世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

アオザイ

2009年06月05日 | 国際
世界の民族衣装は、文字通り民族の数だけあるだろう。


おそらく何千という数の中でもっとも好きな民族衣装といえば、やはり 『アオザイ』 だ。

なんとっても、色っぽい。

はっきり言って、ソソられる。


それにしても不思議な、高貴で、それでいて純粋であり、清潔でエロチックでもある。 

天使の裸体を見てしまったような不思議な気分になる。 

女性の美しさを演出させたら、この衣装は世界一ではないだろうか。



チャイナドレスもいいナー、と思っていたら、

そもそもアオザイはチャイナドレスからきたものだという。


チャイナドレスは、厚地の絹を使うが、ベトナム土着の薄絹(庶民は麻など)のゆったりした長衣の影響を受けて、風土に合った薄い布地で仕立てるようになった。


それが、フランスの統治下時代に、今のスリットの深いデザインに改良され、現在のアオザイになったという。

さすがアジアのテイストにフランスのデザイン感覚を取り入れただけのことはある、と納得した。


男なら誰しもソソられて当然だろう。


そのアオザイに囲まれて至福のときを過ごしている。