京急バス 船の科学館線 井30

2011年10月22日 | 
都内には数多くの路線バスが走っていますが
その中でも首都高速道路を走行するのは
京浜急行バスの「船の科学館線」と呼ばれる
井30、井32(大井町発着)と森30、森40(大森駅発着)
だけとなっています。

以前は都バスの海01などが東京港トンネルを抜けて
品川駅と13号地を結んでいましたが
現在は上記の4系統が走っているだけとなっています。

この4系統のうち大森駅便は数も少ない、
いわゆる「出入庫系統」のような路線で
あとは途中の経由地の違いがあるだけという路線なので
都バスなんかだと、系統番号は1つにまとめられてしまいそうな
そんな路線です。

東京港トンネルを通過するので
必然的に首都高を通行することになり
そのため、この路線に投入される車両は
客席にシートベルトがついている車両だけとなります。

ちなみに都内で海底トンネルを通過する路線はこのほかに
都バスの波01(東京テレポート駅~中央防波堤)がありますが
こちらは一般道となっています。
また、レインボーブリッジを渡る虹01と波01出入は
下層の一般道側を通行するので
船の科学館線は「首都高で海底トンネルを通行する」という
面白い路線をなっています。

ちなみに都内以外では
さいたま市を走る東武バスウェストの新高01が首都高を、
福岡市を走る西鉄バスの都市高速経由が有名ですが
さすがに海底トンネルは走りません。
(第一、埼玉には海が無い)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする