世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

感性

2009年06月13日 | 教育
自分の子供の才覚を見抜くのは親の務めだ。


どんな境遇にあっても、生まれたきた子は、須(すべか)らく鋭い感性を持つ。

生まれながらの感性を、潰すも、育てるも親に係ってくる。



目が見えなくても、細かい音を聞き分ける類稀な聴覚を備え、それに気づく親の感性も秀でていたのだろう。



美しいものや、いい音楽に触れさせれば感性は自然と助長される、という。


自ら関心や興味を示すようになれば、強制しなくとも進んでやるようになる。

あとは、親は黙って見守ればいい。


お互いに、親離れ、子離れをし、自分の足で歩き、あるいは自分の羽根で大空を羽ばたき、餌を探し、捕獲する術を身に付ければ、

親は遠くから背中越しに微笑んでいればいい。


もしも、子供が、傷つき、倒れれば、優しく声をかけてやるぐらいでいい。



辻井君の素晴らしい演奏を聴いていて、自らの子育てを自省してみた。