■メイン写真
役行者像がズラッと並ぶ千光寺
■今回のコース
元山上口駅→生駒山口神社(前)→清滝石仏群→千光寺→(裏行場)→鳴川峠→大原山→
客坊展望台→東大阪市立郷土博物館→瓢箪山駅
サクラは終わったが新緑が美しいこの季節、生駒山系の修験の寺・千光寺から
大阪平野を望む絶景ポイントの大原山に登り、山畑古墳群へと歩いてみた。
まず清滝石仏群へ。写真は大きな岩に彫られた貝吹地蔵。
最も大きい八尺地蔵は鎌倉中期の作で、高さ263cmあるが、線刻の上にコケがついて
写真を撮っても地蔵っぽく写らない。
この他、はらみ地蔵、法螺吹地蔵、五智如来などが渓谷沿いにみられる。
ゆるぎ地蔵。これも鎌倉時代の作。お地蔵さんの頭に平らな石が乗っている。
千光寺に到着。
役小角が大峯山を開くより前に修行した場所ということで「元山上」と呼ばれる。
まずは境内にお参り。行者堂の手前に、鉄製の下駄や錫杖がある。
ともに良縁祈願のおまじないであり、面白い。
境内のシャクナゲ。豪華に咲いていた。
山門の外に出て、南側から回り込むように裏行場へと進む。
気の早いギンリョウソウ。
裏行場の細い道に入り、最初に現れるのが平等岩だ。岩の上部に鎖が付けられている。
すぐ先には大黒岩。
行場周辺の道標は、文字部分がユニークなタイル貼りになっている。
蛙岩。カエルに見えるような…
鼓岩。恐る恐る岩の端っこから下を覗くと、かなりの高度感だ。
西の覗。やや斜めになった一枚岩に一本鎖がかかる。
道中、ウワミズザクラの花を何度か見かけた。
鳴川峠に出る。イロハモミジの新緑がじつに気持ちいい。
ここからはしばらく生駒縦走路を歩く。
小ぶりのチゴユリをたくさん見た。
大原山を過ぎ、なるかわ園地の池を渡る。
池の鯉を眺めていると、人の声と姿に反応して鯉とアカミミガメが続々と集まってくる。
大阪平野が目の前にドカンと広がる。あべのハルカスや京セラドーム大阪など、
分かりやすいランドマークを確認。
この日は春霞で、いまひとつ視界がよくなかったが、クリアな日は明石海峡大橋まで
見える。
うしろの木で高らかに歌う野鳥がいる。ホオジロだろうか。
なるかわ園地の「この樹なんの樹」、タブノキの大木。
しばらくのんびりしたあと、下山にかかる。
客坊展望台は、台というほど高さがないのが玉にキズ。まあ仕方ない。
一気に下っていくと、山畑古墳群にたどり着く。
これらは6世紀ごろ頃につくられたもので、地元の豪族などの墓。
ハイキングコースに面した21号墳は、直径15mの円墳。長さ8.5mの横穴式石室。
出土品をはじめ、地元周辺の歴史的遺物を展示した東大阪市立郷土博物館を見学した。
最後に、瓢箪山稲荷神社の境内を通り抜ける。
太閤秀吉がつくった神社だ。
街道を通りがかる人の服装や持ち物、態度などをみて占う「辻占」で知られたという。
なつかしい風情の商店街を通って、瓢箪山駅に到着した。
役行者像がズラッと並ぶ千光寺
■今回のコース
元山上口駅→生駒山口神社(前)→清滝石仏群→千光寺→(裏行場)→鳴川峠→大原山→
客坊展望台→東大阪市立郷土博物館→瓢箪山駅
サクラは終わったが新緑が美しいこの季節、生駒山系の修験の寺・千光寺から
大阪平野を望む絶景ポイントの大原山に登り、山畑古墳群へと歩いてみた。
まず清滝石仏群へ。写真は大きな岩に彫られた貝吹地蔵。
最も大きい八尺地蔵は鎌倉中期の作で、高さ263cmあるが、線刻の上にコケがついて
写真を撮っても地蔵っぽく写らない。
この他、はらみ地蔵、法螺吹地蔵、五智如来などが渓谷沿いにみられる。
ゆるぎ地蔵。これも鎌倉時代の作。お地蔵さんの頭に平らな石が乗っている。
千光寺に到着。
役小角が大峯山を開くより前に修行した場所ということで「元山上」と呼ばれる。
まずは境内にお参り。行者堂の手前に、鉄製の下駄や錫杖がある。
ともに良縁祈願のおまじないであり、面白い。
境内のシャクナゲ。豪華に咲いていた。
山門の外に出て、南側から回り込むように裏行場へと進む。
気の早いギンリョウソウ。
裏行場の細い道に入り、最初に現れるのが平等岩だ。岩の上部に鎖が付けられている。
すぐ先には大黒岩。
行場周辺の道標は、文字部分がユニークなタイル貼りになっている。
蛙岩。カエルに見えるような…
鼓岩。恐る恐る岩の端っこから下を覗くと、かなりの高度感だ。
西の覗。やや斜めになった一枚岩に一本鎖がかかる。
道中、ウワミズザクラの花を何度か見かけた。
鳴川峠に出る。イロハモミジの新緑がじつに気持ちいい。
ここからはしばらく生駒縦走路を歩く。
小ぶりのチゴユリをたくさん見た。
大原山を過ぎ、なるかわ園地の池を渡る。
池の鯉を眺めていると、人の声と姿に反応して鯉とアカミミガメが続々と集まってくる。
大阪平野が目の前にドカンと広がる。あべのハルカスや京セラドーム大阪など、
分かりやすいランドマークを確認。
この日は春霞で、いまひとつ視界がよくなかったが、クリアな日は明石海峡大橋まで
見える。
うしろの木で高らかに歌う野鳥がいる。ホオジロだろうか。
なるかわ園地の「この樹なんの樹」、タブノキの大木。
しばらくのんびりしたあと、下山にかかる。
客坊展望台は、台というほど高さがないのが玉にキズ。まあ仕方ない。
一気に下っていくと、山畑古墳群にたどり着く。
これらは6世紀ごろ頃につくられたもので、地元の豪族などの墓。
ハイキングコースに面した21号墳は、直径15mの円墳。長さ8.5mの横穴式石室。
出土品をはじめ、地元周辺の歴史的遺物を展示した東大阪市立郷土博物館を見学した。
最後に、瓢箪山稲荷神社の境内を通り抜ける。
太閤秀吉がつくった神社だ。
街道を通りがかる人の服装や持ち物、態度などをみて占う「辻占」で知られたという。
なつかしい風情の商店街を通って、瓢箪山駅に到着した。