■メイン写真
青葉山西峰ピークから、内浦湾の広瀬鼻や正面崎の複雑な海外線を眺める
■今回のコース
松尾寺駐車場→松尾寺→青葉山西峰(西権現)→大師洞→東峰(青葉神社)→金比羅大権現→
展望台→高野コース分岐→瑞高寺→松尾寺駐車場
令和元年最後の山歩きは、岳友たちとのプライベート山行だ。
福井県側からは「若狭富士」、京都府側からは「丹後富士」と呼ばれる双耳峰の山、
青葉山で締めることにした。
※ちなみに「丹後富士」の名は、由良ヶ岳や、建部山(舞鶴富士)に充てられることもある。
朝、ノブちゃんからの電話で目ざめる。「日にち間違えた?」「えっ!?」
目覚まし時計の時間設定を間違えるというミス。いやぁ、ごめんごめん。
でも、お仕事の時でなくってよかった。
松尾寺の第3駐車場が、登山者用に宛てがわれている。ちょっと余分に歩かさせるが仕方ない。
西国二十九番札所である松尾寺。和銅元(708)年の創建という、たいへん古い寺。
馬頭観世音をご本尊としているのは三十三霊場中、唯一だそうだ。
写真は山門。真言宗醍醐派なので修験道とも関係が深い。
境内の裏に回り登山道に入ると、無数の石仏に迎えられる。
なだらかな斜面をしばらく上がっていくと、壊れた石鳥居があった。
いわゆる笠木、島木、貫の部分が割れて下に散らばっていた。
ほどなく急登ゾーンに突入。山頂まで標高差300mほどを一気に登ることになる。
太い固定ロープの急登箇所が次々に現れる。
長いハシゴに挑む。これから標高700mに満たない山に登るとは思えない。
まるで大峰の大普賢岳にいるようだ(笑)。
ブナやカエデなどの美しい樹林帯に慰められながら。
足元にはミスミソウの葉が!
西峰の直下にある祠。中には鏡。
青葉山を構成する凝灰角礫岩、火山角礫岩をそのまま使った石段がワイルドだ。
西峰に到着。西権現と呼ばれる祠と避難小屋が建つ。
西権現の裏の岩塊が山頂だ。なお西峰は松尾寺の奥の院でもある。
祠の前からの南側の展望。
山頂へは、短いもののハシゴとロープのスリリングなアプローチ。
そして北側がスパッと切れ落ちた山頂へ。
おお、なんと遠く白山までも見えた。
西峰と東峰を結ぶヤセ尾根からは、尖った岩峰が幾つも見えて面白い。
弘法大師が修行したという大師洞をくぐる。
雪が積もっていたら、もっと苦戦したに違いない。
またまた大普賢岳のような(笑)、連続したハシゴ場が出現。楽しい!!
ヤセ尾根をバランスよく越えていく。
青葉山東峰に着いた。西峯より1m高い。
山頂には青葉神社が鎮座する。
オオキンレイカの植生回復が推進中だ。
東峰直下の岩の上からは東側の眺めが開ける。
高野方面へ下山することに。まずは馬の背を越えていく。
このあたりブナの巨木が目立つが、かわいそうにヤドリギに寄生されているのも多い。
往路の険しさとはうって変わって、整備された木段の道を快調に下っていくと、
金比羅大権現の祠に到着。
祠の前は、ベンチが並ぶ広場になっていて、南西に弥仙山などが見えた。
本の少し下ると、今度は展望台がある。
こちらは東側、高浜町の浜辺が見下ろせる。
白山の左奥に、ひときわ白く輝く峰々が見えたが、角度的に朝日、白馬、劔などではない。
一瞬、アシカに見えた!
中山寺コースと高野コースの分岐を過ぎて、やがて周囲が竹薮に変わった。
その竹薮が終わるところが高野登山口だ。
クルマを回収するために松尾寺に農道を戻る。
瑞高寺、熊野神社(今寺コース入口)をたどったが、意外にアップダウンがあった。
「もう登山は終わった」と気持ちが切れていたので、この最後の舗装道歩きがつらかった。
途中、白菜を満載した軽トラが我々の横で停まり、「1人1つずつ、白菜持っていきな」と
採れたての大モノを渡そうとする。
「嬉しいんですが、さすがに重いので…」と固辞するが「何を言うてんの!」と無理に
持たされる始末。いやいや感謝せねば。
最後に白菜ボッカが加わり、より充実した道のりとなってしまった。
この日は東舞鶴のビジネスホテルへ。
当初の予定では翌30日も地元の低山を歩く予定だったが、雨のため、クルマで
舞鶴の五老岳スカイタワーなどを巡って楽しんだ。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
青葉山西峰ピークから、内浦湾の広瀬鼻や正面崎の複雑な海外線を眺める
■今回のコース
松尾寺駐車場→松尾寺→青葉山西峰(西権現)→大師洞→東峰(青葉神社)→金比羅大権現→
展望台→高野コース分岐→瑞高寺→松尾寺駐車場
令和元年最後の山歩きは、岳友たちとのプライベート山行だ。
福井県側からは「若狭富士」、京都府側からは「丹後富士」と呼ばれる双耳峰の山、
青葉山で締めることにした。
※ちなみに「丹後富士」の名は、由良ヶ岳や、建部山(舞鶴富士)に充てられることもある。
朝、ノブちゃんからの電話で目ざめる。「日にち間違えた?」「えっ!?」
目覚まし時計の時間設定を間違えるというミス。いやぁ、ごめんごめん。
でも、お仕事の時でなくってよかった。
松尾寺の第3駐車場が、登山者用に宛てがわれている。ちょっと余分に歩かさせるが仕方ない。
西国二十九番札所である松尾寺。和銅元(708)年の創建という、たいへん古い寺。
馬頭観世音をご本尊としているのは三十三霊場中、唯一だそうだ。
写真は山門。真言宗醍醐派なので修験道とも関係が深い。
境内の裏に回り登山道に入ると、無数の石仏に迎えられる。
なだらかな斜面をしばらく上がっていくと、壊れた石鳥居があった。
いわゆる笠木、島木、貫の部分が割れて下に散らばっていた。
ほどなく急登ゾーンに突入。山頂まで標高差300mほどを一気に登ることになる。
太い固定ロープの急登箇所が次々に現れる。
長いハシゴに挑む。これから標高700mに満たない山に登るとは思えない。
まるで大峰の大普賢岳にいるようだ(笑)。
ブナやカエデなどの美しい樹林帯に慰められながら。
足元にはミスミソウの葉が!
西峰の直下にある祠。中には鏡。
青葉山を構成する凝灰角礫岩、火山角礫岩をそのまま使った石段がワイルドだ。
西峰に到着。西権現と呼ばれる祠と避難小屋が建つ。
西権現の裏の岩塊が山頂だ。なお西峰は松尾寺の奥の院でもある。
祠の前からの南側の展望。
山頂へは、短いもののハシゴとロープのスリリングなアプローチ。
そして北側がスパッと切れ落ちた山頂へ。
おお、なんと遠く白山までも見えた。
西峰と東峰を結ぶヤセ尾根からは、尖った岩峰が幾つも見えて面白い。
弘法大師が修行したという大師洞をくぐる。
雪が積もっていたら、もっと苦戦したに違いない。
またまた大普賢岳のような(笑)、連続したハシゴ場が出現。楽しい!!
ヤセ尾根をバランスよく越えていく。
青葉山東峰に着いた。西峯より1m高い。
山頂には青葉神社が鎮座する。
オオキンレイカの植生回復が推進中だ。
東峰直下の岩の上からは東側の眺めが開ける。
高野方面へ下山することに。まずは馬の背を越えていく。
このあたりブナの巨木が目立つが、かわいそうにヤドリギに寄生されているのも多い。
往路の険しさとはうって変わって、整備された木段の道を快調に下っていくと、
金比羅大権現の祠に到着。
祠の前は、ベンチが並ぶ広場になっていて、南西に弥仙山などが見えた。
本の少し下ると、今度は展望台がある。
こちらは東側、高浜町の浜辺が見下ろせる。
白山の左奥に、ひときわ白く輝く峰々が見えたが、角度的に朝日、白馬、劔などではない。
一瞬、アシカに見えた!
中山寺コースと高野コースの分岐を過ぎて、やがて周囲が竹薮に変わった。
その竹薮が終わるところが高野登山口だ。
クルマを回収するために松尾寺に農道を戻る。
瑞高寺、熊野神社(今寺コース入口)をたどったが、意外にアップダウンがあった。
「もう登山は終わった」と気持ちが切れていたので、この最後の舗装道歩きがつらかった。
途中、白菜を満載した軽トラが我々の横で停まり、「1人1つずつ、白菜持っていきな」と
採れたての大モノを渡そうとする。
「嬉しいんですが、さすがに重いので…」と固辞するが「何を言うてんの!」と無理に
持たされる始末。いやいや感謝せねば。
最後に白菜ボッカが加わり、より充実した道のりとなってしまった。
この日は東舞鶴のビジネスホテルへ。
当初の予定では翌30日も地元の低山を歩く予定だったが、雨のため、クルマで
舞鶴の五老岳スカイタワーなどを巡って楽しんだ。
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