2015年4月4日(土) ［大阪の山レビュー］雨山奥山自然公園、永楽ダムの西尾根、東尾根を巡る

■メイン写真
東コース展望台から見下ろす、桜満開の永楽ダム


■今回のコース
永楽ダム駐車場［駐車］→（西コース）→雨山分岐→永楽池→(東コース)→展望台→
永楽ダム駐車場


事前の気象予報では曇りで、夜から雨になるとのこと。
桜の写真を少しでも多く確保したかったので、朝から山中渓、堀河ダムをクルマで回った。
すると綺麗な青空が広がってきた。

これ幸いと、クルマを永楽ダムに回した。永楽ダムはこの時期、桜まつりを開催
しており、花見客で賑わうのだ。



ダム周辺の桜のカットは押さえた。

昼前。まだ天気がいいので、思い切って西コース～東コースを縦走してみることにした。
まさか歩くとは思っていなかったので、昼食は用意していないが、まあ、一気に
回ったら大丈夫だろう。暑いのでＴシャツ一枚になった。帽子は持ってこなかった。



西コースを少し上がったところから永楽ダムが見えた。



東コースの展望台が見えた。ミツバツツジがちょうど見ごろになっていた。



岩が削られて階段になっている。クサリがあるが難所でもなんでもない。
予想外に暑いので汗を拭き拭き進む。



雨山への分岐と、鉄塔下を過ぎたあたりで、犬鳴山方面を展望する。
少し春霞がかかった感じ。



永楽池に下りる。静か。



東コースの入口。

ツツジが左右に咲き乱れる、贅沢な回廊をそぞろ歩く。
ミツバチやクマンバチがぶんぶん、上機嫌で飛び回っている。



永楽池を振り返る。いやー、花、花、花。こちらも上機嫌になる。



展望台に到着。汗を拭こうとポケットのミニタオルに手をやったら、
車のカギがないことに気付いた。慌てて別のポケットやザックを探すが
見当たらない。顔面蒼白。。。

とりあえず写真は撮りながら、下山する。
もしかしたらクルマのドアにカギをつけっぱなしにしたのかもしれない。



東コースの登山口に下りた。

駐車場に戻り、クルマをチェックし、駐車場の交通整理をしているボランティアの方に
落とし物がないか尋ねたが、手がかりはない。

昼食も持ってきていないので腹ペコだし。もう最悪。

今日、大阪に登山靴を買いに行ってるともちゃんにとりあえず電話し、
ＪＡＦの番号を教えてもらう。しかしＪＡＦも、クルマのドアを開けることは
できるがエンジンの始動はできないという。
レッカー牽引も、15kmまでが無料というが、ここから15kmといっても、
次はどこにクルマを置くのか・・・

結局ＪＡＦにすがるのは諦め、ともちゃんに合鍵を持ってきてもらうことに。
でも、電車とタクシーで３時間くらいはかかるだろう。
自動販売機でドデカミンを買って飲んだら、少し身体に元気が戻ってきた。

そこで、さっき歩いたコースをもう一度、回ってみることにした。
しかし、しかし…
汗だくになり、目を皿のようにして回ったものの、カギは見つからず。

落胆して下山。
あまりに喉が渇いたので果汁100％の缶ジュースを一気飲み。

覚悟を決め、しばらく座り込んでクールダウンしていたら、向こうから
下山してきたハイカーご夫婦が、交通整理のおっちゃんに「カギを拾った」と
手渡しているのが見えた。

飛びつくように確認すると、果たして、自分のカギだ！！
こんな奇跡があるなんて！！

ご夫婦は、雨山分岐で見つけたという。ずいぶん序盤に落としていたものだ。
せめてもの御礼に、飲み物でもご馳走させてくださいと申し出たが、
笑顔でご辞退された。
お名前もお聞きする雰囲気でもなかったので、この場をお借りして改めて
お礼申し上げます。

家に帰ったら、どっと疲れが出た。やれやれ。