11月18日、日系企業のソラミツ社は、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行と協力して、カンボジアにおける金融包摂を促進するためにブロックチェーンを活用し、安全・簡単・迅速かつ無料の決済・送金を実現するトークン型のカンボジア国立銀行デジタル決済「バコン」を開発し、正式導入に向けたテスト運用を開始したと発表しました。「バコン」により、少額のリテール決済から高額の銀行間取引まで一貫してブロックチェーン化し、国家全体の決済アーキテクチャーの大幅な簡素化・低コスト化を実現できるとしています。
デジタル決済「バコン」は、本年7月18日に正式導入に向けたテスト運用を開始し、すでにカンボジア国内最大の商業銀行ACLEDA銀行を含む9つの銀行や決済事業者と接続して、数千人のアクティブユーザーが実際のお金を使って毎日送金や店舗での支払いを行っています。ブロックチェーンを活用した中央銀行デジタル決済の実用化としてはカンボジアが世界初であるとしています。
12月3日、日本経済新聞は「さらば銀行 マネーは片手の中 スマホ決済、アジア席巻」と題する記事を掲載し、「デジタル通貨はシステム障害やサイバーテロに遭うリスクも大きいが、カンボジア総合研究所の鈴木博最高経営責任者(CEO)は「しがらみが少ないから新しいことに挑戦できる」と話す。一方で携帯電話の保有は「1人1台」を超え、デジタル通貨が普及するための環境は整っている。」としています。
カンボジアのフィンテックは、急速に進展し始めており、先進国が一歩一歩進めてきたステップを一気に飛び越える「技術ジャンプ(蛙飛び)」の好例になるものと期待されます。
(写真は、新聞発表より)
ソラミツ社の発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000019078.html
日本経済新聞の記事
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5271247028112019TL1000?disablepcview=&s=3
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デジタル決済「バコン」は、本年7月18日に正式導入に向けたテスト運用を開始し、すでにカンボジア国内最大の商業銀行ACLEDA銀行を含む9つの銀行や決済事業者と接続して、数千人のアクティブユーザーが実際のお金を使って毎日送金や店舗での支払いを行っています。ブロックチェーンを活用した中央銀行デジタル決済の実用化としてはカンボジアが世界初であるとしています。
12月3日、日本経済新聞は「さらば銀行 マネーは片手の中 スマホ決済、アジア席巻」と題する記事を掲載し、「デジタル通貨はシステム障害やサイバーテロに遭うリスクも大きいが、カンボジア総合研究所の鈴木博最高経営責任者(CEO)は「しがらみが少ないから新しいことに挑戦できる」と話す。一方で携帯電話の保有は「1人1台」を超え、デジタル通貨が普及するための環境は整っている。」としています。
カンボジアのフィンテックは、急速に進展し始めており、先進国が一歩一歩進めてきたステップを一気に飛び越える「技術ジャンプ(蛙飛び)」の好例になるものと期待されます。
(写真は、新聞発表より)
ソラミツ社の発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000019078.html
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