いあゃ~すっかり回り道をしてしまいましたが、なんちゃってライカレンズフードを探す旅。やっと、落ち着くべきところに落ち着いた感じです。
何の事はない、Lumix GX7用のレンズフードの話です。
最終型がこれ。
自分の計画性と決断力の無さを反省するためにも、彷徨の一部始終を一応時系列で記録分析しておきます。
1.単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH. ゲット!!
2.付属のレンズフードが巨大で、携帯性やデザイン的にもいまいちで気に入らない。
3.「LEICA には、ライカっぽいレンズフードを」との信念をもって探すと、この映像が目にとまる。見たこともないレンズフード。滅茶苦茶かっこいい。是非このイメージで纏めたい
4.フィルター径が46mmなので、これに合わせた「なんちゃってライカ風スリット入りフード」を購入。意外と高品質でこの手の製品の購入に自信を持つ。
しかし、なんか、高みを目指すイメージと違う。
5.思索を重ねると、SUMMILUX 25mmに、LUMIX純正の角型フードで流用できるものがあるのを知り、これもライカっぽいことを悟り、こちらの方がデザイン的にも SUMMILUX 25mmに合っているので、これを購入することに。
これで、SUMMILUX 25mm については、彷徨終了。
6.よせばいいのに、買ってしまった、46mmスリット入りフードを無駄にしてはいけないと使い道を考える。
選択肢1:37⇒46mmのステップアップリングを使って、標準ズームレンズLUMIX G X VARIO PZ 14-42mmに利用。
選択肢2:そのまま、望遠レンズ LUMIX G X VARIO PZ 45-175mmに利用。
先細形状のスリット入りフードは、広角レンズに使用すると、ケラレる(フードの先端が写り込んでしまう)可能性大なので(そうすると、新たに買ったステップアップリングが無駄になってしまう)、そこまでして使用するのを躊躇う。
そこで、選択肢2:を採用し、何も買い足さず LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm に使用することに決定。これで、46mm径 スリット入りフードの行先決定で彷徨終了。
7.ところが、どうしても当初ほれ込んだこのイメージが忘れられず
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mmでも確実に使える スリット入りフードが無いか探してみる。
広角レンズでケラレないためには、
選択肢1:フードのねじ径をアップし、それに伴って先端口径の大きなスリット入りフードにする。当初のイメージにも合致する。
選択肢2:広角用のスリット入りフードにする。
この検討のなかで、LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm にステップアップリングをつけると、前面のごちゃごちゃ感がカヴァーされ、格好がいいと、結構このレンズのオーナーの定番ドレスアップであるとの情報を思い出す。
口径をアップしても結局ケラレたのでは、まったくの無駄になってしまうので、ステップアップリングでレンズ先端のねじ径を52mmに上げるとともに、52mm用の広角用スリット入りフードを購入するという折衷案を決断。
ステップアップリングによるドレスアップはまあまあ成功。
ところが、広角用レンズフードは、なんか、間延びして最初目指したイメージに合わない。
8.そこで、もう一度で「7.」に戻って、イチかバチか、広角用でない 【F-Foto】 クラシックメタルレンズフード ブラック 52mm を購入。
![]() 【F-Foto】 クラシックメタルレンズフード ブラック 52mm 『各社対応 ライカ風メタルフード』 |
商品が届いて、袋を開け形状を確認した途端、これは「ケラレ」ないと直感で確信!!(どんだけ、今回のことでプロの目を養ったんだ!!)
イメージもまあまあ納得のいくところ。
やっと、彷徨が終わりそうです。
今回の彷徨で、購入したもの(どれも定価。ポイント等を使っているので出費はもっと少なかったはず)の一覧。
1. ライカ風 レンズフード 46mm 650円
2. Panasonic 純正 角型ショートフード 1,404円
3.ステップアップリング 37-52mm 518円
4. レンズフィルター MC-NORMAL 52mm 1,101円
5.広角用 ライカ風 メタルフード 1,080円
6.【F-Foto】 クラシックメタルレンズフード ブラック 52mm 1,550円
合計6,303円
結局、今回の彷徨で、無駄に(使わなく)なったもの。
![]() 定型外郵便・ゆうパケットの場合、送料無料広角系 ワイド メタルフード メタルレンズフード 52m... |
合計2,342円
結局、収支決算では6,303円使って、2,342円の財産がお蔵入りとなったことになります。それって8,645円使ったってことになるのでしょうか。
ここで、行動分析と反省。
上の「5.」の決断を最初からしていれば、1,404円の出費で打ち止めだったかもしれない。
あと、「7.」の時点で、どうせあとで一か八かの勝負に出るなら、ここで一か八かの勝負をしておけば、広角用レンズフードという無駄なものを買わなくて済んだことになります。目標を目指すなら妥協をしてはいけないという良い見本となりました。
でも、10月28日から始まった彷徨、15日間、8,645円で楽しませてくれ、判断の重要性を教えてくれたんですから(そんな大層なことか?)安いもんですね(財産形成はできていますし)。