■メイン写真
鎌ヶ岳の山頂直下に咲いていたシロヤシオ
■今回のコース
表道・三ツ口谷ルート分岐→(三ツ口谷)→長石尾根分岐→稜線出合→鎌ヶ岳→武平峠→
表道・三ツ口谷ルート分岐
昨年の晩秋、凍りつく急坂をロープで補助しながら下った鎌ヶ岳。
同じルートだが、今回は新緑の季節。ヒルが活動を活発化させるギリギリの時期だ。
ツツジ科の花がいろいろ観られるのも楽しみだ。
三ツ口谷は、変化に富むルートだ。
涸れ沢を渡って、最初の堰堤から御在所岳を振り仰ぐ。
ヤマツツジが綺麗。
小滝が断続的に現れる。谷筋を下ってくる風が涼しい。
急斜面を大きく巻き上がるところもある。こういうプチ難所が、また愉しい。
何度か渡渉箇所もあるが、いずれもたやすい。
6mほどの滝。おそらくこの谷で最大の滝。
浅い滝壺の前が平坦になっているので、ここで休憩。
「この滝、登攀するとしたら、どう登る?」
先の滝は、手前から左岸を高巻く。意外に高度感があるが、木の根をつかんで
確実に行けば、さして難しくはない。
巻き上がると急登は終わり、長石尾根への分岐に出る。コナラなどの新緑が美しい。
ここから、多くのハイカーは長石尾根へ逃げるのだが、我々は三ツ口谷を直進。
踏み跡はかなり薄くなる。
谷の二股で休憩。左俣は強烈な涸れゴルジュ。一度登ってみたいとは思っているが。
容易な右俣をセレクトする。
しばらくすると樹林帯はなくなり、ゴロゴロの花崗岩が重なり合ったガレ場に
さしかかる。落石を起こさないよう、慎重に登る。
最後は直登を避け、やや右手にトラバース気味に、武平峠と鎌ヶ岳を結ぶ登山道に出る。
登り始めに見上げた御在所岳も、肩を並べるような高さに見えてきた。
尾根道に出ると、そこは春の花々にあふれていた。
イワカガミの群生。
フデリンドウ。
シロヤシオは大半が、花を散らしたばかりで、まだ新鮮な花があちこちに落ちていた。
来るのが2~3日早ければ、もっとたくさん観られたことだろう。
サラサドウダン。グラデーションがかわいい。
鎌ヶ岳の山頂に到着。正午は少し回ってしまったが、眺めを楽しみながらランチタイム。
鎌尾根から水沢岳。次はあそこを歩きたいね~。
下山は、途中まではさっき登ってきた道だ。登りより、下りの方を慎重に。
鎌ヶ岳を振り返る。どこから見ても尖がった、鈴鹿の「槍」だ。
ベニドウダン。
ウラジロノキ。
武平峠に到着。古い地図看板を見ながら、雨乞岳にも行きたいね~。
夢がどんどん広がる。
スカイラインに並行する登山道で下っていく。
表道との分岐には、石仏や鳥居などが集まっていて、一種独特の雰囲気だ。
すぐに駐車地に到着。
この日のご参加は9名様。急登箇所も多いルートなので、もう少し時間がかかると
思っていたが、皆さん軽々と元気なステップを刻み、御在所岳へ登り返せるのでは
ないかというほどの余裕っぷりだった。
鎌ヶ岳の山頂直下に咲いていたシロヤシオ
■今回のコース
表道・三ツ口谷ルート分岐→(三ツ口谷)→長石尾根分岐→稜線出合→鎌ヶ岳→武平峠→
表道・三ツ口谷ルート分岐
昨年の晩秋、凍りつく急坂をロープで補助しながら下った鎌ヶ岳。
同じルートだが、今回は新緑の季節。ヒルが活動を活発化させるギリギリの時期だ。
ツツジ科の花がいろいろ観られるのも楽しみだ。
三ツ口谷は、変化に富むルートだ。
涸れ沢を渡って、最初の堰堤から御在所岳を振り仰ぐ。
ヤマツツジが綺麗。
小滝が断続的に現れる。谷筋を下ってくる風が涼しい。
急斜面を大きく巻き上がるところもある。こういうプチ難所が、また愉しい。
何度か渡渉箇所もあるが、いずれもたやすい。
6mほどの滝。おそらくこの谷で最大の滝。
浅い滝壺の前が平坦になっているので、ここで休憩。
「この滝、登攀するとしたら、どう登る?」
先の滝は、手前から左岸を高巻く。意外に高度感があるが、木の根をつかんで
確実に行けば、さして難しくはない。
巻き上がると急登は終わり、長石尾根への分岐に出る。コナラなどの新緑が美しい。
ここから、多くのハイカーは長石尾根へ逃げるのだが、我々は三ツ口谷を直進。
踏み跡はかなり薄くなる。
谷の二股で休憩。左俣は強烈な涸れゴルジュ。一度登ってみたいとは思っているが。
容易な右俣をセレクトする。
しばらくすると樹林帯はなくなり、ゴロゴロの花崗岩が重なり合ったガレ場に
さしかかる。落石を起こさないよう、慎重に登る。
最後は直登を避け、やや右手にトラバース気味に、武平峠と鎌ヶ岳を結ぶ登山道に出る。
登り始めに見上げた御在所岳も、肩を並べるような高さに見えてきた。
尾根道に出ると、そこは春の花々にあふれていた。
イワカガミの群生。
フデリンドウ。
シロヤシオは大半が、花を散らしたばかりで、まだ新鮮な花があちこちに落ちていた。
来るのが2~3日早ければ、もっとたくさん観られたことだろう。
サラサドウダン。グラデーションがかわいい。
鎌ヶ岳の山頂に到着。正午は少し回ってしまったが、眺めを楽しみながらランチタイム。
鎌尾根から水沢岳。次はあそこを歩きたいね~。
下山は、途中まではさっき登ってきた道だ。登りより、下りの方を慎重に。
鎌ヶ岳を振り返る。どこから見ても尖がった、鈴鹿の「槍」だ。
ベニドウダン。
ウラジロノキ。
武平峠に到着。古い地図看板を見ながら、雨乞岳にも行きたいね~。
夢がどんどん広がる。
スカイラインに並行する登山道で下っていく。
表道との分岐には、石仏や鳥居などが集まっていて、一種独特の雰囲気だ。
すぐに駐車地に到着。
この日のご参加は9名様。急登箇所も多いルートなので、もう少し時間がかかると
思っていたが、皆さん軽々と元気なステップを刻み、御在所岳へ登り返せるのでは
ないかというほどの余裕っぷりだった。