カンボジア経済

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2016年01月11日 | 一般
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ANZ銀行のカンボジア経済予測

2016年01月11日 | 経済
 12月18日、ANZ銀行は、四半期ごとに発表している大メコン概観(Greater Mekong Outlook)を発表しました。
 カンボジアについては、2016年の経済成長率は7.2%とASEAN諸国の中で最高となると見ています。好調な縫製品輸出と不動産・建設セクターが経済を牽引すると分析しています。物価上昇は、2015年1.0%、2016年2.5%で問題ありません。貿易赤字も減少傾向にあるとしています。
 縫製品輸出については、アメリカとEUの経済回復を主要因として、引き続き好調を維持すると予測します。ただ、EUの経済減退、ライバル国との競争激化、賃金上昇等のコスト上昇圧力等を、ダウンサイドリスク要因と見ています。
 ASEAN経済共同体の成立は、カンボジアをサプライチェーンに更に組み込み、輸出増加、直接投資誘致にも好影響を与えると見られます。観光客数の伸びが鈍化している理由として、ドル化経済のカンボジアにとってドルの増価が周辺諸国からの観光客誘致に逆風となっているためと分析しています。
 懸念点として、2015年7月の民間信用が32.8%増と過去18カ月で最高の伸びに達していることをあげています。国際通貨基金(IMF)のIV条協議でも、金融の脆弱性の高まり、特に不動産・建設セクターへの貸付集中に警鐘を鳴らしていると指摘しています。


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