![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bc/08a9d49b3f2b5bcb9b5501b84f83d1e6.jpg)
久しぶりに「初めての山」に登る。湖北・マキノの大谷山だ。
全長約80kmの高島トレイル上にあるピークだ。
ともちゃんは既に2~3度、サブガイドで登っておりお気に入りの山だ。
今日は総勢15名のパーティ。体験参加の2名も加えて、女性の方が多い陣容。
さすがに華やかである。
予め、クルマを温泉に回送しておく。
ともちゃんの構想では「マキノ高原温泉さらさ」にクルマを置く予定だったが、
Mr.Dashはそれを見つけられず、白谷温泉の八王子荘と勘違いしてクルマをデポ。
下山後、15分ほど余分に皆を歩かせることとなってしまった。
もっとも結果オーライで、「さらさ温泉」は入浴待ちの人があふれていたが、
八王子荘ではゆったりと入浴できたのだが。
さて、石庭の登山口から登り始める。ケモノ除けの高い柵の扉を開ける。
いきなり先頭のともちゃんが、大谷山への左折する標識を
見落として、分岐を直進し、通り過ぎてしまう。
ラストのMr.Dash以外、誰も気づかずに通り過ぎていく。
幸運にもMr.Dashの目に留まったので皆にお知らせしたが、
これが「着いていく」登山の怖さだ。
すぐにスギの植林帯に突入。間もなくカエデ林になる。
カエデの樹齢はいずれも若い。2次林なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b9/2d867d57064edb54a9dad84a3c6af230.jpg)
9月とは思えない、フルパワーの暑さの中、最初の登りは傾斜も強く、
皆、しんどそうだ。汗がアゴから流れ落ちていく。
標高350mで、早くもナナカマドが現れ、広葉樹の根元は雪の重みで曲がっている。
冬はきっと、かなり寒いのだろう。それが、この暑さだ。
ミポリンは、「手の指の間から汗が落ちる~」と、うだりながら言っていた。
ノブリンは、高性能タオルを何度も固く絞っていた。
体験参加のK井さんとK日さんは、日頃からスポーツを欠かさないだけあって、
元気元気。歩き方もきれいだ。
少し慣れて頂いたら、一方上の登山の楽しさを体験させてあげられそうだ。
704m点を過ぎると、傾斜はいちだんと緩くなる。
稜線は、時折、風が吹きぬけるが、暑さを忘れるほどではない。
冷やしてきたペットボトルの水が、見る見る減っていく。
昭文社の地図にない「眺望ルート」をとる。眺望というほどの眺めはないが、
それでも2ヵ所ほど、琵琶湖方面や、マキノ町のシンボル、メタセコイヤ並木が
確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ff/fad30b831101f96ae3f9fc687bafceee.jpg)
向こうから10数名の熟年パーティがやってきた。
このまま進めば、どこに下山できるか、あわよくばマキノスキー場に着きたいと、
先頭のともちゃんに尋ねていたらしい。
却って時間がかかると言われ、彼らは元の道を引き返していった。
これだけの人数がいて、誰も地図を持っていないのか?
ちょっと信じられない、おそるべき危険登山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8b/dddf8d659a86b2dfc7cce60f4ad09a7b.jpg)
やがて樹林帯が途切れると、大谷山の山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2c/b88ca5d873b28759cd49bcaf5fa5b776.jpg)
琵琶湖だけでなく、なんと反対側に日本海が見える。さすが分水嶺。
風が通り抜けて、過ごしやすい。
皆、しばらく昼食をとったり、昼寝したりして過ごした。
山頂で、1個だけ残しておいたおにぎりを食べたが、ちょっと酸っぱく感じた。
もしや。。。
下山にかかる。草原状の広い稜線をジグザクにとる。
寒風の分岐から、ブナやカエデの美林の中を下山する。
このあたりの林は、ほんとうに美しい。いつまでも眺めていたくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ad/a0ca499951b54e9079944be3166f6f61.jpg)
Mr.Dashは、この辺りからなんとなく腹具合がおかしくなっていたが、
まあ歩くのに支障が出るほどではないかった。
だいぶ下りてきて、周囲が植林に変われば、暑さが加速する。
マキノスキー場のゲレンデを汗だくで下りる。登山道の両脇にヌルデが
密生している。肌のよい人は要注意だ。
マキノキャンプ場に到着。皆、暑さに参っている。
自販機でドリンクを買って一気飲み。
Mr.Dashは、いよいよ公衆トイレに突入! ふう、間に合ったのである。
このすぐ横に、「マキノ高原温泉さらさ温泉」があるが、人があふれて並んでいる。
冒頭で書いたように朝、別の温泉にクルマを置いていたので、
1kmほど余分に歩き、八王子荘へ。
こじんまりとした、上品な温泉だ。ゆったりと、汗だくの身体をリフレッシュできた。
露天風呂でくつろいでいたら、塀の向こうの女風呂が、ふみちゃん達の
声で賑やかなこと。
「やかましーなー」と言ったら、塀の上から湯の雫が大量に飛んできた。
まったく、ウチの山岳部の無邪気さは、中学生のようだ。
「あんたのキャラが伝染してるだけや」とは、ともちゃんの冷静な突っ込み。
全長約80kmの高島トレイル上にあるピークだ。
ともちゃんは既に2~3度、サブガイドで登っておりお気に入りの山だ。
今日は総勢15名のパーティ。体験参加の2名も加えて、女性の方が多い陣容。
さすがに華やかである。
予め、クルマを温泉に回送しておく。
ともちゃんの構想では「マキノ高原温泉さらさ」にクルマを置く予定だったが、
Mr.Dashはそれを見つけられず、白谷温泉の八王子荘と勘違いしてクルマをデポ。
下山後、15分ほど余分に皆を歩かせることとなってしまった。
もっとも結果オーライで、「さらさ温泉」は入浴待ちの人があふれていたが、
八王子荘ではゆったりと入浴できたのだが。
さて、石庭の登山口から登り始める。ケモノ除けの高い柵の扉を開ける。
いきなり先頭のともちゃんが、大谷山への左折する標識を
見落として、分岐を直進し、通り過ぎてしまう。
ラストのMr.Dash以外、誰も気づかずに通り過ぎていく。
幸運にもMr.Dashの目に留まったので皆にお知らせしたが、
これが「着いていく」登山の怖さだ。
すぐにスギの植林帯に突入。間もなくカエデ林になる。
カエデの樹齢はいずれも若い。2次林なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b9/2d867d57064edb54a9dad84a3c6af230.jpg)
9月とは思えない、フルパワーの暑さの中、最初の登りは傾斜も強く、
皆、しんどそうだ。汗がアゴから流れ落ちていく。
標高350mで、早くもナナカマドが現れ、広葉樹の根元は雪の重みで曲がっている。
冬はきっと、かなり寒いのだろう。それが、この暑さだ。
ミポリンは、「手の指の間から汗が落ちる~」と、うだりながら言っていた。
ノブリンは、高性能タオルを何度も固く絞っていた。
体験参加のK井さんとK日さんは、日頃からスポーツを欠かさないだけあって、
元気元気。歩き方もきれいだ。
少し慣れて頂いたら、一方上の登山の楽しさを体験させてあげられそうだ。
704m点を過ぎると、傾斜はいちだんと緩くなる。
稜線は、時折、風が吹きぬけるが、暑さを忘れるほどではない。
冷やしてきたペットボトルの水が、見る見る減っていく。
昭文社の地図にない「眺望ルート」をとる。眺望というほどの眺めはないが、
それでも2ヵ所ほど、琵琶湖方面や、マキノ町のシンボル、メタセコイヤ並木が
確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ff/fad30b831101f96ae3f9fc687bafceee.jpg)
向こうから10数名の熟年パーティがやってきた。
このまま進めば、どこに下山できるか、あわよくばマキノスキー場に着きたいと、
先頭のともちゃんに尋ねていたらしい。
却って時間がかかると言われ、彼らは元の道を引き返していった。
これだけの人数がいて、誰も地図を持っていないのか?
ちょっと信じられない、おそるべき危険登山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8b/dddf8d659a86b2dfc7cce60f4ad09a7b.jpg)
やがて樹林帯が途切れると、大谷山の山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2c/b88ca5d873b28759cd49bcaf5fa5b776.jpg)
琵琶湖だけでなく、なんと反対側に日本海が見える。さすが分水嶺。
風が通り抜けて、過ごしやすい。
皆、しばらく昼食をとったり、昼寝したりして過ごした。
山頂で、1個だけ残しておいたおにぎりを食べたが、ちょっと酸っぱく感じた。
もしや。。。
下山にかかる。草原状の広い稜線をジグザクにとる。
寒風の分岐から、ブナやカエデの美林の中を下山する。
このあたりの林は、ほんとうに美しい。いつまでも眺めていたくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ad/a0ca499951b54e9079944be3166f6f61.jpg)
Mr.Dashは、この辺りからなんとなく腹具合がおかしくなっていたが、
まあ歩くのに支障が出るほどではないかった。
だいぶ下りてきて、周囲が植林に変われば、暑さが加速する。
マキノスキー場のゲレンデを汗だくで下りる。登山道の両脇にヌルデが
密生している。肌のよい人は要注意だ。
マキノキャンプ場に到着。皆、暑さに参っている。
自販機でドリンクを買って一気飲み。
Mr.Dashは、いよいよ公衆トイレに突入! ふう、間に合ったのである。
このすぐ横に、「マキノ高原温泉さらさ温泉」があるが、人があふれて並んでいる。
冒頭で書いたように朝、別の温泉にクルマを置いていたので、
1kmほど余分に歩き、八王子荘へ。
こじんまりとした、上品な温泉だ。ゆったりと、汗だくの身体をリフレッシュできた。
露天風呂でくつろいでいたら、塀の向こうの女風呂が、ふみちゃん達の
声で賑やかなこと。
「やかましーなー」と言ったら、塀の上から湯の雫が大量に飛んできた。
まったく、ウチの山岳部の無邪気さは、中学生のようだ。
「あんたのキャラが伝染してるだけや」とは、ともちゃんの冷静な突っ込み。