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昨年9月、南木曽岳への山行は雨で中止した。
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/3294d89dc1ded6290f8de06c12161c4d
結構、いい山だと聞いていたので、諦めきれず、この機会にリベンジを企てた。
急な呼びかけにも、G嬢、Y井氏、N尾クンが応じてくれ、Mr.Dashと
ともちゃんを加えた5人パーティだ。ちょうど、動きが取りやすい人数だ。
19日の冷え込みで、大阪の金剛山では平年より27日も早く着雪した。
ということで、ある程度の雪は覚悟して、メンバー全員に軽アイゼンの持参を
呼びかけたが、当日、自分が忘れてしまった(アホ)。
10:50、避難小屋のある登山口を出発。既に駐車場はいっぱいで、
人気の山であることが分かる。
おっ、案の定、雪がちょっと残っているぞ。
近道ルートからアプローチする。あずま屋があるあすなろ林を抜け、太い林道に出る。
金時の産湯池のところからは、本格的な山道だ。
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足元は雪だが、歩き始めると暑くなる。
南木曽岳は、別名、金時山というそうだ。金時は、この山の山姥が産んだ子で、
成人して京にのぼり、源頼光に仕え出世したそうだ。
すぐに若者5人のパーティを追い抜く。若いお嬢さんが雪のついた桟道に戸惑っていた。
金時の洞窟は、洞窟というより巨岩が重なる合間の岩屋だ。
喉の滝は、ホントにちょろちょろした流れ。立派な看板があったのに、
ともちゃんもG嬢も、それに気づかずに通り過ぎていた。
しばらく、エゲツナイ急登が続く。木製のハシゴや桟道、時にクサリまであるので
ありがたいが、もう少し雪が積もったら、なかなか手ごわいだろう。
2番目の鎖場は、いかにも修験道のようで楽しそうだったが、どういうわけか
通行禁止になっていて、右の立派な桟道を巻く。さらに右下の谷筋に目をやると、
朽ちたハシゴが架かっていた。ここはしばしばルートが変わるのか。
さらに急坂を登り続け、ようやく三角点に。
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残念ながら、樹林に囲まれ展望はなし。
少し進んだところに、「南木曽嶽山明神」の大岩がある。すぐ左に標識があり、
「柿其渓谷・御嶽・乗鞍展望台」とある。シャクナゲ群落をかき分けると、
見事な眺めに出くわした。
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ただ、大きな岩の上には薄く雪がついていて、あまり前に出るとツルッといって、
そのまま「さよなら~」となりそうなので、おっかなびっくりだ。
さっきまでの急坂が嘘のように、広い台地上の山頂部が続く。ササの下の
山道は表面がツルツル。ノーアイゼンの身にはつらい。
山頂避難小屋に着く。
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中に単独行のおっちゃんがいたが、お邪魔してここで昼食。
この先の見晴台からは、御岳、乗鞍、穂高連峰が見通せる。中央アルプスは
あいにく雲に覆われていていたが、右にちょろっと見える南アルプスは晴れているようだ。
登り始めは薄いガスの中だったから、ここまで晴れたのが嬉しい。
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摩利支天ピークの岩は、雪が着いていて登るのは断念。それでも左横から
覗き込んだら、恵那山がど~んと横たわっていて迫力の眺めだった。
油断していたら、大きな雪の玉がひゅんと飛んできた。
目を三日月形にしたG嬢からの”空爆”だ。地面に落ちてもまだ原型を残していたので、
それを拾い、お礼返し!この冬最初の雪合戦。
下りもクサリのついた急坂だ。スリップしないように気をつけながら下りる。
N尾クンを先頭に、なんだか一気に下りてしまったが、足の揃ったパーティは
これができるから頼もしい。
いや、みんな、この後の温泉と地ビールが気になってきているのだろう。
金時の洞窟の手前で、往路に合流する。散々道草を食ったのに、予定より早い。
ということならと、180mほど寄り道して、男滝、女滝を見に行く。
男滝は落差15m程度か。形は、ミニミニ田立ノ滝いった感じ。
垂直で登れそうにない。女滝は、夏ならシャワークライムに丁度よさそうだった。
無事下山。このあと、いよいよメインイベント!
南木曽温泉で身体を温め、夕食。ドライバーのMr.Dash以外の連中は
木曽路ビールをグビグヒやっている。いいなぁ。こっちは湯呑みで「乾杯」!
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木曽路ビールは、売店で6つの味すべてを購入していた。車を飛ばし、
19:30には予定通り、椛の湖(はなのこ)オートキャンプ場へ。
ウッディでしゃれたバンガローを借りてあったのだ。
見事な星空を眺めるのもそこそこに、本格的宴会のスタートだ。
木曽路ビールは、ピルスナー、プレミアムラガー、アルト、ペールエール、
ヴァイツェン、ポーターの6種類。
Y井氏はペールエールが気に入ったらしい。
Mr.Dashはやっぱりポーターだ。
南木曽温泉の売店で買ったわさびチーズは、ちょっとビミョーだったが、
G嬢がオススメの馬刺しの燻製は素晴らしい美味で、あっという間に
なくなった。
ビール、日本酒、ワインが順調になくなり、いい気分。
暖かいシュラフに潜り込んで、深い眠りに落ちていった。
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/3294d89dc1ded6290f8de06c12161c4d
結構、いい山だと聞いていたので、諦めきれず、この機会にリベンジを企てた。
急な呼びかけにも、G嬢、Y井氏、N尾クンが応じてくれ、Mr.Dashと
ともちゃんを加えた5人パーティだ。ちょうど、動きが取りやすい人数だ。
19日の冷え込みで、大阪の金剛山では平年より27日も早く着雪した。
ということで、ある程度の雪は覚悟して、メンバー全員に軽アイゼンの持参を
呼びかけたが、当日、自分が忘れてしまった(アホ)。
10:50、避難小屋のある登山口を出発。既に駐車場はいっぱいで、
人気の山であることが分かる。
おっ、案の定、雪がちょっと残っているぞ。
近道ルートからアプローチする。あずま屋があるあすなろ林を抜け、太い林道に出る。
金時の産湯池のところからは、本格的な山道だ。
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足元は雪だが、歩き始めると暑くなる。
南木曽岳は、別名、金時山というそうだ。金時は、この山の山姥が産んだ子で、
成人して京にのぼり、源頼光に仕え出世したそうだ。
すぐに若者5人のパーティを追い抜く。若いお嬢さんが雪のついた桟道に戸惑っていた。
金時の洞窟は、洞窟というより巨岩が重なる合間の岩屋だ。
喉の滝は、ホントにちょろちょろした流れ。立派な看板があったのに、
ともちゃんもG嬢も、それに気づかずに通り過ぎていた。
しばらく、エゲツナイ急登が続く。木製のハシゴや桟道、時にクサリまであるので
ありがたいが、もう少し雪が積もったら、なかなか手ごわいだろう。
2番目の鎖場は、いかにも修験道のようで楽しそうだったが、どういうわけか
通行禁止になっていて、右の立派な桟道を巻く。さらに右下の谷筋に目をやると、
朽ちたハシゴが架かっていた。ここはしばしばルートが変わるのか。
さらに急坂を登り続け、ようやく三角点に。
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残念ながら、樹林に囲まれ展望はなし。
少し進んだところに、「南木曽嶽山明神」の大岩がある。すぐ左に標識があり、
「柿其渓谷・御嶽・乗鞍展望台」とある。シャクナゲ群落をかき分けると、
見事な眺めに出くわした。
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ただ、大きな岩の上には薄く雪がついていて、あまり前に出るとツルッといって、
そのまま「さよなら~」となりそうなので、おっかなびっくりだ。
さっきまでの急坂が嘘のように、広い台地上の山頂部が続く。ササの下の
山道は表面がツルツル。ノーアイゼンの身にはつらい。
山頂避難小屋に着く。
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中に単独行のおっちゃんがいたが、お邪魔してここで昼食。
この先の見晴台からは、御岳、乗鞍、穂高連峰が見通せる。中央アルプスは
あいにく雲に覆われていていたが、右にちょろっと見える南アルプスは晴れているようだ。
登り始めは薄いガスの中だったから、ここまで晴れたのが嬉しい。
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摩利支天ピークの岩は、雪が着いていて登るのは断念。それでも左横から
覗き込んだら、恵那山がど~んと横たわっていて迫力の眺めだった。
油断していたら、大きな雪の玉がひゅんと飛んできた。
目を三日月形にしたG嬢からの”空爆”だ。地面に落ちてもまだ原型を残していたので、
それを拾い、お礼返し!この冬最初の雪合戦。
下りもクサリのついた急坂だ。スリップしないように気をつけながら下りる。
N尾クンを先頭に、なんだか一気に下りてしまったが、足の揃ったパーティは
これができるから頼もしい。
いや、みんな、この後の温泉と地ビールが気になってきているのだろう。
金時の洞窟の手前で、往路に合流する。散々道草を食ったのに、予定より早い。
ということならと、180mほど寄り道して、男滝、女滝を見に行く。
男滝は落差15m程度か。形は、ミニミニ田立ノ滝いった感じ。
垂直で登れそうにない。女滝は、夏ならシャワークライムに丁度よさそうだった。
無事下山。このあと、いよいよメインイベント!
南木曽温泉で身体を温め、夕食。ドライバーのMr.Dash以外の連中は
木曽路ビールをグビグヒやっている。いいなぁ。こっちは湯呑みで「乾杯」!
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木曽路ビールは、売店で6つの味すべてを購入していた。車を飛ばし、
19:30には予定通り、椛の湖(はなのこ)オートキャンプ場へ。
ウッディでしゃれたバンガローを借りてあったのだ。
見事な星空を眺めるのもそこそこに、本格的宴会のスタートだ。
木曽路ビールは、ピルスナー、プレミアムラガー、アルト、ペールエール、
ヴァイツェン、ポーターの6種類。
Y井氏はペールエールが気に入ったらしい。
Mr.Dashはやっぱりポーターだ。
南木曽温泉の売店で買ったわさびチーズは、ちょっとビミョーだったが、
G嬢がオススメの馬刺しの燻製は素晴らしい美味で、あっという間に
なくなった。
ビール、日本酒、ワインが順調になくなり、いい気分。
暖かいシュラフに潜り込んで、深い眠りに落ちていった。