5月の例会は、IS川さんがリーダー。和佐又ヒュッテから大普賢岳、
脇ノ宿跡、伯母谷覗を経て上谷に下りるルートだ。
あらかじめ、車を起点・終点に分けて置いておく。
今日の参加者は17名。天気には恵まれたが、それにしても暑い。
和佐又ヒュッテのかわいいワンちゃんたちを撫でてから出発。
ブナやカエデの芽吹きがいとおしい。こんなに美しい黄緑がこの世界にはある。
和佐又山への分岐で、ミポリンが手製のキャラメルを全員に配ってくれた。
これの美味しいこと。手がかかるお菓子なのに、本当にありがと。
彼女は山行後半にも、これまた手製ラングドシャを披露し、株価を上げた。
シタン、朝日、笙、ワシ4つの窟を経て日本岳のコル、鉄ハシゴを伝い、
石の鼻へ。慣れたルートだが、無雪期は久しぶり。
またフィックス・クサリが増えたかな。
3月にウチの会社のOBさんが不幸な滑落死を遂げているが、和佐又ヒュッテの
おやじさんに聞けば、現場は大普賢岳の穂先も上部の方。
かつてY井カメラマンが冬季登攀時に両足で雪を踏み抜き、すんでのところで
引っかかって転落しなかった場所にほど近いと思われる。
残念ながら、事故現場をピンポイントで探り当てることはできなかったが、
その可能性がある複数の箇所では、他のメンバーに悟られないよう、心で両手を合わせた。
例会は、全員がつつがなく歩けるペースが原則。
のんびりペースで、昼過ぎに大普賢岳の頂上に至る。
暑いものの、この季節にしては、うるさくたかる虫も少なく、昼食も快適に摂れた。
元気者ふみちゃんが、冷えた缶ビールを持ってきてくれていた。
飲める人で一口ずつ、回し飲み。笑顔があふれる。
ただ、ふみちゃん、首を痛めて動かしにくいとのこと、可哀想にご本人は道中、
ちょっとつらそうだった。
虫が少ない理由は、すぐに分かった。シャクナゲ、ツツジともに、花芽が極端に
少ないのだ。早い年ならとうに咲いているが、僅かに見出せる蕾はまだ固い。
大普賢岳から脇ノ宿跡へ向かう尾根は、シャクナゲの大群落であるが、とうとう
開いた花はひとつも見なかった。これだけは残念である。
途中で、本当に人間でも座れそうな巨大サルノコシカケを発見したが、
これには本当に驚いた。今まで見た中でもトップクラスのドでかサイズだった。
女人結界を過ぎ、いよいよ伯母谷覗の垂直の岩の上に着く。
ここから望む大普賢岳、小普賢岳、日本岳は、まるでステゴザウルスの背中のよう。
あんなトコロに登山道が付いているんだなと妙な感動。
伯母谷覗でしばらく皆、雄大な眺めに酔いしれた。
ここからはしばらく、沢筋を下る。やがて尾根沿いの道となり、標高を徐々に下げる。
ミヤマカタバミが咲いていたが、ようやく見つけた花であった。
他にはツツジが1株満開、ムシカリがちらほら咲きという程度だった。
そうこうしているうちに、退屈な植林の山道に変わった。
一同、黙々と、ひたすら下る。
コウヤマキを植えている上谷集落まで、大普賢岳を基準にすると標高差約1200m。
結構な標高差。何人かは、足にきていた様子。
車を回送するのに50分を要した。待ってくれていたメンバーを拾い、
有志で下市温泉へ。
今日、体験参加したF越さんが、即、入部を決意してくれ、最後まで嬉しい
山行であった。
脇ノ宿跡、伯母谷覗を経て上谷に下りるルートだ。
あらかじめ、車を起点・終点に分けて置いておく。
今日の参加者は17名。天気には恵まれたが、それにしても暑い。
和佐又ヒュッテのかわいいワンちゃんたちを撫でてから出発。
ブナやカエデの芽吹きがいとおしい。こんなに美しい黄緑がこの世界にはある。
和佐又山への分岐で、ミポリンが手製のキャラメルを全員に配ってくれた。
これの美味しいこと。手がかかるお菓子なのに、本当にありがと。
彼女は山行後半にも、これまた手製ラングドシャを披露し、株価を上げた。
シタン、朝日、笙、ワシ4つの窟を経て日本岳のコル、鉄ハシゴを伝い、
石の鼻へ。慣れたルートだが、無雪期は久しぶり。
またフィックス・クサリが増えたかな。
3月にウチの会社のOBさんが不幸な滑落死を遂げているが、和佐又ヒュッテの
おやじさんに聞けば、現場は大普賢岳の穂先も上部の方。
かつてY井カメラマンが冬季登攀時に両足で雪を踏み抜き、すんでのところで
引っかかって転落しなかった場所にほど近いと思われる。
残念ながら、事故現場をピンポイントで探り当てることはできなかったが、
その可能性がある複数の箇所では、他のメンバーに悟られないよう、心で両手を合わせた。
例会は、全員がつつがなく歩けるペースが原則。
のんびりペースで、昼過ぎに大普賢岳の頂上に至る。
暑いものの、この季節にしては、うるさくたかる虫も少なく、昼食も快適に摂れた。
元気者ふみちゃんが、冷えた缶ビールを持ってきてくれていた。
飲める人で一口ずつ、回し飲み。笑顔があふれる。
ただ、ふみちゃん、首を痛めて動かしにくいとのこと、可哀想にご本人は道中、
ちょっとつらそうだった。
虫が少ない理由は、すぐに分かった。シャクナゲ、ツツジともに、花芽が極端に
少ないのだ。早い年ならとうに咲いているが、僅かに見出せる蕾はまだ固い。
大普賢岳から脇ノ宿跡へ向かう尾根は、シャクナゲの大群落であるが、とうとう
開いた花はひとつも見なかった。これだけは残念である。
途中で、本当に人間でも座れそうな巨大サルノコシカケを発見したが、
これには本当に驚いた。今まで見た中でもトップクラスのドでかサイズだった。
女人結界を過ぎ、いよいよ伯母谷覗の垂直の岩の上に着く。
ここから望む大普賢岳、小普賢岳、日本岳は、まるでステゴザウルスの背中のよう。
あんなトコロに登山道が付いているんだなと妙な感動。
伯母谷覗でしばらく皆、雄大な眺めに酔いしれた。
ここからはしばらく、沢筋を下る。やがて尾根沿いの道となり、標高を徐々に下げる。
ミヤマカタバミが咲いていたが、ようやく見つけた花であった。
他にはツツジが1株満開、ムシカリがちらほら咲きという程度だった。
そうこうしているうちに、退屈な植林の山道に変わった。
一同、黙々と、ひたすら下る。
コウヤマキを植えている上谷集落まで、大普賢岳を基準にすると標高差約1200m。
結構な標高差。何人かは、足にきていた様子。
車を回送するのに50分を要した。待ってくれていたメンバーを拾い、
有志で下市温泉へ。
今日、体験参加したF越さんが、即、入部を決意してくれ、最後まで嬉しい
山行であった。