1月6日、シアヌークビル港湾公社とプノンペン港湾公社は、2015年の港湾取扱量について発表しました。
シアヌークビル港(写真上)では、2015年のコンテナ取扱量は対前年比17%増の39万TEUに達しました。貨物取扱量は19%増の370万トンでした。主要輸出品は、EU/米国向けの縫製品、コメ等でした。主要輸入品は、縫製品の原材料、建設資材、機械等でした。シアヌークビル港湾公社は、2016年中盤にカンボジア証券取引所への上場を目指すとしています。上場によって得られた資金等を活用して、コンテナ新港の開発に取り組みたいとしており、2020年までにコンテナ取扱い能力を70万TEUに引き上げることを目標としています。
プノンペン港の2015年のコンテナ取扱量は、対前年比8%増の14万4800TEUでした。つばさ橋の開通により、プノンペン~ホーチミン(カイメップ・チーバイ港等)の輸送で陸路との競争が激化しているとしています。このため、昨年のIPOによる資金等を活用して、コンテナクレーン等の荷役機械を拡充する等の効率化を進めるとともに、コンテナ取扱い能力を現在の15万TEUから2018年までに30万TEUに倍増させたいとしています。
カンボジアでは、経済成長率を上回る速度で輸出入が増加しており、輸送インフラの基幹である港湾の整備・拡充は待ったなしの状況です。十分に先を見越した計画に基づき、着実に整備・拡充を実施していく必要があるものと見られます。
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シアヌークビル港(写真上)では、2015年のコンテナ取扱量は対前年比17%増の39万TEUに達しました。貨物取扱量は19%増の370万トンでした。主要輸出品は、EU/米国向けの縫製品、コメ等でした。主要輸入品は、縫製品の原材料、建設資材、機械等でした。シアヌークビル港湾公社は、2016年中盤にカンボジア証券取引所への上場を目指すとしています。上場によって得られた資金等を活用して、コンテナ新港の開発に取り組みたいとしており、2020年までにコンテナ取扱い能力を70万TEUに引き上げることを目標としています。
プノンペン港の2015年のコンテナ取扱量は、対前年比8%増の14万4800TEUでした。つばさ橋の開通により、プノンペン~ホーチミン(カイメップ・チーバイ港等)の輸送で陸路との競争が激化しているとしています。このため、昨年のIPOによる資金等を活用して、コンテナクレーン等の荷役機械を拡充する等の効率化を進めるとともに、コンテナ取扱い能力を現在の15万TEUから2018年までに30万TEUに倍増させたいとしています。
カンボジアでは、経済成長率を上回る速度で輸出入が増加しており、輸送インフラの基幹である港湾の整備・拡充は待ったなしの状況です。十分に先を見越した計画に基づき、着実に整備・拡充を実施していく必要があるものと見られます。
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