ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

御学恩に感謝 御冥福をお祈り申し上げます

2017年06月23日 18時06分52秒 | 法律学

 6月17日に、早稲田大学名誉教授の新井隆一先生が逝去されました。

 同月の22日に通夜が、23日に告別式が、所沢市斎場にて行われました。

 1992年4月に早稲田大学大学院修士課程に入学してから5年間(修士課程3年間、博士後期課程2年間)、私は新井隆一先生の御指導を受け、行政法などの研究を進めてきました。その後も、研究会などでもやはり御指導を受けました。文章の意味などについて、とくに厳しい御指摘を受けたことを、今もよく思い出します。

 また、先生がよく私におっしゃられたことで、とくに印象に残っている言葉がいくつかありますが、私自身が講義などの場で使わせていただいているのは(無断使用になってしまって申し訳ないのですが)「法律学は言葉の学問である」というものです。大学院を出て大学の教職に就いてから今年で20年となりますが、意味するところの深さを常々、そしてますます深く感じるようになってきています。

 改めまして、先生の御冥福をお祈り申し上げます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6月の花 溝口五丁目にて(3) | トップ | 用語の意味を理解しているか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

法律学」カテゴリの最新記事