世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

クアラルンプール

2012年12月04日 | 
さてどこから歩き始めようか。

見るだけの観光はもう飽き飽きした。


名所旧跡やランドマークを回るのは疲れるだけだ。

観て食べてショッピング。


観光の定番だ。

スポーツや観劇、鑑賞ならまだいい。

ただ、モット人の暮らしが知りたい。


何も考え、どんな暮らしを営んでいるのか。

一辺倒の観光だけでは見えてこない。

ありきたりのツアーで回る観光旅行は

その国の表面をなぞるだけだ。

いいとこどりだけに終わってしまう。


―――――――――――――――――――――

幸か不幸は、ボクが取ったホテルはどうやら町の中心地から10キロ以上離れているらしい。

地図も何もないから、まず自分が何処にいるのかさえ分からない。

ホテルのフロントでも、なかなか詳しくは教えてくれない。

というか、知らないらしい。


何処へ行くのでもタクシーで行けという。

その値段も物価に比べて法外に高い。



ネットで見ると、観るべきところは数カ所に点在しているようだ。

クアラルンプールや世界一高いツインタワーはランドマークとして有名だ。

双方とも、景色はいいが、入場料が高い。


タクシーでの移動を余儀なくされる。

モスク(イスラム寺院)も、服装にうるさい。

トルコで経験済みだ。

短パン、ノースリーブでは入れてくれない。

腰に巻く布は貸してくれるが。


――――――――――――――――――――

いろいろ模索した結果、とりあえずチャイナタウンにまず行くことにした。


昨夜までの雨は上がり、晴れている。


バスで街まで出よう。



3リンギ(80円)

50分ほどかかってチャイナタウンに到着。





お土産屋が多い。

タトゥーの店もやたらとある。




こんな衣装も売っている。




イスラムの女性は、一般にブルカ(国によって呼び名は違う)と呼ばれる衣装を身に着けている。

イスラム教の聖典クルアーンにより、

顔と手以外を隠し、近親者以外には目立たないようにしなけらばならない。

だから一般に頭をふくめた体を隠す服装をすることが多い。


その反動か、下着やこういったセクシーなものを中に纏うのだろうか。

チョッと、ゾクゾクする。


誰か欲しい人、お土産に買って帰りますよ。


   その代り着て見せてネ。



裏手の食堂でタイ料理を注文。


    6リンギ(160円) から~い!






トイレは有料。


  10円ほど





それからテクテク歩いて



クアラルンプール発祥の地に建っている市内最古のモスク、マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)と

ムルデカ・スクエア(Merdeka Square/独立広場)へ。



――――――――――――――――――――――

一通り見たら、プトラLRT(Putra LRT)という電車で移動。





   自動券売機でトークンを買う。


    大体50円くらい








KLCCへ出るところが、間違えてKLセントラルへ。



マ、それはそれでイイ。

これが旅の醍醐味だから。



改めて電車でKLCCへ。

クアラルンプールのランドマークであるペトロナスツインタワーの下にある



巨大なショッピングモール・スリアKLCCへ吸い込まれるように入った。





伊勢丹もユニクロも紀伊国屋もある。



さて、ここからタクシーを拾ってブキッ・ビンタンへ行くのだが、

ここからが一波乱。


この辺りは、レストラン、カフェやバーが立ち並び観光客で一日中賑わっているエリアだ。

中でもジャラン・ブキッ・ビンタン(Jalan Bukit Bintang)は、あちらこちらにマッサージ店が。


まず、タクシーの運転主と値段交渉。

大幅に吹っかけられる。


半分に値切って(500円ほど)あっさり交渉成立。

それでも彼らには美味しい料金なのだ。


ところがところが、

「マッサージならいい店がありますよ、旦那」 とニヤリ。



この続きはまた明日。















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