検査結果が出た。
先日、大腸検査でポリープが見つかり、切除のための入院の可能性を示唆された。
細胞を採取され、さらに精密検査が行われたのだ。
ボクは、子供の頃、盲腸と扁桃腺を取るため入院したことはある。
それ以来、怪我や病気による入院経験は無い。
変な話だが、なんとなく入院に憧れがあった。
3食昼寝つきで、なんか思いっきり眠れそうだし。
それに、綺麗な看護師さんがいて・・・なんて、想像してしまう。
さらに、多額のガン保険金が手に入る、なんてことも。
だが、そういったボクの希望、イヤ、欲望を全て否定する結果が医師の口から突いて出た。
「単なる炎症ですね。」
「ハアァ・・・?先生、そりゃあないでしょ。ボクはもうてっきりそのつもりで・・・」
「ですから手術や入院の必要はありません」
「チョッ、チョッと待ってください。切ってもいいんですよね」
あくまでも手術したがるボク。
変な患者だと、訝しがる女医さん。
「やたら切っても出血の危険性もあるし」
ということで、呆気なく却下。
ボクの希望は、いえ、欲望は藻屑と消えた。
さらに、「薬とかは・・・?」
というボクの不安をよそに、
「薬の必要もありません。自然にそのうち治るでしょう」
「エッ!!マジスカ?」
「お酒を少し控えれば」
そうきたか!
そこを突かれたら、もう返す言葉が見つからない。
先日、大腸検査でポリープが見つかり、切除のための入院の可能性を示唆された。
細胞を採取され、さらに精密検査が行われたのだ。
ボクは、子供の頃、盲腸と扁桃腺を取るため入院したことはある。
それ以来、怪我や病気による入院経験は無い。
変な話だが、なんとなく入院に憧れがあった。
3食昼寝つきで、なんか思いっきり眠れそうだし。
それに、綺麗な看護師さんがいて・・・なんて、想像してしまう。
さらに、多額のガン保険金が手に入る、なんてことも。
だが、そういったボクの希望、イヤ、欲望を全て否定する結果が医師の口から突いて出た。
「単なる炎症ですね。」
「ハアァ・・・?先生、そりゃあないでしょ。ボクはもうてっきりそのつもりで・・・」
「ですから手術や入院の必要はありません」
「チョッ、チョッと待ってください。切ってもいいんですよね」
あくまでも手術したがるボク。
変な患者だと、訝しがる女医さん。
「やたら切っても出血の危険性もあるし」
ということで、呆気なく却下。
ボクの希望は、いえ、欲望は藻屑と消えた。
さらに、「薬とかは・・・?」
というボクの不安をよそに、
「薬の必要もありません。自然にそのうち治るでしょう」
「エッ!!マジスカ?」
「お酒を少し控えれば」
そうきたか!
そこを突かれたら、もう返す言葉が見つからない。