世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ポリープ

2008年06月17日 | 健康
検査結果が出た。

先日、大腸検査でポリープが見つかり、切除のための入院の可能性を示唆された。

細胞を採取され、さらに精密検査が行われたのだ。



ボクは、子供の頃、盲腸と扁桃腺を取るため入院したことはある。

それ以来、怪我や病気による入院経験は無い。


変な話だが、なんとなく入院に憧れがあった。

3食昼寝つきで、なんか思いっきり眠れそうだし。

それに、綺麗な看護師さんがいて・・・なんて、想像してしまう。

さらに、多額のガン保険金が手に入る、なんてことも。



だが、そういったボクの希望、イヤ、欲望を全て否定する結果が医師の口から突いて出た。

「単なる炎症ですね。」

「ハアァ・・・?先生、そりゃあないでしょ。ボクはもうてっきりそのつもりで・・・」

「ですから手術や入院の必要はありません」

「チョッ、チョッと待ってください。切ってもいいんですよね」

あくまでも手術したがるボク。

変な患者だと、訝しがる女医さん。

「やたら切っても出血の危険性もあるし」

ということで、呆気なく却下。

ボクの希望は、いえ、欲望は藻屑と消えた。

さらに、「薬とかは・・・?」

というボクの不安をよそに、

「薬の必要もありません。自然にそのうち治るでしょう」

「エッ!!マジスカ?」

「お酒を少し控えれば」

そうきたか!

そこを突かれたら、もう返す言葉が見つからない。

Comments (4)
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