今年最後の山岳部の例会は、曽爾・古光山。標高は1000mに及ばず、2時間ちょっとで山頂を往復できる程度だといって侮ると、とんだしっぺ返しが来る山だ。とにかく急斜面の上り下りが続く。フィックスロープが張ってある率が非常に高い山なのだ。
今年は皆、ザイルに親しんだ年だった。その締めくくりに、3点支持が要求される山に登るなんて、オシャレじゃないか!
オマケに下山すれば曽爾の「お亀の湯」に浸かり、そのあとは「曽爾ファームガーデン」で地ビールとおいしい料理三昧ときたもんだ!ここで打ち上げ会をしよう、参加者がいっぱいいたら、バスをチャーターしよう、なんて考えていた。
しかしフタを開けてみると参加者は6人。クライミング練習の時よりも少ない。しかも、朝から小雨が止まない。降水確率20%なのに…
とはいえ、今年、メいっぱいエンジョイした仲間達となら、愉快な山行になるに違いない。
長尾峠をまだ南に進むと、駐車できる広場がある。ここで雨が止むのを待ち、カッパを着込み出発。後古光山まで500mもないラクラク・アプローチだ。たやすく稜線に乗ると、長い木製階段。立派なクサリが付けられていて少々ガッカリ。アッという間に後古光山のピークだ。長尾牧場と、2車線の立派な道路が西側眼下に見える。
ここから先、いきなりの急下降だ。ロープが必要以上に張ってある。「せっかくだから、ハンディを課す。できるだけロープを持たないように。」と注文を付ける。今日、先頭を歩くのは、元気者ふみちゃん。慣れないナビゲーターに少々戸惑いながらも、持ち前のガッツとプラス思考でがんばっている。
フカタワ(鞍部)を過ぎ、再び急登。黒い泥がよくスベる。宇宙人I村さんは、このあたりからズルズルやり始め、とうとう山頂直下で大転倒を演じる。ちょうど、先を歩いていたともちゃんがカメラを構えた直後に、見事にコケてくれたので、いい写真が撮れた。
キナバルK本さん改めポチK本さんがめざましい成長を遂げたのとは裏腹に、宇宙人I村さんの抱腹絶倒転倒人生は続く。古光山三角点ピーク(952m)を過ぎ、さらに南の960m最高点を目指す。大峰山脈バリのヤセ尾根をたどり、展望の良い露岩の尖峰を越え、最後の急登をこなすと、最高点だ。ここから大峠に下りても
300m程度だ。今日は車1台なので元に戻るのだが。(つづく)
今年は皆、ザイルに親しんだ年だった。その締めくくりに、3点支持が要求される山に登るなんて、オシャレじゃないか!
オマケに下山すれば曽爾の「お亀の湯」に浸かり、そのあとは「曽爾ファームガーデン」で地ビールとおいしい料理三昧ときたもんだ!ここで打ち上げ会をしよう、参加者がいっぱいいたら、バスをチャーターしよう、なんて考えていた。
しかしフタを開けてみると参加者は6人。クライミング練習の時よりも少ない。しかも、朝から小雨が止まない。降水確率20%なのに…
とはいえ、今年、メいっぱいエンジョイした仲間達となら、愉快な山行になるに違いない。
長尾峠をまだ南に進むと、駐車できる広場がある。ここで雨が止むのを待ち、カッパを着込み出発。後古光山まで500mもないラクラク・アプローチだ。たやすく稜線に乗ると、長い木製階段。立派なクサリが付けられていて少々ガッカリ。アッという間に後古光山のピークだ。長尾牧場と、2車線の立派な道路が西側眼下に見える。
ここから先、いきなりの急下降だ。ロープが必要以上に張ってある。「せっかくだから、ハンディを課す。できるだけロープを持たないように。」と注文を付ける。今日、先頭を歩くのは、元気者ふみちゃん。慣れないナビゲーターに少々戸惑いながらも、持ち前のガッツとプラス思考でがんばっている。
フカタワ(鞍部)を過ぎ、再び急登。黒い泥がよくスベる。宇宙人I村さんは、このあたりからズルズルやり始め、とうとう山頂直下で大転倒を演じる。ちょうど、先を歩いていたともちゃんがカメラを構えた直後に、見事にコケてくれたので、いい写真が撮れた。
キナバルK本さん改めポチK本さんがめざましい成長を遂げたのとは裏腹に、宇宙人I村さんの抱腹絶倒転倒人生は続く。古光山三角点ピーク(952m)を過ぎ、さらに南の960m最高点を目指す。大峰山脈バリのヤセ尾根をたどり、展望の良い露岩の尖峰を越え、最後の急登をこなすと、最高点だ。ここから大峠に下りても
300m程度だ。今日は車1台なので元に戻るのだが。(つづく)