3月16日、欧州議会は、イラン・チュニジア・カンボジアの人権侵害に関する非難決議を採択しました。カンボジアについては、拘束されている前野党党首ケム・ソッカ氏や野党関係者の即時・無条件の開放を求めています。更に、今年の総選挙の公平・公正・透明な実施を求めています。また、最近閉鎖されたラジオ局の復活を含めて、報道の自由を守ることも要求しました。カンボジアが応じない場合は、対象を限定した制裁を含む効果的な対策を実施するように欧州委員会に求めています。
カンボジア側は直ちに反発し、カンボジア国会は、欧州議会の決議を拒否する声明を発表しました。声明では、欧州議会の決議は、国連憲章で規定された内政不干渉の原則に反するもので、カンボジアの主権を犯している上、一方的なものであると批判しています。
欧州議会としては、総選挙前にカンボジアに釘を刺したかったものと見られます。なお、今回の決議については、賛成496票で採択されましたが、反対11票、棄権36票があったとのことです。
(写真は、カンボジア国会。とんがり屋根の建物。)
欧州議会の発表(英文です)
https://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20230310IPR77236/human-rights-breaches-in-iran-tunisia-and-cambodia
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カンボジア側は直ちに反発し、カンボジア国会は、欧州議会の決議を拒否する声明を発表しました。声明では、欧州議会の決議は、国連憲章で規定された内政不干渉の原則に反するもので、カンボジアの主権を犯している上、一方的なものであると批判しています。
欧州議会としては、総選挙前にカンボジアに釘を刺したかったものと見られます。なお、今回の決議については、賛成496票で採択されましたが、反対11票、棄権36票があったとのことです。
(写真は、カンボジア国会。とんがり屋根の建物。)
欧州議会の発表(英文です)
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