師走 上野駅

2016年12月02日 | 東京のお散歩
師走の上野駅。

昔なら、年末年始を故郷で過ごす人たちの、切符を求める人たちや
スキーに出かける人たち、出稼ぎに出てきた人たちで賑わたこの駅も
今は高速バスや航空便の格安化、様々なインフラの発達で
師走の上野駅を象徴するものは、浅草鷲神社の熊手や羽子板市の告知、
そしてクリスマスツリーと、時代の変化を感じる風景になってしまいました。

かつて手差しの行き先表示が並んでいた発車案内も、LEDに変わり
「故郷の訛り懐かし」「おいらの心の駅」な風景は、過去のものになりました。

新幹線だけでなく、宇都宮線、高崎線、常磐線が東京や品川まで直通して
上野駅が途中駅になってしまったこと、そして夜行列車がなくなったこと。

そんな色々なことが重なって、上野駅は新しい時代を迎えましたが
多くの人々が行き交うターミナルであることは、今でも間違いありません。





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