カンボジア経済

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2011年12 月の物価上昇率

2012年01月26日 | 経済
 国家統計庁から発表された2011年12月の物価上昇率(対前年同月比)は、4.9%の上昇となりました。11月と比べた12月の物価上昇はマイナス0.9 %でした。物価はじわりと上昇を続けていますが、物価上昇のピーク(7月の上昇率は7.1%、8月は6.4%、9月は6.7%、10月は5.2%、11月は5.7%)は過ぎつつあると考えられます。周辺諸国と比較しても、物価上昇率はまだそれほど高くありません。ベトナムの物価上昇率(対前年同月比)は、8月23.0%のピークをつけ、12月に至っても18.6%に高止まりしています。
 12月の物価上昇の理由としては、農産品等の国際マーケットでの価格上昇の影響があります。しかし前月比では値下がり傾向となっており、高値が続く豚肉も4.6%の下落です。プノンペンのレギュラーガソリン価格は5000~5400リエルで落ち着いてきていますが、ニューヨーク市場ではWTIが100ドルを突破してきており引き続き注意が必要です。
 国際通貨基金(IMF)は2011年の物価上昇率を5.7%と予測しています。



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