知らない間に、「イカロスの山」(画・塀内夏子)の3巻、4巻が出ていた。
いろいろと忙しくて、ともちゃんが仕入れてから1週間以上、読まないままだった。いや、ホントに忙しいのだ。最近。もちろん山関係に、なのだが。
物語は、とりあえずドロドロ三角関係にはならずに、主人公の平岡と三上は、いよいよ未踏の8000m峰に臨む。外国隊の撤退で、日本隊に初登頂のチャンスが訪れる。当初、平岡と組むはずだった若手パートナーも負傷し、無念の下山。三上がアタックのパートナーとなる。こうしてストーリーは、じつに硬派に、そして純粋に、山との闘いが繰り広げられる。
ちょうど、クライミング練習から帰ってきた夜に読んだので、かなりリアル感を持てた。もちろん自分は8000m峰も、氷雪の登攀もやらない(やれない)だろうけど、妙に身近に読める。
それにしてもクロアチア隊の旧友を救い出してC2まで下りて、なお、自ら頂上を目指して登り返すタフさには驚かされる。でも、こういう人、確かに現実にいらっしゃったなぁ。その現実の英雄はヒマラヤに消えたが、平岡と三上には、絶対に生き続けてほしいものだ。山の「死にオチ」は飽きた。
いろいろと忙しくて、ともちゃんが仕入れてから1週間以上、読まないままだった。いや、ホントに忙しいのだ。最近。もちろん山関係に、なのだが。
物語は、とりあえずドロドロ三角関係にはならずに、主人公の平岡と三上は、いよいよ未踏の8000m峰に臨む。外国隊の撤退で、日本隊に初登頂のチャンスが訪れる。当初、平岡と組むはずだった若手パートナーも負傷し、無念の下山。三上がアタックのパートナーとなる。こうしてストーリーは、じつに硬派に、そして純粋に、山との闘いが繰り広げられる。
ちょうど、クライミング練習から帰ってきた夜に読んだので、かなりリアル感を持てた。もちろん自分は8000m峰も、氷雪の登攀もやらない(やれない)だろうけど、妙に身近に読める。
それにしてもクロアチア隊の旧友を救い出してC2まで下りて、なお、自ら頂上を目指して登り返すタフさには驚かされる。でも、こういう人、確かに現実にいらっしゃったなぁ。その現実の英雄はヒマラヤに消えたが、平岡と三上には、絶対に生き続けてほしいものだ。山の「死にオチ」は飽きた。