タイ石油公社 カンボジアでの業務を拡大へ

　タイ石油公社（PTT）は、カンボジア、ラオス、フィリピン等でガソリンスタンドの開設等、積極展開を行う計画です。カンボジアにも現在16カ所のガソリンスタンドがありますが、今年中に6か所、5年以内に20カ所以上を開設したいとしています。小売りだけでなく、発電所や工場向けの国設販売にも積極的に取り組むとのことです。タイ石油公社では、ガソリンだけでなく、ガソリンスタンド併設のコンビニでの販売増にも大いに期待しているとのことです。
　カンボジアの経済発展につれてガソリンスタンド業界も成長を続けていますが、競争も激しくなってきているとのことです。国内資本の、テラ（Kampuchea Tela）やSokimex、フランス系のTotal等が市場で目立っています。
　タイ石油公社は、海上油田鉱区ブロックBの権利も保有していますが、まだ開発には至っていません。
　昨年前半は、ぎくしゃくした両国の関係でしたが、タイのインラック新政権発足以降、様々な分野での関係修復が進んでいるようです。


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