■メイン写真
高めの気温が3日続いたが、持ちこたえていたブライダルベール
1月26日に続き、「ワサビ谷環境管理組合」の会員ガイド・竹中雅幸氏の案内で
ワサビ谷に行ってきた。
当エリアは、クライマーやハイカーによる環境破壊・盗難・糞尿汚染、迷惑駐車などに
より、地権者が入山禁止にしたところを、地元アウトドアツーリズム団体のメンバーたちが
地権者と話し合い、一定のルールを設けて入山が可能になった。
今回も、そのルールに則っての山行だ。
26日以降、暖かい日が続き、氷瀑もだいぶ痩せたかなと思っていたが、鑑賞に堪える
レベルには残っていてくれてよかった。
谷筋から大普賢岳から北へ続く稜線を見上げる。
林道を進むと、ちょっとした広場に出る。脇に短い丸太が置いてある。
ここは土場。いわゆる貯木場だが、吉野杉を伐り出したあと、ここで出荷可能な長さに
切りそろえる場所だ。
26日にはなかった雪だるまが待ち構えていた。
このあたりの吉野杉はみごとに手入れが行き届いている。
道端のつららを観察する。
ちょっとした難所。ドボンしないように、お助け紐を頼りにトラバース。
ここだけのことではないが、岩の上で、靴を斜めに置いたら必ず滑る。
しっかり足の裏全体でフリクションを利かせることが基本である。
「ワサビ谷環境管理組合」の皆さんが道普請した木段道。
沢の向こう側には、「バーティカルアイス・ミニ」が見えるが、かなり融けて
しまった。
さらに先へ行くと、今度は左手に「アイスガーデン」が見える。
この先で昼食を摂り、アイゼンを装着した。
この小滝の前で渡渉する。滝は左岸から越える。
このあたりからしだいに傾斜が強くなってくる。
岩の隙間がトンネルのようになっているところで、ふたたび右岸に移る。
そこに小さな氷柱ができていた。小さな氷の神殿である。
「ブライダルベール」に到着。ちゃんと残ってくれていてよかった!!
滝の裏が岩屋のようになっており、顔だけ出してコンニチハ!
岩屋の中には、鳥の巣のようなものもあった。イワツバメ?
「ベール」の内側から。ここでランチタイム。
食事が済んで表に出たら、滝の左端が大きく音を立てて崩落した。
大型冷蔵庫を超えるサイズの氷塊がバラバラに折れながら一気に落下する
恐怖のシーン。下にいたら、ひとたまりもなかっただろう。
集合写真を撮ってから、下山にとりかかる。
下山後は、道の駅「杉の湯 川上」に立ち寄りおいしいコーヒーを楽しんだ。
竹中ガイドは下山後、地元WEB動画配信にゲスト出演という人気ぶり。
忙しい中、2日間ありがとう!!
・ワサビ谷環境管理組合→サイトはこちら
・ヨイヨイかわかみ→サイトはこちら
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