世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ビジネス情勢は日々変化する

2014年11月06日 | 海外事業
人の気持ちも世の中の情勢も猫の目のようにくるくる変わる。


女性を見る目と事業を見る目には共通点がある。

どちらも逆上せ上っているうちは見誤って失敗する。


少なくても一度、冷静になって考えてみることだ。

この女でいいのか、

一生この女と添い遂げられるのか。


事業も同じ、

冷静になって、一生この事業を続けられるか、

あるいは、この事業はうまくいくのか、と考える冷却期間が必要となる。


       昨夜のパーティで


事業が遊びでないように、

女性と付き合うのも真剣でなければならない。

どちらも遊び感覚では痛い目に会うのが関の山だ。


で、いざ結婚となるとマリッジブルーに陥るように、

ビジネスも、いざ契約、支払いとなると一旦構えることになる。


家の購入も、モデルハウスはいいところばかりに目が行くが

一旦住んでみると、欠陥が目につくようになる。


付き合っているうちはやはりいいところしか見えないが、

一緒に住んでみると、粗ばかりが気になってしまう。


ビジネスも同じ。

立ち上げるまでは、立ち上げることばかりに集中して、

その後の運営にはなかなか気が回らない。


経営の厳しさは、立ち上げてみて初めてわかるものなのだ。


女性も、家も、ビジネスも開けみて初めてその実態がわかる。

そしてその維持管理、メンテ、フォローこそが大切になる。



『結婚前には両目を大きく開いて見よ。

結婚してからは片目を閉じよ』

と、イギリスの神学者トーマス・フラー はいった。


これは、決断前には、長所も短所もよく見て判断する
  
決断後には、長所をよく見て、短所は大目に見るということを意味する。


一旦決断したら、後悔して生きるよりも、

自分の決断を幸せなものにできるように努力することが大切なのだ。


もしもうまくいかないのは、決断のせいよりも、

決断後の努力と現在の心がけのせいなのだ。


ただビジネスにおいては、利益を出すことが至上命題となる。

オープンしてみて利益が出なかったでは話にならない。


それをやる前に見極めるのは至難の業である。

だが、至難の業をやってのけなければ、後悔どころか死につながることもある。


ここは一歩引いて、冷静に状況を見つめ、分析する必要があるだろう。


      しばしライブに酔いしれる


勢いに乗ることは大切だが、

勢いに押され、流されては何もならない。


慎重に状況を眺め、考察し、一気に決断しなければならない。

今がその時期だ。