世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

性愛を描いたら天下一品

2014年05月06日 | 
ボクの好きな作家が二人いる。


一人は五木寛之であり、

もうひとりが、渡辺淳一だ。


渡辺淳一は80歳でこの世を去った。



彼の性愛の描写が好きだ。

彼の小説は、彼の生き様そのものだった。


彼は医師でありながら小説を書き、

それがアダで医学会を去り、小説家になった異色の人だ。


当初は医学小説が多かったが

徐々に伝記や歴史モノに姿を変えていった。


そうしていつの日にか男女の性愛を描くようになった。


激しい不倫愛を描いた「失楽園」はあまりにも有名である。


彼の独自の恋愛論は、

生と死を生涯追究した作家がたどり着いた人間賛歌だった。


「小説を書くときは自らその場に行って、見て、体験しないとだめ」

と語り、恋愛小説にも女性たちと自身との体験が投影されていた。



彼の言動はボクに多大の影響を与えている。


女を抱かなければ、女は描けない。


彼の純愛とは、

男女は激しい愛におぼれ、理性をなくし、家庭を壊して、体も命も投げ出すものであり、

愛を燃えあがらせる障壁は不倫であり、幸せの頂点は死であったようだ。


ある女性から

「あんたみたいな男は最低、犬か豚以下だ」とののしられたというが、

それこそ男冥利に尽きる。


ボクも「サイテー(Suck!)」と何度言われたことか。


だが、晩年は男の孤独や高齢者の性を描いている。

誰しもが通る道である。


彼のように人生を謳歌し、全うしたいものだ。


ご冥福をお祈りします。

RIP(Rest in Peace)


といっても、天国で女をはべらせて遊んでいるだろうな。


(㊟ 一部朝日新聞の記事から抜粋)




【追記】

独白。


ボクもそろそろ作家としての道を歩もうか。

あまりゆっくりしてはいられない。


【蛇足】

だからといって、官能小説家になるわけではない。

それには圧倒的に経験不足、いや、ホント。



【蛇足2】

ボクのある作品を投稿したら、

卑猥な部分があると削除されてしまった経歴がある。


性描写は難しい。


渡辺淳一を師と崇め、性描写を真似てみたが、

足元にも及ばないのは言うまでもない。


真正面から性と愛を描くには、まだまだ修行が足りないということだろう。

もっと女を抱かなければ。joke!

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