約10年に一度の会社の大イベントのおかげで、3月31日は
休日出勤となった。自らの立場をわきまえず、休日出勤は究極の
非常事態であり、常態化は悪と位置づけているのだが、さすがに
今日は出ないと、何をもって非常事態と言うのかわからなくなる。
そんなわけでMr.Dashは会社に直行。あとの皆んなは、
元気に槇尾山・蔵岩へ、今年最初のクライミング練習&ツェルト設営研修。
こんな状況で、仕事に身が入るわけがないと思いきや、Mr.Dashは、
こんな時こそ仕事をせっせと済ませたくなる。結局13:30、会社を出る。
ちょうど宇宙人Ⅰ村氏が私用(お見合いではなかったらしい)のため、
マイカーで天王寺まで出てきていたので、頼み込んで乗せてもらう。
スーツ姿のまま、槇尾山の駐車場に着いたのが15:00頃。
ほかの登山客が、不自然なスーツ姿にたじろいでいる。確かに怪しすぎる。
先に駐車していた我がノア号(ともちゃんが運転していた)で
クライミング姿に素早く着替え、坂道を駆け上がる。
宇宙人Ⅰ村氏も懸命に追ってくるが、早々に息切れして蛸入道みたいに
なっていた。
15:30頃には、蔵岩下に着いた。皆んな、岩にへばりついている。
皆んな、愉しそうだ。
ちょうど身体も温まってきたので、早速、フィックスザイルにプルージック。
右足の親指の爪はまだ伸びきっておらず、つま先に体重をかけられないが、
そこは徳を積んでいるので、若干、空中浮遊してごまかす(大嘘)。
一周したら、もう撤収時間が近づいている。ううむ。仕事と山との両立は
かくも困難な道のりなのか。
「アナタは山と仕事と、いったいどっちが大事なの!?」なんて
鈴木京香にでも言われたらどうしようかと悩む。
いや、長澤まさみに言われても悩むだろう。
Hちえみは、、、、知人の奥さんなのでコメントは控えよう。
そんなことはどうでもよく、もう撤収なのである!
悔しいので、ザイルをそのまま回収せずに、逆に、全員、上まで2ピッチ
上がれとヤケクソの指示を出す。その代わりMr.Dashがジャラジャラを
全部回収してやる。下の1ピッチのザイルも回収してやろうぢゃないの。
・・・・で、これが、重い。。。爪の無い右足に登山靴の登攀。
体重がかからない。日頃の行いに賭けるしかない。おじいちゃん、見てて!
うりゃっと奇声を発し、身体を引き上げた。辛うじて面目躍如。
ちょっとヤバいときに、死んだおじいちゃん顔が浮かぶと、不思議に登り
きれるのである。きっといつも背中にいてくれるのだろう。
施福寺を経由して、疾風のように下山。慌しい一日であった。
休日出勤となった。自らの立場をわきまえず、休日出勤は究極の
非常事態であり、常態化は悪と位置づけているのだが、さすがに
今日は出ないと、何をもって非常事態と言うのかわからなくなる。
そんなわけでMr.Dashは会社に直行。あとの皆んなは、
元気に槇尾山・蔵岩へ、今年最初のクライミング練習&ツェルト設営研修。
こんな状況で、仕事に身が入るわけがないと思いきや、Mr.Dashは、
こんな時こそ仕事をせっせと済ませたくなる。結局13:30、会社を出る。
ちょうど宇宙人Ⅰ村氏が私用(お見合いではなかったらしい)のため、
マイカーで天王寺まで出てきていたので、頼み込んで乗せてもらう。
スーツ姿のまま、槇尾山の駐車場に着いたのが15:00頃。
ほかの登山客が、不自然なスーツ姿にたじろいでいる。確かに怪しすぎる。
先に駐車していた我がノア号(ともちゃんが運転していた)で
クライミング姿に素早く着替え、坂道を駆け上がる。
宇宙人Ⅰ村氏も懸命に追ってくるが、早々に息切れして蛸入道みたいに
なっていた。
15:30頃には、蔵岩下に着いた。皆んな、岩にへばりついている。
皆んな、愉しそうだ。
ちょうど身体も温まってきたので、早速、フィックスザイルにプルージック。
右足の親指の爪はまだ伸びきっておらず、つま先に体重をかけられないが、
そこは徳を積んでいるので、若干、空中浮遊してごまかす(大嘘)。
一周したら、もう撤収時間が近づいている。ううむ。仕事と山との両立は
かくも困難な道のりなのか。
「アナタは山と仕事と、いったいどっちが大事なの!?」なんて
鈴木京香にでも言われたらどうしようかと悩む。
いや、長澤まさみに言われても悩むだろう。
Hちえみは、、、、知人の奥さんなのでコメントは控えよう。
そんなことはどうでもよく、もう撤収なのである!
悔しいので、ザイルをそのまま回収せずに、逆に、全員、上まで2ピッチ
上がれとヤケクソの指示を出す。その代わりMr.Dashがジャラジャラを
全部回収してやる。下の1ピッチのザイルも回収してやろうぢゃないの。
・・・・で、これが、重い。。。爪の無い右足に登山靴の登攀。
体重がかからない。日頃の行いに賭けるしかない。おじいちゃん、見てて!
うりゃっと奇声を発し、身体を引き上げた。辛うじて面目躍如。
ちょっとヤバいときに、死んだおじいちゃん顔が浮かぶと、不思議に登り
きれるのである。きっといつも背中にいてくれるのだろう。
施福寺を経由して、疾風のように下山。慌しい一日であった。