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■メイン写真
ススキが見ごろを迎えたお亀池。空はすっかり秋。
■今回のコース
南出口バス停⇒池の平高原⇒石畳の道入口→亀山峠→展望広場(二本ボソ)方面→
亀山峠→亀山→お亀池→亀山峠→石畳の道入口⇒上太郎生バス停
秋の曽爾高原と言えば、ススキ。
定番だが、大多数のハイカーや旅行者は、奈良県の曽爾村側から来る。
人とはチョット違うことが好きなMr.Dashとともちゃんは、三重県津市美杉町の
太郎生からアプローチした。
中太郎生から林道で池の平高原へ。
池の平高原は、今から40年ほど前は湿原地帯で、湿性生物も豊富だったと
いわれている。湿原には木道が架けられ、観光客やハイカーも多かったそうだ。
今では湿原は消滅し、一面のススキの原っぱになり、訪れる人も少ない。
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しかし、池の平高原から見る倶留尊山は、岩壁の迫力がハンパでなく
素晴らしい山容美を誇っており、これだけで十分、太郎生側から登る
値打ちがある。
写真は左から倶留尊山、三ツ岩の879m峰、高槻山。
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くろそ山荘の横を通り過ぎ、亀山峠へ向かう石畳の道の入口に着く。
ここで舗装林道は終了だ。
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石畳は苔がついて、古道の趣がある。
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地形図の等高線を見ると、亀山峠まではものすごい傾斜なのだが、
この道は東海自然歩道。歩きやすくジグザグに切ってあり、
じつに快適に登っていける。
昔の人は本当に山を良く知っていたのだ。
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そして、ひょこんと尾根に飛び出ると、そこには見事な絶景が待っていた。
亀山峠に着いたのだ。
向かいに屏風岩、住塚山、国見山、兜岳、鎧岳が並んでいる。
まず、二本ボソの方に登っていく。二本ボソの手前に例の料金所(番小屋)が
あるので、この日はその手前の展望広場までとする。
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ここからの眺めは本当に素晴らしい。
ここは、中学1年の時に、野外活動部の夏合宿で来た思い出の場所だ。
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稜線から、東側に横たわる大洞山を見る。
99年、「ヤマケイJOY」で初めて記事を書かせていただいた思い出の山だ。
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亀山峠に戻り、今度は亀山を目指す。
途中、ちょっとした岩場があって楽しめる。
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亀山山頂から、古光山を望む。
ナナカマドやミズナラなど落葉広葉樹が育っている遊歩道を下り、
お亀池に下る。
お亀池では、中学生が宿泊の遠足か何かで来ており、はしゃぐ声が
遠くまで響いていた。
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お亀池の周回で見つけたナンバンギセル。
今では貴重な植物といえる。
この日は絶景とナンバンギセルを見ることができ、大満足。
曽爾高原では現在、お亀池の周囲に電灯を設置し、夜間にライトアップする
「曽爾高原 山灯り」イベントを実施中。時間が合えばこれも見たかったが
あまりに早く下山できたうえ、お亀の湯も定休日だったので、
待ちきれず帰宅してしまった。
ススキが見ごろを迎えたお亀池。空はすっかり秋。
■今回のコース
南出口バス停⇒池の平高原⇒石畳の道入口→亀山峠→展望広場(二本ボソ)方面→
亀山峠→亀山→お亀池→亀山峠→石畳の道入口⇒上太郎生バス停
秋の曽爾高原と言えば、ススキ。
定番だが、大多数のハイカーや旅行者は、奈良県の曽爾村側から来る。
人とはチョット違うことが好きなMr.Dashとともちゃんは、三重県津市美杉町の
太郎生からアプローチした。
中太郎生から林道で池の平高原へ。
池の平高原は、今から40年ほど前は湿原地帯で、湿性生物も豊富だったと
いわれている。湿原には木道が架けられ、観光客やハイカーも多かったそうだ。
今では湿原は消滅し、一面のススキの原っぱになり、訪れる人も少ない。
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しかし、池の平高原から見る倶留尊山は、岩壁の迫力がハンパでなく
素晴らしい山容美を誇っており、これだけで十分、太郎生側から登る
値打ちがある。
写真は左から倶留尊山、三ツ岩の879m峰、高槻山。
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くろそ山荘の横を通り過ぎ、亀山峠へ向かう石畳の道の入口に着く。
ここで舗装林道は終了だ。
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石畳は苔がついて、古道の趣がある。
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地形図の等高線を見ると、亀山峠まではものすごい傾斜なのだが、
この道は東海自然歩道。歩きやすくジグザグに切ってあり、
じつに快適に登っていける。
昔の人は本当に山を良く知っていたのだ。
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そして、ひょこんと尾根に飛び出ると、そこには見事な絶景が待っていた。
亀山峠に着いたのだ。
向かいに屏風岩、住塚山、国見山、兜岳、鎧岳が並んでいる。
まず、二本ボソの方に登っていく。二本ボソの手前に例の料金所(番小屋)が
あるので、この日はその手前の展望広場までとする。
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ここからの眺めは本当に素晴らしい。
ここは、中学1年の時に、野外活動部の夏合宿で来た思い出の場所だ。
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稜線から、東側に横たわる大洞山を見る。
99年、「ヤマケイJOY」で初めて記事を書かせていただいた思い出の山だ。
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亀山峠に戻り、今度は亀山を目指す。
途中、ちょっとした岩場があって楽しめる。
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亀山山頂から、古光山を望む。
ナナカマドやミズナラなど落葉広葉樹が育っている遊歩道を下り、
お亀池に下る。
お亀池では、中学生が宿泊の遠足か何かで来ており、はしゃぐ声が
遠くまで響いていた。
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お亀池の周回で見つけたナンバンギセル。
今では貴重な植物といえる。
この日は絶景とナンバンギセルを見ることができ、大満足。
曽爾高原では現在、お亀池の周囲に電灯を設置し、夜間にライトアップする
「曽爾高原 山灯り」イベントを実施中。時間が合えばこれも見たかったが
あまりに早く下山できたうえ、お亀の湯も定休日だったので、
待ちきれず帰宅してしまった。