■メイン写真
行者還岳への稜線に咲くクサタチバナ
■今回のコース
90番ポスト→タイタン広場→奥駈道出合→天川辻→行者還小屋→行者還岳→(往路を戻る)→
90番ポスト
6月2日に引き続き、2度目の行者還岳。季節の花々はわずか3日でどう変わっているのか。
国道309号線の90番ポスト近くの鉄階段が登山口だ。
階段の下にフタリシズカが咲いていた。
歩きはじめからヒメシャラ、ブナ、カエデなどが美しい。
ミズナラの古木。
カマツカの花。
清明ノ尾のすぐ手前では、双子の巨大ヒノキが現れる。ド迫力なのである。
清明ノ尾に出る。向こうに恐竜の背のような大普賢岳が見える。
この日、ほぼ同時刻に、Mr.Dashが所属しているS山岳部のOBを中心とした
山岳会のメンバーが行動していた。伝説の諸先輩との会話も楽しい。
古い廃トラックが放置されている、通称「タイタン広場」。
実はトラックは、マツダ「タイタン」の前衛モデルで、E2500ディーゼルという車種である。
美しい尾根の両側は植林。稜線にだけ、自然林を残しているるのだ。
なんだ? このキノコは!?
大峰奥駈道に合流する。
鉄山の鋭角な山頂が見えた。
この日のお客様のうち、以前にこの山に登った方が2名おられたが、あのスリリングな
登山ルートをしみじみ思い出されている様子だった。
ガマズミは満開。
シロヤシオ。今年は裏年のようだが、その中でも咲いているものは清楚な美しさをアピール。
奥駈道の道標が立つあたりはコケが美しく、古き良き大峰の気配を残す。
きれいな星形がかわいいヒメレンゲ。
ユキザサ。
そしてお待ちかねのクサタチバナ。3日前より開花が進んでいたが、まだまだ蕾は多い。
ちなみにヤマシャクヤクはすっかり終わり、種子ができていた。
天川辻にある、電線の安全を記念するお地蔵さん。
大峰山脈が世界遺産に登録される以前は、このあたりを送電線が越えていたのだ。
瞬く間に撤去された時は驚いたものだ。
サラサドウダンも咲いている。ただただ、嬉しくなる。
行者還小屋に到着。ブンブン飛び交う虫を避けて小屋の中でランチタイム。
昼食を終えて表に出ると、20人近い大パーティが食事中だった。
(この中には、以前、金剛山の丸滝谷をガイドした女性がおられ、声をかけられてビツクリ)
山頂へは東から巻いていく。その途中にあるのが、第58番靡「行者還り」。
水場からは、木製のハシゴが続く。本日唯一の難所といってよい。慎重に、慎重に。
急坂を登り切り、稜線に出ると、ピンクの斑入りのシロヤシオに出迎えられる。
そして、ついに行者還岳の山頂へ。シャクナゲの群落に囲まれ、展望はなし。
シャクナゲは終盤にさしかかっているものの、まだ綺麗に咲いている。
シャクナゲ群落の中をちょっと散歩すると、垂壁の真上に出る。
一人ずつしか乗っかれない岩角から覗き込むと、直下に行者還小屋の屋根が見える。
シャクナゲ林の中で見つけたギンリョウソウ。
往路を戻っていると、しだいに青空が広がってきて、日差しが出てきた。
大台ヶ原方面の雄大な眺めも楽しめた。
大普賢岳にかかっていた雲も吹き飛んだ。
クルマバソウ。
キジムシロ。
風が吹くと花吹雪となるシロヤシオ群落の下を、のどかな気分で下山した。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教
室」は、「ここをクリック」!!
行者還岳への稜線に咲くクサタチバナ
■今回のコース
90番ポスト→タイタン広場→奥駈道出合→天川辻→行者還小屋→行者還岳→(往路を戻る)→
90番ポスト
6月2日に引き続き、2度目の行者還岳。季節の花々はわずか3日でどう変わっているのか。
国道309号線の90番ポスト近くの鉄階段が登山口だ。
階段の下にフタリシズカが咲いていた。
歩きはじめからヒメシャラ、ブナ、カエデなどが美しい。
ミズナラの古木。
カマツカの花。
清明ノ尾のすぐ手前では、双子の巨大ヒノキが現れる。ド迫力なのである。
清明ノ尾に出る。向こうに恐竜の背のような大普賢岳が見える。
この日、ほぼ同時刻に、Mr.Dashが所属しているS山岳部のOBを中心とした
山岳会のメンバーが行動していた。伝説の諸先輩との会話も楽しい。
古い廃トラックが放置されている、通称「タイタン広場」。
実はトラックは、マツダ「タイタン」の前衛モデルで、E2500ディーゼルという車種である。
美しい尾根の両側は植林。稜線にだけ、自然林を残しているるのだ。
なんだ? このキノコは!?
大峰奥駈道に合流する。
鉄山の鋭角な山頂が見えた。
この日のお客様のうち、以前にこの山に登った方が2名おられたが、あのスリリングな
登山ルートをしみじみ思い出されている様子だった。
ガマズミは満開。
シロヤシオ。今年は裏年のようだが、その中でも咲いているものは清楚な美しさをアピール。
奥駈道の道標が立つあたりはコケが美しく、古き良き大峰の気配を残す。
きれいな星形がかわいいヒメレンゲ。
ユキザサ。
そしてお待ちかねのクサタチバナ。3日前より開花が進んでいたが、まだまだ蕾は多い。
ちなみにヤマシャクヤクはすっかり終わり、種子ができていた。
天川辻にある、電線の安全を記念するお地蔵さん。
大峰山脈が世界遺産に登録される以前は、このあたりを送電線が越えていたのだ。
瞬く間に撤去された時は驚いたものだ。
サラサドウダンも咲いている。ただただ、嬉しくなる。
行者還小屋に到着。ブンブン飛び交う虫を避けて小屋の中でランチタイム。
昼食を終えて表に出ると、20人近い大パーティが食事中だった。
(この中には、以前、金剛山の丸滝谷をガイドした女性がおられ、声をかけられてビツクリ)
山頂へは東から巻いていく。その途中にあるのが、第58番靡「行者還り」。
水場からは、木製のハシゴが続く。本日唯一の難所といってよい。慎重に、慎重に。
急坂を登り切り、稜線に出ると、ピンクの斑入りのシロヤシオに出迎えられる。
そして、ついに行者還岳の山頂へ。シャクナゲの群落に囲まれ、展望はなし。
シャクナゲは終盤にさしかかっているものの、まだ綺麗に咲いている。
シャクナゲ群落の中をちょっと散歩すると、垂壁の真上に出る。
一人ずつしか乗っかれない岩角から覗き込むと、直下に行者還小屋の屋根が見える。
シャクナゲ林の中で見つけたギンリョウソウ。
往路を戻っていると、しだいに青空が広がってきて、日差しが出てきた。
大台ヶ原方面の雄大な眺めも楽しめた。
大普賢岳にかかっていた雲も吹き飛んだ。
クルマバソウ。
キジムシロ。
風が吹くと花吹雪となるシロヤシオ群落の下を、のどかな気分で下山した。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教
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