![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/21/c13ec62676682277286114213a28957e.jpg)
下山した、その場所に、ちょうど地ビールレストランがある。
そんな都合のいいコースが滋賀県南部にある。
飯道山と、「ビアレストラン寿賀蔵」だ。
ちょっと風邪気味だが、たいした山ではないし、
例会で10人も参加するということもあり、重い腰を上げた。
京都、草津経由、貴生川で下車。ここで甲賀市コミュニティバスに乗り継ぐ。
豪華な観光バス仕様のマイクロバス。後部座席はコの字型のラウンジに
なっていたからビックリ。みんなで、そこを陣取る。
ドライバーさんは「いつもは空気乗せてるから、ありがとうね」と笑顔。
山上で下車。庚申山への登山口だ。道標が親切に設置されていて、
迷いようがない。国道を渡り、信楽高原鐵道の線路を高架橋で渡る。
苔むした石段の道をとると、ほどなく庚申山山頂の釣鐘が見える。
お堂と、三角点と、その奥に展望台がある。双眼鏡が無料で使えるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2b/72712da36a60d78de503882790043252.jpg)
東側、甲賀の町並みがすべて見下ろせ気分がいい。
宇宙人I村さんが勝手に鐘をついて喜んでいる。
釣鐘には、見ざる、言わざる、聞かざるのポーズをとった猿のレリーフが
刻まれていた。さすが「庚申」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f0/0b88e3b81b78aa9a17261cdda6617d2a.jpg)
庚申堂は、少し西に戻ったところにある。猿ボボがドッサリ祀ってあった。
また、ここはわが国の「真鍮」の発祥の地ということで、全国の金属会社の
寄進を示す立て札が至るところにある。
京都で寺社向けの地金商をやっていたというMr.Dashの曽祖父も、
きっと、ここに寄進したことだろう。
舗装道を西に下り、信楽高原鐵道の線路脇をしばらく歩く。
道標に従い、右の未舗装道路をとる。はるか頭上の送電線をくぐる
ほんのわずか手前、林道が右に大きく曲がる寸前のところで、
左の赤テープを目印に植林の山道に入る。
上り坂を15分ほど行くと、左にコルが開けた三叉路。右は樹林帯の急坂。
ともちゃんが偵察に右の坂を上がる。やがて左の方角から声がした。
いずれも稜線を走る太い林道に通じるという。左をとり、コルに上がる。
鮮やかに色づいたカエデの木のところで林道を右へ。
ここで小雨がパラついてきたので、皆、慌ててカッパを羽織る。
すぐに飯道神社に着く。まずは廃墟と化した石垣が目に飛び込む。
次に、15mはあろうかという大岩「月の輪の峯」。なかなかの迫力。
もし登るとしたら3級程度か。もっとも、信心深いMr.Dashは
そんなバチあたりなことは、皆がいる前ではやらない。
鳥居をくぐり、社務所前を過ぎると、立派な本殿がある。
ここで昼食とした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/64/9bdbe1dcb6503d699d4ea0b87ba31c23.jpg)
その裏側には巨岩が累々。これも登れたら楽しいに違いない。
実は本殿の裏を周回する、前兆350mほどの行場巡りがある。
ここは「近江の大峰山」ともいわれる修行の山なのだ。
「蟻の塔渡り」、「胎内くぐり」、鎖場もあるとなれば、行かずして帰れまい。
かくして、楽しい楽しい行場巡りとあいなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/96/929a55f3aaa8fcc768b05d317b078a12.jpg)
希望者数名は、鉄鎖のかかる平等岩に攀じ登り、向こうに広がる
ゴルフ場を眺めては興奮した。
「東の覗き」では、勇んで登ったS光さんが下りられなくなり、
きっしーとMr.Dashが身を挺して!?お姫様救出ゴッコ。
こういう小さなハプニングも、面白い。
きっしー、男をあげたか!?
神社から15分ほどで飯道山の山頂だ。二等三角点664m。
晴れていれば琵琶湖が望めるのだが、残念。
景色がイマイチとなれば、もう、皆の頭の中はビールしかなくなる。
南の尾根を下り、杖の権現茶屋跡から岩壺不動尊を経て里に下りる。
日吉神社と飯道寺を横目に、のどかな山村集落を歩く。
先日、入部したみぽりんと、いろいろ話をしていたら、なんと大学の
後輩だということが分かりビックリ。世間は狭い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/9c/ce4d462eed29faf220a4a87a42942370.jpg)
大通りに出たと思ったら、向かいにいきなり、「ビアレストラン寿賀蔵」が
ある。こんな、おあつらえ向きの立地でいいのか!感激である。
今までパーティ末尾をだるそうに歩いていたきっしーと宇宙人が
いきなり元気になって、真っ先に店に飛び込んでいく。まったく、
この昭和34年生まれコンビといったら…
店では、ノーマルタイプ、アルトタイプ、黒ビールと、お茶を原料にした
発泡酒の4種類の地ビールが楽しめる。すべて美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0f/da0fbd75dca2ba854605c0ea87b0695f.jpg)
ピッチャーで注文するが、次々に空いていく。山岳部のおそろしい胃袋パワー!
昭和34年生まれコンビはじゃんじゃん飲んでは、駄洒落のオンパレード。
最後はワケがわからなくなり故障してしまった。ま、いつものことだが。
Mr.Dashも酔いが回って、帰りの電車では薄目を開けながら
不気味に眠りこけてしまった。帰宅したら風邪がひどくなっていた。
しぐじったなぁ。
そんな都合のいいコースが滋賀県南部にある。
飯道山と、「ビアレストラン寿賀蔵」だ。
ちょっと風邪気味だが、たいした山ではないし、
例会で10人も参加するということもあり、重い腰を上げた。
京都、草津経由、貴生川で下車。ここで甲賀市コミュニティバスに乗り継ぐ。
豪華な観光バス仕様のマイクロバス。後部座席はコの字型のラウンジに
なっていたからビックリ。みんなで、そこを陣取る。
ドライバーさんは「いつもは空気乗せてるから、ありがとうね」と笑顔。
山上で下車。庚申山への登山口だ。道標が親切に設置されていて、
迷いようがない。国道を渡り、信楽高原鐵道の線路を高架橋で渡る。
苔むした石段の道をとると、ほどなく庚申山山頂の釣鐘が見える。
お堂と、三角点と、その奥に展望台がある。双眼鏡が無料で使えるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2b/72712da36a60d78de503882790043252.jpg)
東側、甲賀の町並みがすべて見下ろせ気分がいい。
宇宙人I村さんが勝手に鐘をついて喜んでいる。
釣鐘には、見ざる、言わざる、聞かざるのポーズをとった猿のレリーフが
刻まれていた。さすが「庚申」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f0/0b88e3b81b78aa9a17261cdda6617d2a.jpg)
庚申堂は、少し西に戻ったところにある。猿ボボがドッサリ祀ってあった。
また、ここはわが国の「真鍮」の発祥の地ということで、全国の金属会社の
寄進を示す立て札が至るところにある。
京都で寺社向けの地金商をやっていたというMr.Dashの曽祖父も、
きっと、ここに寄進したことだろう。
舗装道を西に下り、信楽高原鐵道の線路脇をしばらく歩く。
道標に従い、右の未舗装道路をとる。はるか頭上の送電線をくぐる
ほんのわずか手前、林道が右に大きく曲がる寸前のところで、
左の赤テープを目印に植林の山道に入る。
上り坂を15分ほど行くと、左にコルが開けた三叉路。右は樹林帯の急坂。
ともちゃんが偵察に右の坂を上がる。やがて左の方角から声がした。
いずれも稜線を走る太い林道に通じるという。左をとり、コルに上がる。
鮮やかに色づいたカエデの木のところで林道を右へ。
ここで小雨がパラついてきたので、皆、慌ててカッパを羽織る。
すぐに飯道神社に着く。まずは廃墟と化した石垣が目に飛び込む。
次に、15mはあろうかという大岩「月の輪の峯」。なかなかの迫力。
もし登るとしたら3級程度か。もっとも、信心深いMr.Dashは
そんなバチあたりなことは、皆がいる前ではやらない。
鳥居をくぐり、社務所前を過ぎると、立派な本殿がある。
ここで昼食とした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/64/9bdbe1dcb6503d699d4ea0b87ba31c23.jpg)
その裏側には巨岩が累々。これも登れたら楽しいに違いない。
実は本殿の裏を周回する、前兆350mほどの行場巡りがある。
ここは「近江の大峰山」ともいわれる修行の山なのだ。
「蟻の塔渡り」、「胎内くぐり」、鎖場もあるとなれば、行かずして帰れまい。
かくして、楽しい楽しい行場巡りとあいなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/96/929a55f3aaa8fcc768b05d317b078a12.jpg)
希望者数名は、鉄鎖のかかる平等岩に攀じ登り、向こうに広がる
ゴルフ場を眺めては興奮した。
「東の覗き」では、勇んで登ったS光さんが下りられなくなり、
きっしーとMr.Dashが身を挺して!?お姫様救出ゴッコ。
こういう小さなハプニングも、面白い。
きっしー、男をあげたか!?
神社から15分ほどで飯道山の山頂だ。二等三角点664m。
晴れていれば琵琶湖が望めるのだが、残念。
景色がイマイチとなれば、もう、皆の頭の中はビールしかなくなる。
南の尾根を下り、杖の権現茶屋跡から岩壺不動尊を経て里に下りる。
日吉神社と飯道寺を横目に、のどかな山村集落を歩く。
先日、入部したみぽりんと、いろいろ話をしていたら、なんと大学の
後輩だということが分かりビックリ。世間は狭い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/9c/ce4d462eed29faf220a4a87a42942370.jpg)
大通りに出たと思ったら、向かいにいきなり、「ビアレストラン寿賀蔵」が
ある。こんな、おあつらえ向きの立地でいいのか!感激である。
今までパーティ末尾をだるそうに歩いていたきっしーと宇宙人が
いきなり元気になって、真っ先に店に飛び込んでいく。まったく、
この昭和34年生まれコンビといったら…
店では、ノーマルタイプ、アルトタイプ、黒ビールと、お茶を原料にした
発泡酒の4種類の地ビールが楽しめる。すべて美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0f/da0fbd75dca2ba854605c0ea87b0695f.jpg)
ピッチャーで注文するが、次々に空いていく。山岳部のおそろしい胃袋パワー!
昭和34年生まれコンビはじゃんじゃん飲んでは、駄洒落のオンパレード。
最後はワケがわからなくなり故障してしまった。ま、いつものことだが。
Mr.Dashも酔いが回って、帰りの電車では薄目を開けながら
不気味に眠りこけてしまった。帰宅したら風邪がひどくなっていた。
しぐじったなぁ。