![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ef/8eab2957f50da70c9acc74f4d6cba73e.jpg)
■メイン写真
兜岳の山頂から見た曽爾高原
■今回のコース
7日 延命地蔵→兜岳→峰坂峠→鎧岳→金強神社→ヒダリマキガヤ群落→
葛バス停⇒古民家の宿「木治屋」⇒お亀の湯⇒曽爾高原(ナイトハイク)
⇒木治屋[泊]
8日 木治屋⇒多輪峯の森→楯岡山⇒楯岡山古墳⇒門僕神社(曽爾の獅子舞見物)⇒
曽爾ファームガーデン
奈良県指定の無形文化財「曽爾の獅子舞」は、今年で300周年を迎えた。
その記念すべき奉納に合わせ、1泊2日の登山教室を企画し曽爾の自然を満喫してきた。
ちょうど秋は、曽爾高原のお亀池の周囲が灯籠でライトアップされるので、
夜まで楽しめる、盛りだくさんの行程となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4b/e107b200a1ea62bdfd0b74683a06825a.jpg)
延命地蔵がスタート地点。某登山地図では目無橋から登るように書かれているが
それは間違っているので注意。
延命地蔵は、別名を目無地蔵といい、眼病に霊験ありという。お地蔵さんの形は
ハッキリしない。お顔を覗き込む一行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a3/63427be2c2c10d94d44672270b548bfa.jpg)
はじめは小さな沢沿いに進み、大きな倒木の手前で右へ斜面を登り、尾根に出る。
そこからは岩場の急坂が続く、なかなかホネのあるルートなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/dc/8871cb300b6e9bd88d6d9d0cf46ef214.jpg)
最初の露岩は固定ロープが張ってあるものの、簡単に通過。
ただ、朝方まで雨が降っていたので、岩は濡れており、注意を払った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/52/c498b179dea0111e3d7ad6823e7a4ade.jpg)
いよいよ急坂が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/16/fb857b5feb40136b03bc235232cf3048.jpg)
木の根も濡れており、スリップに気をつけて登る。いやー、今日は難しいなぁ。
皆さん、気合あふれる登りっぷり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/02/b766c5ae5de4b6e9a60b1bf4e25a3a31.jpg)
兜岳に到着!!
いきなり広がる絶景に感動。山頂からは、曽爾高原、古光山などが一望できる。
三峰山は残念ながら雲の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/bf/9aaa1484d1bf5f2463a120f87bdd4535.jpg)
しばらく尾根を進むと、今度は鎧岳の大岩壁がアップに迫る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d4/c804158e172a53576954834bedd2e3e6.jpg)
ところで、兜岳から峰坂峠へ下る道も、かなりの急坂だ。
峰坂峠で昼食をすませ、植林の中の急坂を鎧岳へ向かう、
こちらは単調な人工林が続き、眺めもないので、急登がつらく感じる。
難しいところはロープが張られているが、雨で泥がついていて、手を
どろんこにしながら登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/0a/682e1bbb518a8e7bb187b1b55814bb75.jpg)
ファイトを燃やして急坂をしのぎ、T字の尾根に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/be/80dafb2af6257a3b2868ead99e26191f.jpg)
鎧岳の山頂は、あの大岩壁の存在をみじんも感じさせない、樹林に囲まれたところ。
三角点だけが存在をアピールとしてる感じ。
しばらく休憩していたら、小雨がパラついてきたので、記念写真だけ撮って
ただちに退散する。
急坂が雨でぬかるんだら厄介だなと思っていたが、雨はすぐ止んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/ad1e99aff39bcf0e0c834580a4bd54d4.jpg)
下る途中で熟れたアケビを見つけた。みんなで一口ずつ味見。
峰坂峠の手前で、トラバースしながら葛へ下る道が分岐している。
峰坂峠を経由するより、わずかにショートカットできる道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/48/beba718518b7d51e9e4210a606f7f492.jpg)
しばらくジグザグに下り、金強(きんつわ)神社に出る。
村人が白い蛇をみつけ、それはここに稲荷様を祀れというメッセージだとの
託宣を得て明治時代にできた神社だそうだ。白狐の夢を見た村人が建てたとの
話もあるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7c/b343f7dcf0e936990fc1dedbb449af05.jpg)
ヒダリマキガヤ群落を通る。県の天然記念物。
葛のバス停に下りて、お迎えのクルマで、まずは日帰り参加の2人を三重交通バスに
間に合わせるべく、太良路のバス停へ送ってもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/93/fb94d822558e3eb38779b3ea246b58ec.jpg)
その間に残るメンバーは、農事組合法人「ゆめの里かずら」へ、甘酒を
いただきに行く。土曜日だけ開いているのでラッキー。
「ゆめの里かずら」は、地元産米を使い、焼酎を造ることを目標に、2016年6月に
設立された。ここで醸造をスタートしているが、この日は地元米と酵母だけで
作った甘酒(200円)をいただく。
おりしも関係者の皆さんが宴会をされていて、すっかり酔いが回ったおっちゃんも
楽しさ満開。理事長さんに挨拶させていただいたが、また一つ、曽爾の隠れた名所を
みつけた気がした。
いったん、今日の宿、古民家の宿「木治屋」さん!!にチェックインしたあと、美人の湯「お亀の湯」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/db/c62311dec63e29f8dc7ae843990ca58b.jpg)
お亀池は、この季節、ライトアップされている。
薄い霧が出ていて、なかなか幻想的な雰囲気だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/73/360707da00c829dc22aa0af5e512ecd8.jpg)
ちょっと高台まで足を延ばしてみた。池の形が鳥瞰できて美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/5d/2ae421686d6503a6cee13e0181806c96.jpg)
木治屋に戻って、軽く呑み会! 明日が楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ee/a671a46e748a15c8b0e7aa71ee8ee767.jpg)
翌朝。この日は村を挙げて、獅子舞が行われる。
昔の農具や台所用具などが残る明治12年築の宿の前で記念写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bb/cec741f8a4bb2cf2438903e899461512.jpg)
まず楯岡山へ朝の散歩。
登山地図にも山名の記載がなく、あまり知られていないが、じつは曽爾の代表的な
山々のダイナミックな眺めが得られる展望スポットである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2f/583727a7527edaeb78c81cc20a5730fa.jpg)
とくに屏風岩の絶壁が横から見えるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/36/96cc3e6b207e07ddedb6ea4f11349800.jpg)
麓には、楯岡山古墳がある。
仁徳天皇の求愛を振って、女鳥皇女(めとりのみこ)が、恋人である速総別王
(はやぶさわけのきみ)と逃げたが、曽爾で追っ手に討たれ、ここに葬られたとの
伝説が残る。一説には、この古墳は豪族のもので、女鳥皇女、速総別王の塚は
別の場所にあるとの話もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c8/00f65d50515dc9b70746c177581d93ee.jpg)
門僕神社には10:30頃に到着。すでに8:00から獅子舞は始まっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/68/3505846993249daf3b2d51d45a357966.jpg)
曽爾村の長野、今井、伊賀見の3つの集落が、朝から「神前の舞」、「悪魔払い」、
「参神楽、小神楽」、「獅子踊り」などを順に披露。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e2/fb63558f09d70dcd8584848f30afb4f1.jpg)
クライマックスは「接ぎ獅子」といい、背負い手の肩に、選ばれた少年が
バランスよく立って舞う、曲芸的な技だ。かなりの練習を積むという。
登山教室のメンバーも、実際に見るのは初めてということで、感激の表情だった。
村役場の好青年氏に聞くと、今年、大舞台をつとめる少年は、今春、Mr.Dashが
グランフロント大阪でトークショーをしたときに組んだK氏の息子さんだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6e/f07f5b83bb25034949e933b4be4fcd43.jpg)
息子さんの晴れ舞台を、なかば心配そうに見守る。
某放送局が密着取材をしているようで、インタビューも受けておられた。
祭の最後に、朗々と唄をうたうのは、木治屋のご主人。
曽爾村観光協会の会長さんでもある。毎度のいい声が、境内に響き、
300回目の記念すべき獅子舞は無事、盛大にお開きとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/01/5dc382660b8cbd277a40e1cf0043b63a.jpg)
祭が終わり、ホッと一息の表情の観光協会長。
初めてお会いしてから20年以上になるが、こちらがガイド専業となってから、
お世話になる機会も増えた。
この獅子舞を次世代に引き継いでいく大切さを説いておられた。
貴重なお話が聞けてラッキーだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fd/2fb4d9cefc00209e32e33c28b7d8621a.jpg)
300回の記念切っても出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5c/e827bc46d20344b4dd0e8bcc24b4355c.jpg)
いつもは静かな門僕神社も、この日ばかりは露店も出てにぎわう。
見どころタップリの曽爾の秋。これほど濃密に楽しんだのも初めてだった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
兜岳の山頂から見た曽爾高原
■今回のコース
7日 延命地蔵→兜岳→峰坂峠→鎧岳→金強神社→ヒダリマキガヤ群落→
葛バス停⇒古民家の宿「木治屋」⇒お亀の湯⇒曽爾高原(ナイトハイク)
⇒木治屋[泊]
8日 木治屋⇒多輪峯の森→楯岡山⇒楯岡山古墳⇒門僕神社(曽爾の獅子舞見物)⇒
曽爾ファームガーデン
奈良県指定の無形文化財「曽爾の獅子舞」は、今年で300周年を迎えた。
その記念すべき奉納に合わせ、1泊2日の登山教室を企画し曽爾の自然を満喫してきた。
ちょうど秋は、曽爾高原のお亀池の周囲が灯籠でライトアップされるので、
夜まで楽しめる、盛りだくさんの行程となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4b/e107b200a1ea62bdfd0b74683a06825a.jpg)
延命地蔵がスタート地点。某登山地図では目無橋から登るように書かれているが
それは間違っているので注意。
延命地蔵は、別名を目無地蔵といい、眼病に霊験ありという。お地蔵さんの形は
ハッキリしない。お顔を覗き込む一行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a3/63427be2c2c10d94d44672270b548bfa.jpg)
はじめは小さな沢沿いに進み、大きな倒木の手前で右へ斜面を登り、尾根に出る。
そこからは岩場の急坂が続く、なかなかホネのあるルートなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/dc/8871cb300b6e9bd88d6d9d0cf46ef214.jpg)
最初の露岩は固定ロープが張ってあるものの、簡単に通過。
ただ、朝方まで雨が降っていたので、岩は濡れており、注意を払った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/52/c498b179dea0111e3d7ad6823e7a4ade.jpg)
いよいよ急坂が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/16/fb857b5feb40136b03bc235232cf3048.jpg)
木の根も濡れており、スリップに気をつけて登る。いやー、今日は難しいなぁ。
皆さん、気合あふれる登りっぷり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/02/b766c5ae5de4b6e9a60b1bf4e25a3a31.jpg)
兜岳に到着!!
いきなり広がる絶景に感動。山頂からは、曽爾高原、古光山などが一望できる。
三峰山は残念ながら雲の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/bf/9aaa1484d1bf5f2463a120f87bdd4535.jpg)
しばらく尾根を進むと、今度は鎧岳の大岩壁がアップに迫る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d4/c804158e172a53576954834bedd2e3e6.jpg)
ところで、兜岳から峰坂峠へ下る道も、かなりの急坂だ。
峰坂峠で昼食をすませ、植林の中の急坂を鎧岳へ向かう、
こちらは単調な人工林が続き、眺めもないので、急登がつらく感じる。
難しいところはロープが張られているが、雨で泥がついていて、手を
どろんこにしながら登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/0a/682e1bbb518a8e7bb187b1b55814bb75.jpg)
ファイトを燃やして急坂をしのぎ、T字の尾根に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/be/80dafb2af6257a3b2868ead99e26191f.jpg)
鎧岳の山頂は、あの大岩壁の存在をみじんも感じさせない、樹林に囲まれたところ。
三角点だけが存在をアピールとしてる感じ。
しばらく休憩していたら、小雨がパラついてきたので、記念写真だけ撮って
ただちに退散する。
急坂が雨でぬかるんだら厄介だなと思っていたが、雨はすぐ止んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/ad1e99aff39bcf0e0c834580a4bd54d4.jpg)
下る途中で熟れたアケビを見つけた。みんなで一口ずつ味見。
峰坂峠の手前で、トラバースしながら葛へ下る道が分岐している。
峰坂峠を経由するより、わずかにショートカットできる道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/48/beba718518b7d51e9e4210a606f7f492.jpg)
しばらくジグザグに下り、金強(きんつわ)神社に出る。
村人が白い蛇をみつけ、それはここに稲荷様を祀れというメッセージだとの
託宣を得て明治時代にできた神社だそうだ。白狐の夢を見た村人が建てたとの
話もあるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7c/b343f7dcf0e936990fc1dedbb449af05.jpg)
ヒダリマキガヤ群落を通る。県の天然記念物。
葛のバス停に下りて、お迎えのクルマで、まずは日帰り参加の2人を三重交通バスに
間に合わせるべく、太良路のバス停へ送ってもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/93/fb94d822558e3eb38779b3ea246b58ec.jpg)
その間に残るメンバーは、農事組合法人「ゆめの里かずら」へ、甘酒を
いただきに行く。土曜日だけ開いているのでラッキー。
「ゆめの里かずら」は、地元産米を使い、焼酎を造ることを目標に、2016年6月に
設立された。ここで醸造をスタートしているが、この日は地元米と酵母だけで
作った甘酒(200円)をいただく。
おりしも関係者の皆さんが宴会をされていて、すっかり酔いが回ったおっちゃんも
楽しさ満開。理事長さんに挨拶させていただいたが、また一つ、曽爾の隠れた名所を
みつけた気がした。
いったん、今日の宿、古民家の宿「木治屋」さん!!にチェックインしたあと、美人の湯「お亀の湯」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/db/c62311dec63e29f8dc7ae843990ca58b.jpg)
お亀池は、この季節、ライトアップされている。
薄い霧が出ていて、なかなか幻想的な雰囲気だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/73/360707da00c829dc22aa0af5e512ecd8.jpg)
ちょっと高台まで足を延ばしてみた。池の形が鳥瞰できて美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/5d/2ae421686d6503a6cee13e0181806c96.jpg)
木治屋に戻って、軽く呑み会! 明日が楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ee/a671a46e748a15c8b0e7aa71ee8ee767.jpg)
翌朝。この日は村を挙げて、獅子舞が行われる。
昔の農具や台所用具などが残る明治12年築の宿の前で記念写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bb/cec741f8a4bb2cf2438903e899461512.jpg)
まず楯岡山へ朝の散歩。
登山地図にも山名の記載がなく、あまり知られていないが、じつは曽爾の代表的な
山々のダイナミックな眺めが得られる展望スポットである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2f/583727a7527edaeb78c81cc20a5730fa.jpg)
とくに屏風岩の絶壁が横から見えるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/36/96cc3e6b207e07ddedb6ea4f11349800.jpg)
麓には、楯岡山古墳がある。
仁徳天皇の求愛を振って、女鳥皇女(めとりのみこ)が、恋人である速総別王
(はやぶさわけのきみ)と逃げたが、曽爾で追っ手に討たれ、ここに葬られたとの
伝説が残る。一説には、この古墳は豪族のもので、女鳥皇女、速総別王の塚は
別の場所にあるとの話もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c8/00f65d50515dc9b70746c177581d93ee.jpg)
門僕神社には10:30頃に到着。すでに8:00から獅子舞は始まっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/68/3505846993249daf3b2d51d45a357966.jpg)
曽爾村の長野、今井、伊賀見の3つの集落が、朝から「神前の舞」、「悪魔払い」、
「参神楽、小神楽」、「獅子踊り」などを順に披露。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e2/fb63558f09d70dcd8584848f30afb4f1.jpg)
クライマックスは「接ぎ獅子」といい、背負い手の肩に、選ばれた少年が
バランスよく立って舞う、曲芸的な技だ。かなりの練習を積むという。
登山教室のメンバーも、実際に見るのは初めてということで、感激の表情だった。
村役場の好青年氏に聞くと、今年、大舞台をつとめる少年は、今春、Mr.Dashが
グランフロント大阪でトークショーをしたときに組んだK氏の息子さんだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6e/f07f5b83bb25034949e933b4be4fcd43.jpg)
息子さんの晴れ舞台を、なかば心配そうに見守る。
某放送局が密着取材をしているようで、インタビューも受けておられた。
祭の最後に、朗々と唄をうたうのは、木治屋のご主人。
曽爾村観光協会の会長さんでもある。毎度のいい声が、境内に響き、
300回目の記念すべき獅子舞は無事、盛大にお開きとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/01/5dc382660b8cbd277a40e1cf0043b63a.jpg)
祭が終わり、ホッと一息の表情の観光協会長。
初めてお会いしてから20年以上になるが、こちらがガイド専業となってから、
お世話になる機会も増えた。
この獅子舞を次世代に引き継いでいく大切さを説いておられた。
貴重なお話が聞けてラッキーだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fd/2fb4d9cefc00209e32e33c28b7d8621a.jpg)
300回の記念切っても出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5c/e827bc46d20344b4dd0e8bcc24b4355c.jpg)
いつもは静かな門僕神社も、この日ばかりは露店も出てにぎわう。
見どころタップリの曽爾の秋。これほど濃密に楽しんだのも初めてだった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!