可部線はJR西日本の、山陽本線の横川(よこがわ)から可部(かべ)までの区間です。元々は私鉄ですが、国営化されています。また、ここも鉄道敷設法の別表に登場しており、第94号にいう「広島県広島附近ヨリ加計ヲ経テ島根県浜田附近に至ル鉄道」の一部でもあります。
(以前に記さなかったのですが、鉄道敷設法の条文は、国土交通省鉄道局監修『注解鉄道六法(平成24年版)によります。)
2003年に可部から三段峡までの区間が廃止されたのですが、2015年春を目途として、可部から先の1.6キロメートル分だけ復活することとなりました。朝日新聞社が今日の21時24分付で「JRの廃止区間が復活へ 広島の可部線、全国初」(http://digital.asahi.com/articles/OSK201302040109.html)として報じています。
今回は中間駅も新設した上で復活するそうですが、終着駅などの名称については書かれていません。旧河戸駅ではないかと思われるのですが、多少移動するのでしょうか。
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