世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ホテル考

2014年11月20日 | 
35年間ホテル業を生業としてきた。

いわゆるhotelierである。

しかも一年の半分近くを海外を中心とした旅で暮らす。

当然ホテル生活をする。



機能性にあふれたホテルが好きだ。

極力無駄を省き、それでいて必要最小限のものは揃っている。


スーツケース一つの所持品と、

ホテルに集約された生活必需品。


シンプルかつ快適な暮らしが約束されている。

こうしたライフスタイルを好む。



ホテルの経営者は旅人でなければならない。

つまり、自らが旅人として宿泊して初めてお客の気持ちになって何が必要で何が不必要かがわかる。



宿の形態は様々である。

上は5つ星ホテルからゲストハウスまで。

ユースホステルもある。


日本には旅館があり、民宿がある。

ペンションやB&Bなるものもある。


経営と国内外の旅でホテルを極めてきた。


そして久しぶりにさすがと思うホテルに泊まった。

ビジネスホテル並みの料金でありながら、

3つ星ホテル以上の機能性を持ち合わせている。


      コンパクトなデスク回り


部屋もお風呂も狭い。


        シャンプー、リンス、ボディソープもそろっている

だが、その狭さを感じさせない快適さを備えている。


アメニティもほぼ完ぺきだ。




      コーヒー、お茶も


サービスもよかった。


     チェックアウトが12時まで延長された

こうした気配りがうれしい。


      窓からはスカイツリーが


敢えてただ一つ難点を上げれば、

やはりコンセントが足りなかった。


そう、このホテルは




ひところ物議を醸した女性経営者のセンスが光る。