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2020年12月23日(水) [高見]局ヶ岳、「伊勢の槍ヶ岳」で絶景を楽しむ!

2020年12月24日 | 山登りの記録
■メイン写真
電波反射板がある局ヶ岳の山頂。展望は抜群だ

■今回のコース
局ヶ岳神社→新(飯高)登山口→旧小峠→小峠→局ヶ岳→小峠→旧道登山口→局ヶ岳神社


高見山から三峰山を経て東に延びる高見山地。その最も東の1,000m峰が局ヶ岳だ。
点に突き上げる鋭いピークの形から、「伊勢の槍ヶ岳」と呼ばれる。



道の駅「飯高駅」から見た局ヶ岳。



局ヶ岳神社の駐車場から歩き始める。
神社周辺はサクラやカエデが植えられ、公園のようだ。



新(飯高)登山口までは舗装林道を歩く。登山口の前にも駐車スペースがある。



序盤はコナラやクヌギが多い雑木林。気持ちがいいな。



やがて植林の急登になる。標識は新しいものが親切な位置に設置されている。
距離まで表示されているのがいい。



大岩を見ながら急登をこなす。



小さくつづら折りに切ってある道。10年ほど前は、もっと大きくジグザグになっていたが
今は間違って入らないように間伐材などで通せんぼがしてある。



旧小峠に到着。地形的には峠(少したわんだ地形)だが、今は横断する登山道はない。
400mで山頂とする古い標識から10mほど先に、山頂まで700mとする新しい標識がある。
我々はこの不思議な「マイナス300m」を無事、通過することができた(笑)。



小峠は、地形的には尾根上の斜面の途中にあるので「峠」にあるわけではないが、
新登山道と旧登山道の分岐になっている。



再び自然林帯に入る。下のとは違い、こちらはカエデやヒメシャラが目立つ。
ちなみに、このあたりの地元では、ヒメシャラのことをサルスベリと呼ぶ。



山頂直下は、さすが「伊勢の槍ヶ岳」。急峻な岩の道だ。登ることそのものが楽しくなる。



そして山頂に到着!
かつて立っていた鳥居はない。

この日は風もほとんどなく、日差しが暖かかった。おかげで山頂での昼食もおだやか。



眺めはすばらしい。
北に青山高原。肉眼では風力発電の風車は見えなかったが、一眼カメラには微かに写っていた。



北西に御杖から曽爾の山々。
尼ヶ岳(右)と大洞山(左)。さらに左に学能堂山、住塚山、国見山が見えた。



西には高見山地が重なる。
手前から栗ノ木岳、修験業山、三峰山だろう。高見山は隠れて見えない。
三峰山の山頂部は白くなっている。いい感じで霧氷がついているのだろう。



南は雄大で、一番奥に台高山脈と、手前に迷岳が広がる。

東には伊勢湾、白猪山、堀坂山、矢頭山など、松阪から伊勢にかけての名山がズラリ。
このエリアの山容図鑑をナマで観られる、この豪勢なこと。



下山は小峠に戻り、旧登山道で下る。
地形図の破線は通らず、少し北側を迂回するように下る。
やがて破線と一緒になり、沢の右岸沿いに一気に下る。林道に出てほどなく、
朝、通った林道に出合い、局ヶ岳神社に戻る。



駐車場のカエデは、まだ彩も鮮やかな枝が残っていた。

帰りに道の駅「飯高駅」でお買い物。この日は温泉は定休日だったが、
いつかまた来るときにはぜひ入りたいものだ。

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