世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

好い加減の勧め

2020年07月20日 | 人間関係
昨今、若い著名人の自殺が目に付く。


事情は様々だろうが、

自ら命を絶ってはいけない。


だが、現実はこれからも増えることが予測される。


だから今、

そういう人たちの命を救うための相談員として、

カウンセリングの講習を受けている。


       (ツリーハウスで作務衣で寛ぐ筆者)


人生に苦しみや悲しみは付き物だが、

自殺までしなければならないほどのモノはない。


山より大きな獅子はいない、のだから。


結局、独りで思い詰めるとそこまで追い込まれるのかもしれないが。



周りから見ると

他人も羨むような生活をしていても

他人には分からない悩みを抱えている。


誰しもそうである。

多かれ少なかれ、そうである。


弱みを見せたくない、

迷惑を掛けたくない、

嫌われたくない、

良い人と思われたい、

と周りに気を配り

他人の目を気にする。



自殺思考や自殺行動を取る要因として、

精神的な脆弱性を指摘される。


そして、このストレス過多社会である。


しかも、

自粛が求められる、このコロナ禍にある。


鬱憤が貯まり

イライラが募りやすくなるのも不思議ではない。

(ボクも例外ではない)


その憂さ晴らしの矛先を、

他人に向けるか

自分に向けるかである。

(あるいは、他に解消の仕方を知っているか)


そこにウツなどの精神疾患が加わり、

何かのトリガーがあれば

ひとたまりもない。


総じて思うのは、

真面目過ぎる人が多いように感じる。


真面目は良いが、

真面目過ぎるのは良くない。


むしろ、

好い加減の方がいい。


どこかボーッつとしていて

KYで、

天然キャラで、

チョイ悪で、

自分に優しく、

セルフィッシュなほうがいい。



「人様に迷惑を掛けてはいけない」

「他人から後ろ指を指されるようなことをしてはいけない」

というように、

自分を殺し、

他人軸で生きるように躾けられる。


自分らしく

本音で生きようものなら

snsで叩かれて

その息の根を止められてしまう。


謙虚であることは美徳だが、

あまりに自分を卑下したり、遜(へりくだ)り過ぎると

自分自身を追い込むことになる。


その結果が

日本を自殺大国に仕立て上げているのではなかろうか。


もう少し

自分自身に好い加減に生きてみないか。



苦しい、

生き辛いな、と思ったら


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