国家統計庁から発表された2012年12月の物価上昇率（対前年同月比）は、2.5％の上昇となりました。物価上昇率は、2012年5月以降、大幅に低下しています（2011年9月6.7％、10月5.2％、11月5.7％、12月4.9％、2012年1月5.8％、2月5.4％、3月5.4％、4月4.8％、5月2.2％、6月1.8％、7月1.3％、8月2.2％、9月1.4％、10月1.2％、11月1.4％）。なお、11月と比べると12月は±0.0％でした。
この結果、2012年の物価上昇率（年平均）は、3.0％となりました。
12月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は下落が続いています。中国はカンボジアの重要な輸入先であり、輸入品の価格安定はカンボジアの物価に好影響を与えていると分析されています。しかし、ニューヨーク市場での原油価格は、90ドル台後半に上昇してきており、今後の価格動向に注意が必要です。プノンペンのガソリン価格は5600リエル／リットルまで上昇してきています（写真は2月16日撮影）。
国際通貨基金（IMF）は、2013年の物価上昇率を4.4％と予測しています。世界銀行は5.0％、アジア開発銀行は4.5％と予測しています。
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この結果、2012年の物価上昇率（年平均）は、3.0％となりました。
12月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は下落が続いています。中国はカンボジアの重要な輸入先であり、輸入品の価格安定はカンボジアの物価に好影響を与えていると分析されています。しかし、ニューヨーク市場での原油価格は、90ドル台後半に上昇してきており、今後の価格動向に注意が必要です。プノンペンのガソリン価格は5600リエル／リットルまで上昇してきています（写真は2月16日撮影）。
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