赤紙仁王 東覚寺

2019年08月04日 | 東京のお散歩
田端駅から坂を登って切通を抜けると、山門に赤紙が沢山貼られた
「赤紙仁王」呼ばれる金剛力士像が建つ寺院があります。

白竜山寿命院東覚寺(白龍山壽命院東覺寺)という真言宗豊山派寺院で
延徳三年(1491)、源雅によって神田に創建され、根岸に移転の後
慶安年間(1600頃)に、現在地に移されたと言われています。

仁王像は寛永十八年(1641)、江戸の流行り病を鎮めるために建立され
明治の頃から病を患った者が、その病に相応うる仁王像の部位に
赤い紙を貼って祈ると治癒すると言われるようになり
また、快方のお礼には草履を供えるという風習がうまれ
今日でも参拝客とお礼参りが絶えません。








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