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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

迷える老羊

2017年08月21日 | 100の力
電子書籍出版について

辞めたほうがいいという意見がある。


その理由は3つ。


1.電子書籍は売れない

Amazonのキンドルが徐々に普及してはいますが、

電子書籍はまだまだほんとんど売れていません。

(電子書籍の市場規模は年々拡大していますが、ほとんどがマンガで、かつ成人向けのものが多いのが実態です)

だから、

電子書籍を出したところで読者には届かず、

あなたのメッセージも伝わらずビジネスにもつながりません。



2.電子書籍で出したコンテンツがそのまま紙の本になることは、まずない

電子書籍で出して、

評判がよければ出版社から声がかかると考える人もいるかもしれませんが、

その可能性は「ほぼゼロ」です。

出版社は、一度世の中に出た電子書籍を、

紙の本として焼き直して出すことはしません。



3.「自前の電子書籍」は、業界では出版とみなされない

率直に申し上げて、

自前で作った電子書籍を出している人を「著者」とは呼びません。

むしろ、「他人から評価されないから自分で電子書籍出しちゃった」と みなされるケースもあり、

マイナスの影響があります。


ひとまず自前で電子書籍を出して様子を見よう、

というのはむしろ出版への道を遠ざけているだけです。


出版したいコンテンツがあるのであれば、

最初から紙の本(商業出版)を目指した方がいい。


という内容だ。


確かにそうした危惧はある。

だがこの主張を述べているのは、

「出版実践会」という組織である。


つまり、紙媒体の出版をネタにしているところだということ。

電子書籍は競合相手なのだ。


だが、

今回、楽天がリーダーを無料レンタルしたのも、

電子書籍の売れ行きが今一つだからという理由がある。




そこで思うのだが、

電子書籍にするコンテンツと

いわゆる本にするコンテンツを峻別する必要がある。


小説は電子書籍にしても売れないだろう。

ノウハウものを簡潔にまとめたものが向いているのかもしれない。


売れる電子書籍について熟考する必要性がある。



【追記】

情報はあらゆる角度から俯瞰して見る必要がある。

右と言えば、必ず左という人がいる。

どちらが正しいも言えないし、

どちらも正しいとも言える。


最終的には、

人の意見じゃなく自分で決めなければならない。


そしてその責任はすべて自分にある。