Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年1月4日(土) 2020年初歩きは、和泉山系縦走(前半)。槇尾山~和泉葛城山~犬鳴山!

2020年01月05日 | 山登りの記録
■メイン写真
和泉葛城山の山頂付近は、大阪府下では貴重なブナ林だ


■今回のコース
槇尾山バス停→施福寺→十五丁地蔵→千本杉峠→セト→三国山横→七越峠→鍋谷峠→小堂峰→
大石ヶ峰→和泉葛城山一等三角点→和泉葛城山→五本松→七宝龍寺本堂下→犬鳴山バス停


先月までにダイヤモンドトレールを踏破し、今回からは続いて槇尾山から和泉山系を西へたどる。
途中で下山に適した場所がないので、一気に犬鳴山まで歩くロングコースだ。



和泉中央駅からタクシーに分乗し、槇尾山バス停へ。
まずは参道を登り、施福寺へ向かう。



西国三十三番札所の第四番、施福寺の本堂に到着。



前回ゴールした、ダイトレ始点碑をチェック。



ところどころに丁石地蔵が残る檜原越の古道を行く。
地元消防署の黄色い標柱も新しくなった。



岩湧山を眺めながら、先を急ぐ。
今日の行程は、あまりゆっくりしていられない。



十五丁石地蔵。猿子城山への分岐でもある。
この先で一旦、上山谷林道に合流し、500mほどでまた山道に戻る。



「まきのを」標石を経て、千本杉峠に到着。
ここは父鬼、御光滝とのジャンクションである。



坂をグイグイ登って、セトへ。ここでランチ。



舗装林道に変わり、三国山レーダーの横を通過する。
今日は舗装道歩き(ロード)の比率が高い。



七越峠。石仏に護摩札がいくつも立てかけられている。
ここは葛城二十八宿ではないが、葛城修験の行場の1つということか。



さらにロードは続き、鍋谷峠の少し南から、テープを追って山道に入る。
ここ、取りつき点が難しいところ。
木段は横木がすっかり朽ち落ちて、杭しか残っていない。



鍋谷峠~小堂峰~大石ヶ峰へと続く尾根は、大阪・和歌山の境なのだが、
以前からオフロードバイクの進入で地面がV字にえぐれている。
こうなると雨のたびに表土が削られ、植林の根っ子が不自然にむき出しになり、
「商品」であるはずの木が倒れやすくなる。
山主が黙認しているのが不思議でならない。



小堂峰に到着。眺めは皆無。
この名前から察すると、かつては小さなお堂でもあったのだろうか。



続いて大石ヶ峰。こちらも植林の中の地味な山頂だ。
標高860mもありながら不遇な印象だ。



緩やかな尾根道をたどり、和泉葛城山一等三角点に到着。
すぐ横に電波塔が建ち、測量された時代は展望がよかったはずだが、ここも展望なし。



管理林道を進んで、和泉葛城山に到着。
2つの神社が、それぞれ大阪側、和歌山側を向いて背中を合わせている、
考えてみれば珍しいレイアウトだ。



またまたロード。紀泉高原スカイラインを一路、西へ。
紀ノ川の流れの向こうに龍門山が見える。



足の裏がだしだいにヒリついてくるころ、五本松売店(ゆたか茶屋)に到着。
今日のルートは長いものの、要所にトイレがあるのがいい。
夕日に急き立てられるように、犬鳴温泉に向けて出発。



石畳の道をどんどん下る。



犬鳴隧道。中は落書きだらけ。



七宝龍寺の境内に下りてきた。バスの時間を考えると、それぞれの場所で
解説している暇はない。



17:20頃、いよいよ足元が暗くなってきたので、ヘッドランプを装着する。
ウチの登山教室では極めて珍しいケース。



犬鳴温泉に到着。17:50発のバスになんとか間に合った。
いやー、初歩きでいきなりのロングコース。おつかれさまでした。


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