はなし塚

2011年10月05日 | 徒然
浅草、寿町の本法寺のはなし塚は
先の大戦中に禁演となった噺を供養するために建立された塚。

今では復活している「明烏」なども
遊郭噺なので、ここに納められた。

もちろん、吉原の遊郭なんぞは
すでに過去のものになってしまったが
江戸の風情のひとつとして
のこして生きたい題目はたくさんある。

今では、それらの噺をON AIRできるか否かは別として
上演禁止になってはいない。

この塚は、庶民の文化が戦争によって抑圧された記憶を
後世に遺してゆくためのものという位置づけになってきている。
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