■メイン写真
北腰越付近から見た繖山と安土城考古博物館
■今回のコース
能登川駅→岩船神社→猪子山23号墳→上山天満天神社→北向岩屋十一面観音→猪子山→
雨宮龍神社→地獄越→繖山→北腰越→城なび館→安土城址(安土山)→城なび館→安土駅
冬枯れの山は、葉が落ちていることから見通しがよくなり、展望を楽しめる。
猪子山から繖山(きぬがさやま)への尾根ルートは、低山ながら比叡・比良・高島・伊吹・
鈴鹿など周辺の名山たちがゾロリ展望できるのがいい。
登山口は、能登川駅からほど近い猪子山公園。
岩船神社では、舟形の巨岩がお出ましだ。前半戦は、磐座など巨石が次々に出現する。
続いて猪子山23号墳。6世紀後半の古墳。このあたりには100基以上の古墳があるらしい。
菅原道真ゆかりの磐座を経て、上山天満天神社へ。
きちんと整備された木段道を上がると、白瀧大神が祭られた屏風岩がある。
すぐ上で稜線に出る。北向岩屋十一面観音からは琵琶湖方面の眺めがよい。
近江八幡の西ノ湖と、琵琶湖の対岸に比良山系が見える。
北向岩屋十一面観音は、半洞窟の中に観音様がおられる。
磐座もあって、古代の原始信仰の名残を感じる。
この日、最初山頂は猪子山。まあ、広く言えば北向岩屋十一面観音を山頂といってもいい。
尾根道を進むと、どう見ても古墳のような石組みをみる。
何の説明もないが、このあたりには、こんなのがいっぱいあるのだろう。
尾根道に竹ぼうきがあり、落ち葉が丁寧に掃かれていた。
地元に愛されている様子がよくわかる。
伊庭山の特徴のないビークを通過し、瓜生山・雨宮龍神社へ。
神殿に施された彫刻が非常に精密で、じっくり観察して見惚れてしまった。
腕のいい宮大工がいたのか、費用をかけたのか。
地獄越に下る途中にある展望所。こちらは鈴鹿山系側に向いている。
そして、標高216mの最低鞍部である地獄越。やわらぎの郷公園への分岐がある。
ここから繖山へは210mを登り返すことになる。
稜線は琵琶湖側の好展望が続く。これは比叡山。
唯一のクサリ場だが、難しい箇所でもない。
最初、雲に覆われていた比良山系だが、白く雪化粧した山頂部か見えてきた。
繖山(別名:観音山城跡)のピークに到着。ぽかぽか陽気で風も少なかったので、
ここでランチ。
この山の南側直下に、観音正寺や観音山城跡があるが、この日は西尾根を下る。
これまで歩いてきた稜線を見つつ。
桑実寺から続く「石仏の道」に合流する。ミニ西国33番ということになるが、
その27番以降の石仏を見ることができる。
北腰越に下ると、県道2号線をクルマがビュンビュン通り過ぎていく。
隙を狙って向こうに渡り、安土城址をめざす。シロバナタンポポがたくさん咲いていた。
きれいな公衆トイレがある「城なび館」で休憩してから、摠見寺の番屋で
入山料700円を支払って、いざ、安土城址へ。
まっすぐ延びる大手道の石段を登る。意外に段差が大きい所もあって疲れる。
安土城の山頂。天守跡である。今は礎石が残るのみだが、織田信長の栄華のあとが
偲ばれる。
下山は順路を守り、三重塔から二王門へ。ともに重要文化財。
普通は「仁王門」と書くが、ここは「二王門」。なんでかな?
バスもないので、歩いて安土駅へ。ここは新快速は停まらないが、駅前には、やっぱり
信長の像があった。
北腰越付近から見た繖山と安土城考古博物館
■今回のコース
能登川駅→岩船神社→猪子山23号墳→上山天満天神社→北向岩屋十一面観音→猪子山→
雨宮龍神社→地獄越→繖山→北腰越→城なび館→安土城址(安土山)→城なび館→安土駅
冬枯れの山は、葉が落ちていることから見通しがよくなり、展望を楽しめる。
猪子山から繖山(きぬがさやま)への尾根ルートは、低山ながら比叡・比良・高島・伊吹・
鈴鹿など周辺の名山たちがゾロリ展望できるのがいい。
登山口は、能登川駅からほど近い猪子山公園。
岩船神社では、舟形の巨岩がお出ましだ。前半戦は、磐座など巨石が次々に出現する。
続いて猪子山23号墳。6世紀後半の古墳。このあたりには100基以上の古墳があるらしい。
菅原道真ゆかりの磐座を経て、上山天満天神社へ。
きちんと整備された木段道を上がると、白瀧大神が祭られた屏風岩がある。
すぐ上で稜線に出る。北向岩屋十一面観音からは琵琶湖方面の眺めがよい。
近江八幡の西ノ湖と、琵琶湖の対岸に比良山系が見える。
北向岩屋十一面観音は、半洞窟の中に観音様がおられる。
磐座もあって、古代の原始信仰の名残を感じる。
この日、最初山頂は猪子山。まあ、広く言えば北向岩屋十一面観音を山頂といってもいい。
尾根道を進むと、どう見ても古墳のような石組みをみる。
何の説明もないが、このあたりには、こんなのがいっぱいあるのだろう。
尾根道に竹ぼうきがあり、落ち葉が丁寧に掃かれていた。
地元に愛されている様子がよくわかる。
伊庭山の特徴のないビークを通過し、瓜生山・雨宮龍神社へ。
神殿に施された彫刻が非常に精密で、じっくり観察して見惚れてしまった。
腕のいい宮大工がいたのか、費用をかけたのか。
地獄越に下る途中にある展望所。こちらは鈴鹿山系側に向いている。
そして、標高216mの最低鞍部である地獄越。やわらぎの郷公園への分岐がある。
ここから繖山へは210mを登り返すことになる。
稜線は琵琶湖側の好展望が続く。これは比叡山。
唯一のクサリ場だが、難しい箇所でもない。
最初、雲に覆われていた比良山系だが、白く雪化粧した山頂部か見えてきた。
繖山(別名:観音山城跡)のピークに到着。ぽかぽか陽気で風も少なかったので、
ここでランチ。
この山の南側直下に、観音正寺や観音山城跡があるが、この日は西尾根を下る。
これまで歩いてきた稜線を見つつ。
桑実寺から続く「石仏の道」に合流する。ミニ西国33番ということになるが、
その27番以降の石仏を見ることができる。
北腰越に下ると、県道2号線をクルマがビュンビュン通り過ぎていく。
隙を狙って向こうに渡り、安土城址をめざす。シロバナタンポポがたくさん咲いていた。
きれいな公衆トイレがある「城なび館」で休憩してから、摠見寺の番屋で
入山料700円を支払って、いざ、安土城址へ。
まっすぐ延びる大手道の石段を登る。意外に段差が大きい所もあって疲れる。
安土城の山頂。天守跡である。今は礎石が残るのみだが、織田信長の栄華のあとが
偲ばれる。
下山は順路を守り、三重塔から二王門へ。ともに重要文化財。
普通は「仁王門」と書くが、ここは「二王門」。なんでかな?
バスもないので、歩いて安土駅へ。ここは新快速は停まらないが、駅前には、やっぱり
信長の像があった。