ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

草加駅(2013年5月12日撮影)

2017年04月18日 00時48分51秒 | まち歩き

 〔今回は、「待合室」の第533回(2013年7月21日から30日まで)として掲載した記事の再掲載ですが、一部を修正しています。写真撮影日は2013年5月12日です。なお、この記事は「日暮里・舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅」の続きである、とお考えください。〕

 日暮里・舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅から、我々は東武バスに乗りました。駅を離れて程なく、埼玉県草加市に入ります。車窓が急に変わる訳でもありませんが、埼玉県に入ったことがすぐにわかります。これは「わかる人にはわかる」という感じの話です。

 バスは幅の狭い道を走り続け、かなりの時間をかけて、草加駅西口に着きました。すぐに東口に出ました。

 2012年以降、浅草~東武動物公園および押上~曳舟はスカイツリーラインと称されていますが、これは愛称で、正式には現在も伊勢崎線です。東武の本線格の路線ですが、東上線より短い編成が多いというのも興味深いところです。草加駅には東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線に直通する急行も停車します。

 それにしても、「スカイツリーライン」という愛称の付け方には疑問符がつきまといます。もっとも「スカイツリーライン」は何処を経由するかわかるので良いのですが、野田線の愛称である「アーバンパークライン」は「何なのだ?」と首を傾げます。大宮駅から流山市および野田市を経由して船橋までの路線なのですから「醤油・味醂線」とでも名付けてくれるほうが、よほどわかりやすいでしょう。「ソイソースライン」でもよいかもしれません。ただ、関東で醤油というと銚子も有名なので、「みりんライン」という愛称がよかったのではないでしょうか。「アーバンパークライン」ではどこを走っているのか全くわかりません。

 余計なことを記しました。特に東武鉄道関係者の方々にはお許しを願うところでございます。

 実は、私はこの日、つまり2013年5月12日に初めて草加市を訪れました。そもそも、関東の大手私鉄で東武と京成には縁が薄く、とりわけ東武の利用機会は少なかったのです。何しろ、私が大東文化大学に勤務するようになるまで、たった一度、東上線の上福岡~川越市だけしか利用したことがなかったのでした。それは、高校1年生の時、地理の授業の一環として行われた巡検に参加したためです。六本木などへ行くために東京メトロ日比谷線を利用していたのに、東武伊勢崎線に乗ったことは一度もなかったのでした。

 以前に、やはり日暮里・舎人ライナーを利用した時、終点の見沼代親水公園駅からバスに乗り、竹ノ塚駅に出て、そこから普通電車で西新井まで乗り、そこから田園都市線の中央林間まで走る急行で帰りました。その時、伊勢崎線を初めて利用したのです。

草加と言えば煎餅です。こんなオブジェが置かれていました。意外にも、駅前にはそれほど煎餅屋が多くありません。

こちらは西口です。

 最初にこの記事を書いてから3年9か月程が経過します。東急田園都市線の各駅から東武伊勢崎線・日光線の駅(伊勢崎線は久喜駅、日光線は南栗橋駅まで)に乗り換えなしで行けるようになってから10年を軽く超える年月が経過しましたが、私はまだ草加駅より先へ行ったことがないのです。神奈川県人の悲しい性なのでしょうか?


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