「大きなうねりとまではなっていない」から新型コロナウイルスへの新たな対策を立てなくともよい、というのでは遅いでしょう。「仮定の質問には答えられない」という言葉と根は同じでしょう。
それはともあれ。本日(2021年4月15日)に行う予定の「法学特殊講義2A(消費税)」で使用する資料の一部を紹介します。日本国の一般会計予算における租税収入を示したものです。
〔1〕2014(平成26)年度(当初)予算(一般会計予算)=初めて消費税がトップに立つ
歳入総額=95兆8,823億282万9,000円
消費税=15兆3,390億円(約16%)
所得税=14兆7,900億円(約15.4%)
法人税=10兆180億円(約10.4%)
〔2〕2015(平成27)年度(当初)予算(一般会計予算)
歳入総額=96兆3,419億5,097万1,000円
消費税=17兆1,120億円(約17.8%)
所得税=16兆4,420億円(約17.1%)
法人税=10兆9,900億円(約11.4%)
〔3〕2016(平成28)年度(当初)予算(一般会計予算)=再び所得税がトップに立つ
歳入総額=96兆7,218億4,105万4,000円
所得税=17兆9,750億円(約18.6%)
消費税=17兆1,850億円(約17.8%)
法人税=12兆2,330億円(約12.6%)
〔4〕2017(平成29)年度(当初)予算(一般会計予算)
歳入総額=97兆4,547億941万円
所得税=17兆9,480億円(約18.4%)
消費税=17兆1,380億円(約17.5%)
法人税=12兆3,910億円(約12.7%)
〔5〕2018(平成30)年度(当初)予算(一般会計予算)
歳入総額=97兆7,127億6,941万1000円
所得税=19兆200億円(約19.5%)
消費税=17兆5,580億円(約18.0%)
法人税=12兆1,670億円(約12.5%)
〔6〕2019(平成31=令和元)年度(当初)予算(一般会計予算)
歳入総額=101兆4,570億9,357万円
租税および印紙収入=62兆4,950億円(約61.6%)
租税収入=61兆4,460億円(約60.6%)
所得税=19兆9,340億円(約19.6%)
法人税=12兆8,580億円(約12.7%)
相続税(贈与税を含む)=2兆2,320億円(約2.2%)
消費税=19兆3,920億円(約19.1%)
酒税=1兆1,271億円(約1.1%)
たばこ税=8,890億円(約0.9%)
印紙収入=1兆490億円(約1%)
〔7〕2020(令和2)年度(当初)予算(一般会計予算)=再び消費税がトップに立つ
歳入総額=102兆6,579億7,132万6,000円
租税および印紙収入=63兆5,130億円(約61.9%)
租税収入=62兆4,700億円(約60.9%)
消費税=21兆7,190億円(約21.2%)
所得税=19兆5,290億円(約19.0%)
法人税=12兆650億円(約11.8%)
相続税=2兆3,410億円(約2.3%)
酒税=1兆2,650億円(約1.2%)
揮発油税=2兆2,040億円(約2.1%)
〔8〕2021(令和3)年度(当初)予算(一般会計予算)
歳入総額=106兆6,097億787万5,000円
租税および印紙収入=57兆4,480億円(約53.9%)
租税収入=56兆5,540億円(約53.0%)
消費税=20兆2,840億円(約19.0%)
所得税=18兆6,670億円(約17.5%)
法人税=8兆9,970億円(約8.4%)
相続税=2兆2,290億円(約2.1%)
酒税=1兆1,760億円(約1.1%)
揮発油税=2兆700億円(約1.9%)
▲なお、補正予算は省略しています。
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