ノ覗から、岩の下を覗く、S山岳部長のIM川さん。
高度感はハンパじゃない。落ちないでね~
吉野山系の山上宿坊、勢揃いのシーン。
左から竹林院宿坊、東南院宿坊、喜蔵院宿坊、桜本坊宿坊。
宿坊周辺は、シシウドの花が真っ盛りである。
大峰山寺に到着。
今日、同行されたY田氏は錫杖を持参。焼き印を押してもらえた。
山上ヶ岳の山頂。一等三角点がある湧出岩。
ノブちゃん、Y田氏、T知さんの3名は、今回、初登頂を果たした。おめでとー!
日本岩に寄ってから、下山ルートを通って洞辻茶屋に戻る。
洞辻茶屋からは、奥駈道を下る。
ブナ、カエデが非常に美しい尾根である。
ふと振り返ると、山上ヶ岳がテーブルマウンテンのように望めた。
ほどなく、長い鎖場に差し掛かるが、それほどの難所でもなく、
一度も鎖に触れることなく下降できる。
雨で岩が濡れたりしたら、重宝するに違いない。
今宿跡。勝負塚山へのアクセスは、ここから。
古い遭難碑。
さらに150mほど進んだところにある160丁石。
鍋冠行者堂。
役行者がここで大蛇に襲われたとき、鍋を頭に被って難を逃れ、
この蛇を退治したとの伝説が残る。
なお、鍋冠の読み方であるが、「なべかつぎ」との誤読が非常に多いが、
正しくは「なべかづき」である。古文をちょっとかじったことがある人なら
お分かりのことだろうが、鍋を担いだのではなく、被いた(かづいた)のだから。
古文を知らない人でも、もともと「お伽草子」の一編で、
童話として知られる「鉢かづき姫」で、「かづく」の語が出てくるので
おなじみだろう。
鍋冠行者堂から少し進むと、奥駈道と横駈の分岐がある。
今回はワイルドな横駈をとる。
ずっとトラバースの道で、固定ロープが1カ所、鎖場が1カ所ある。
予想よりかなり早く、五番関に到着。
下山して、クルマを回収してから洞川温泉センターに向かったが、
駐車場は満車で、ゲートから入場待ちのクルマの列ができていた。
さらに、大型の観光バスも駐車しており、異常な混雑ぶりが見て取れたので、
天の川温泉に転進。
天の川温泉もかなり混んでいたが、それでも待たずに入浴できた。
ちなみに、ここは9月1日から改装のため、半年ほど閉まる。
最後に橿原市立かしはら万葉ホールの5階にあるレストラン「ほうらんや」で
奈良の食材を使った肉料理に舌鼓。
偶然にも、この日は三輪の「おんぱら祭奉納花火大会」の日。
窓の外には大輪の花火がばんばん打ち上っていた。