Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年5月13日(日)新入社員歓迎!六甲・船坂谷から東お多福山、岩梯子(1)

2007年05月20日 | 山登りの記録
「いたずらに規模のみを追わず」の山岳部なのだが、山に興味をもって
くれた人とは、どんどん仲間になりたい…

今度はなんと、新卒22歳のお姫様が体験参加したのだ!
1985年生まれということは、かの掛布、ランディ・バース、岡田の
バックスクリーン3連発に象徴された阪神奇跡の優勝劇のその年に
生まれたのか!
あのころ、Mr.Dashは高校生で、テントを担いで野宿して
星を眺めていたなぁ。

で、今日のメンバー。Mr.Dash、ともちゃん、ゴッドマザーO坂さん、
宇宙人I村さん、元気者ふみちゃん、タイプR・N尾さん、そして
お姫様・M瀬さんの7人パーティである。

M瀬さんを誘ったのは、ゴッドマザーO坂さん。集合場所の宝塚駅
バス停で朝飯のパンにかぶりついていたら、二人がやってきた。

ここからバスに乗り、舟坂橋で下車。国道の橋を渡ったところから川沿いに
とる。始めは別荘のような、自然派系喫茶店のような家屋が点在する
舗装道だが、二股を右にとり船坂谷の渓流を渡ると、地道になる。


六甲らしい巨大堰堤の高巻きを経て、右手に現れたのが老ヶ石か。
思ったほど大きくない。この石に触れると老けるといわれるが、
”いわれ”は何だろう?

ほどなく川上ノ滝に着く。

落差は10mあるかないか程度だが、流れの形がいい。落ち口は一条の
細い幅で、滝壷に近づくに従って裾が広がる。エッフェル塔のような
シルエットなのだ。

沢登り経験者たちは、瞬時に登攀可能とおぼしきルートが3本とれそう
だと、推理を楽しむ。M瀬さんに「沢登りではねぇ…」と、ルートの
説明をしていたら、背後から写真を撮られていた。
たまたま二人とも、赤のTシャツだったので、ペアルックのようだ。
こんなうら若いお姫様とツーショット写真を撮れるとは、
幸せ者であります。

この先は堰堤が出現するたびに、急な高巻きが続く。

何回あんねん、とうんざりするが、ルートそのものは木の根、
ロープ等も多く、ちょっとしたフィールドアスレチックのよう。
まあ、自然林が続くのと、人に会わない静かなところは合格。

沢を離れ、左にぐっと登る。右手に、本沢に巨大な堰堤が見える。
このまま稜線へ突き上げるのかと思いきや、かなり登ってから、
涸れた沢(さっきの沢の延長線上)を渡り、なおもトラバースを
続ける。三本目の沢筋で、やっと尾根を目指して登り始める。

さいごは、ややじれったい感じだったが、自動車道にポンと
飛び出した。カーブNo.112の地点だ。

自動車道を右にわずかで、鳥居茶屋跡。六甲最高峰は目と鼻の先だが、
今日は立ち寄らない。道路を渡り、鳥居を経て白姫権現の広場から
東お多福山を目指す。途中で寄った蛇谷北山は、樹林に囲まれ展望も
ない、ショボいピークだった。

東お多福山は、小学校4年の時に来て以来だと思う。
山頂付近には、YMCAが大勢の子供たちを連れてピクニックしていた。
班編成し、それぞれにボランティアなのか、お兄さん、お姉さんが
ついていた。昔の自分を見ているよう。
ただ、通り道の階段の真ん中に陣取って食事していたお姉ちゃんの班、
これは迷惑だし、山でのルール違反。脇に避けようね。

東お多福山の笹原は、昔の記憶のままで、懐かしかった。
六甲最高峰をバックに記念写真。みんな、愉しそうだ。


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