最近、悪徳な高利貸しが逮捕される事件があり、これを契機として、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)と国家警察は、無認可の高利貸しを利用しないように呼び掛けを強化しています。これらの業者は、カンボジアの金融法規の規制外で活動しており、借入人を多重債務等の危険にさらすだけでなく、カンボジアの金融システムにも悪影響を与えかねないとしています。これらの業者では、返済期間が1週間というような短期で、金利も認可機関の数倍の高金利を課す等、問題が大きいと指摘しています。また、最近は、SNSやネットを使って、甘言を弄して不当な貸付に誘導するような例もあると指摘しています。
最近公表されたシンガポール国立大学の調査によりますと、調査対象となった農村部では35%の世帯が、何らかの非公式金融の借り手となっていたとのことです。家族や近隣からの借入は利率も低いのですが、悪徳な高利貸しの例もあり、月利20%といった法外な金利を取られていた例もあった模様です。
農村部だけでなく都市部の低賃金労働者も金融リテラシーが不十分なことが多く、非公認高利貸しの被害に逢いやすいものと見られます。NBCでは、金融包摂を重要な政策としていますが、その基本となる金融リテラシーの向上にも取り組んでいきたいとしています。
(写真は、カンボジアの農村部。記事とは直接関係ありません)
カンボジア国立銀行のフィエスブック(クメール語です)
https://web.facebook.com/nationalbankofcambodiaofficial/posts/pfbid0rzHRr8Gxg5otqgnY22DBNfBTgHhqkwcMXccvreTpnLSznFneyvzcoRPLXt9oA7fQl
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最近公表されたシンガポール国立大学の調査によりますと、調査対象となった農村部では35%の世帯が、何らかの非公式金融の借り手となっていたとのことです。家族や近隣からの借入は利率も低いのですが、悪徳な高利貸しの例もあり、月利20%といった法外な金利を取られていた例もあった模様です。
農村部だけでなく都市部の低賃金労働者も金融リテラシーが不十分なことが多く、非公認高利貸しの被害に逢いやすいものと見られます。NBCでは、金融包摂を重要な政策としていますが、その基本となる金融リテラシーの向上にも取り組んでいきたいとしています。
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