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■メイン写真
山頂付近にわずかに残っていた霧氷
■今回のコース
高見登山口→小峠→大峠→高見山→笛吹岩→国見岩→平野分岐→小峠→高見登山口
今年に入って二度目の高見山。
月曜日に、そこそこ雨が降ったので、霧氷はどうかなと思っていたが、稜線上は
ほとんど霧氷はなく、山頂から少し東側に下りたところに少しだけ見つけた。
冷たい風に吹かれながら歩いたので、下山後、立ち寄ったたかすみ温泉は天国の思いだった。
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登山口からすぐのところにある山の神。
鉈や鋸などの刃物の模型が奉納されている。
山の神と刃物という組み合わせは、全国各地で見られ、山の神が来臨される日は
祭りが行われたり、その日は入山しない、山仕事もしない、刃物も使わないといった
習わしがあることが多い。
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ここは伊勢南街道。古来、大坂や大和から、伊勢神宮への参拝に使われた道だった。
しかし、ここの石畳はもうちょっと新しい時代のもののようだ。
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さすがかつて栄えた旧街道というだけあって、道中、名前がついたスポットが幾つかある。
撞木松、古市跡、虱とり、雲母曲を経て、小峠に到着。
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小峠にあるお地蔵さん。
この日は鳥居をくぐらず、右の林道(旧伊勢南街道)を進む。
林道はじきに旧街道の山道と別れる。
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盗人岩の説明看板がある。道もない急斜面の300m上に、昔、山賊が住んだ岩屋が
あったらしい。4畳ほどの広さがあると書かれているが…
標高差で300mと考えると、ほぼ稜線に出てしまうのだが、実在するのなら観に行きたいものだ。
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2011年だったか。大きな台風が相次ぎ、十津川村など各所に大きな被害が出たときに、
ここも大規模崩壊し、何年もかけて修復された。
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修復箇所からは台高山脈北部の山並みが一望できる。
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大峠にある八百万の神。
大峠までは、かなりきつい道ではあるが、スタッドレスの四駆車であれば上がって
くることも可能で、この日も数台のクルマが停まっていた。
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大峠から、山頂に一気に突き上げる急登だ。
植林が終わり、カエデ、ブナ、ヒメシャラ、リョウブなどの落葉広葉樹の森になる。
ところによっては苔が斜面一面に広がって美しい。
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途中に一ヶ所、休憩ベンチが置かれている。
南側の眺めがよいが、この日は強い西風が吹きつけてきてかなり寒かった。
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アセビが出てくると、山頂は近い。
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山頂直下、少し東側に下りたところに、わずかに霧氷がみられた。
少しでもあって、よかった!
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さすが北側斜面は雪が深い。
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山頂の高角神社で記念写真。「霊峰・高見山」の山名碑の前で「レイホ~」。
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冬場はその存在がありがたい山頂の避難小屋。
隙間だらけだった北側の壁は、ブルーシートで応急手当され、過ごしやすくなった。
この日は平日ということもあって、密にならずに昼食を摂れた。
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稜線を西へ。残念ながら霧氷はすっかり吹き飛ばされていたが、路面はみごとに
凍結。慣れないアイゼン歩行に気を遣いながら、笛吹岩、揺岩、国見岩などを
見ながら下っていく。北風が強くて、右の頬が冷えに冷えた。
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平野分岐からは、小峠に向けて急坂を下る。ここをクリアすれば、あとは元の道を
戻るだけだ。
下山後、たかすみ温泉でじわ~んとあったまる。
やっぱり冬登山のあとは、早い目の温泉に限る。
山頂付近にわずかに残っていた霧氷
■今回のコース
高見登山口→小峠→大峠→高見山→笛吹岩→国見岩→平野分岐→小峠→高見登山口
今年に入って二度目の高見山。
月曜日に、そこそこ雨が降ったので、霧氷はどうかなと思っていたが、稜線上は
ほとんど霧氷はなく、山頂から少し東側に下りたところに少しだけ見つけた。
冷たい風に吹かれながら歩いたので、下山後、立ち寄ったたかすみ温泉は天国の思いだった。
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登山口からすぐのところにある山の神。
鉈や鋸などの刃物の模型が奉納されている。
山の神と刃物という組み合わせは、全国各地で見られ、山の神が来臨される日は
祭りが行われたり、その日は入山しない、山仕事もしない、刃物も使わないといった
習わしがあることが多い。
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ここは伊勢南街道。古来、大坂や大和から、伊勢神宮への参拝に使われた道だった。
しかし、ここの石畳はもうちょっと新しい時代のもののようだ。
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さすがかつて栄えた旧街道というだけあって、道中、名前がついたスポットが幾つかある。
撞木松、古市跡、虱とり、雲母曲を経て、小峠に到着。
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小峠にあるお地蔵さん。
この日は鳥居をくぐらず、右の林道(旧伊勢南街道)を進む。
林道はじきに旧街道の山道と別れる。
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盗人岩の説明看板がある。道もない急斜面の300m上に、昔、山賊が住んだ岩屋が
あったらしい。4畳ほどの広さがあると書かれているが…
標高差で300mと考えると、ほぼ稜線に出てしまうのだが、実在するのなら観に行きたいものだ。
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2011年だったか。大きな台風が相次ぎ、十津川村など各所に大きな被害が出たときに、
ここも大規模崩壊し、何年もかけて修復された。
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修復箇所からは台高山脈北部の山並みが一望できる。
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大峠にある八百万の神。
大峠までは、かなりきつい道ではあるが、スタッドレスの四駆車であれば上がって
くることも可能で、この日も数台のクルマが停まっていた。
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大峠から、山頂に一気に突き上げる急登だ。
植林が終わり、カエデ、ブナ、ヒメシャラ、リョウブなどの落葉広葉樹の森になる。
ところによっては苔が斜面一面に広がって美しい。
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途中に一ヶ所、休憩ベンチが置かれている。
南側の眺めがよいが、この日は強い西風が吹きつけてきてかなり寒かった。
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アセビが出てくると、山頂は近い。
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山頂直下、少し東側に下りたところに、わずかに霧氷がみられた。
少しでもあって、よかった!
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さすが北側斜面は雪が深い。
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山頂の高角神社で記念写真。「霊峰・高見山」の山名碑の前で「レイホ~」。
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冬場はその存在がありがたい山頂の避難小屋。
隙間だらけだった北側の壁は、ブルーシートで応急手当され、過ごしやすくなった。
この日は平日ということもあって、密にならずに昼食を摂れた。
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稜線を西へ。残念ながら霧氷はすっかり吹き飛ばされていたが、路面はみごとに
凍結。慣れないアイゼン歩行に気を遣いながら、笛吹岩、揺岩、国見岩などを
見ながら下っていく。北風が強くて、右の頬が冷えに冷えた。
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平野分岐からは、小峠に向けて急坂を下る。ここをクリアすれば、あとは元の道を
戻るだけだ。
下山後、たかすみ温泉でじわ~んとあったまる。
やっぱり冬登山のあとは、早い目の温泉に限る。