1月7日、世界銀行は、「世界経済の見通し（Global Economic Prospects）2016年1月版」を発表しました。カンボジアの成長率については、2015年6.9%、2016年6.9%、2017年6.8%、2018年6.8%と引き続き高成長が続くと予測しています。成長率予測は、前回（2015年6月版）からは変更ありませんでした。世界銀行では、カンボジア経済を下押しするリスクとして、農産物価格の低迷、ドル高やライバル国との競争激化による輸出への悪影響、中国からの観光客減少等をあげています。
周辺国の2016年の成長率は、ミャンマー7.8%、ラオス7.0%、中国6.7%、ベトナム6.6%、フィリピン6.4%等となっています。その他のアセアン諸国は、インドネシア5.3%、マレーシア4.5%。タイ2.0％となっており、カンボジアは高成長グループとなっています。全般には、アセアン諸国の好調に対し、中国経済の予想以上の落ち込みが影響を与えると懸念しています。
世界銀行 世界経済の見通し
http://www.worldbank.org/en/publication/global-economic-prospects
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周辺国の2016年の成長率は、ミャンマー7.8%、ラオス7.0%、中国6.7%、ベトナム6.6%、フィリピン6.4%等となっています。その他のアセアン諸国は、インドネシア5.3%、マレーシア4.5%。タイ2.0％となっており、カンボジアは高成長グループとなっています。全般には、アセアン諸国の好調に対し、中国経済の予想以上の落ち込みが影響を与えると懸念しています。
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