11月5日、カンボジアの商業省は、輸出サービスセンター(ESC)を開所し、記念式典を開催しました。輸出サービスセンターは、カンボジア商業省が、オランダ外務省の外郭機関である開発途上国輸出促進センター(CBI)と協力して設立したものです。輸出サービスセンターは、商業省ビルの中に事務所を開設しています。
輸出サービスセンターは、カンボジア企業が国際競争力を有する輸出者となるために必要な支援を行うことを目的としています。具体的には、情報提供・市場調査、研修、ネットワーキング、企業毎に必要な支援等を実施するとのことです。
カンボジアの多くの企業、特に中小企業にとって、海外で市場を開拓したり、複雑な輸出手続きを行っていくことは、ハードルが高いと感じるのが実情です。市場調査や販売先の開拓、輸出先の状況に合わせた製品開発等を自社だけで行っていくことに尻込みする企業も多いものと見られます。
カンボジア政府では、これまでの縫製品に偏った輸出構造から、輸出品目の多様化、輸出先の多様化を達成していくことを目指しています。商業省による輸出サービスセンターの設立は、こうした政策課題への対応に重要な役割を果たすことが期待されます。
(写真は、輸出サービスセンターを視察するチャム・ニモル商業大臣。AKPより)
輸出サービスセンターのサイト(英文。クメール語もあります)
https://exportservicecenter.moc.gov.kh/en
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輸出サービスセンターは、カンボジア企業が国際競争力を有する輸出者となるために必要な支援を行うことを目的としています。具体的には、情報提供・市場調査、研修、ネットワーキング、企業毎に必要な支援等を実施するとのことです。
カンボジアの多くの企業、特に中小企業にとって、海外で市場を開拓したり、複雑な輸出手続きを行っていくことは、ハードルが高いと感じるのが実情です。市場調査や販売先の開拓、輸出先の状況に合わせた製品開発等を自社だけで行っていくことに尻込みする企業も多いものと見られます。
カンボジア政府では、これまでの縫製品に偏った輸出構造から、輸出品目の多様化、輸出先の多様化を達成していくことを目指しています。商業省による輸出サービスセンターの設立は、こうした政策課題への対応に重要な役割を果たすことが期待されます。
(写真は、輸出サービスセンターを視察するチャム・ニモル商業大臣。AKPより)
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